少し前から娘が「たらった たーたー。たらった たーたー。」
ということがたびたびあるので、
何だか不思議なリズムだなあと思っていました。
それが、この間、庭先に来た土鳩を見て、
「たらった たーたー」
を言うので、
土鳩の声(「くるっくー」とか言いますかね)を娘は「たらった たーたー」と聞いているのだなということがわかりました。
そう言われると、そう聞こえる不思議。
少なくとも自分からは出てこない発想、面白かったです。
この間あるところで紹介された、ガードナーの「多重知能」の話を思い出しました。
↓こちらのPDFがわかりやすいです。
http://www.nichinoken.co.jp/pdf/seed/neco/manabi_17.pdf
IQのような単一の知能の指標ではなくて、
人の得手の部分で8つの知能があるとした理論のようです。
自分がどんなタイプかといったら、
おそらく内省とか言語とか、そんなタイプだろうし、
夫は私とはまた違い、博物学とかのタイプなのだろうと思います。
なんとなく娘は、私か夫の遺伝を引き継いで、どちらかのタイプに似ているのじゃないかなと思っていましたが、
「たらった たーたー」の一件を通して、
娘の場合、音楽やリズムのほうに相性がいいのかもしれないと思いました。
無意識のうちに、自分ができることは他者もできる、
自分ができないことは他者もできない、というように考えてしまいがちだけど、
やっぱり自分と他者は違うもの。
だからこそ難しさも生じるけれど、
誰かが、自分は持ってない力を持っている、ということは想像を超えたところにある希望なのかもな。と思いました。