昨日娘とお風呂に入った時、
「赤ちゃんにはなんで男の子と女の子がいるの?(・∀・)」と聞かれました。
近頃の娘、この手の「なんで」が、増えてきました。
ほんとだよね。なんで男の子と女の子がいるんだろうね。
以前書きましたが、私の場合、こういうときはちょっと矛先をずらして会話を続けることが多いです。
とは言いながら、娘からの疑問にがっつり組み合うのもいいなと思っていて、
そのうち、リビングに図鑑でも並べておいて、「どうしてだろうね?一緒に調べてみようか・・・(サッと本取りだす)」みたいなことを、やりたいなとは考えます。
でも今回はお風呂だったし、染色体がうんぬん・・・という話もできないし(;´∀`)
そのままおしゃべりを楽しんじゃいました。
「赤ちゃんってさ、男の子と女の子がいるんだよね。ママのおなかにいるときから、男の子、女の子って決まってたんだよ~」
と返しました。
続けて娘に、「あなたはさー、どうしてママのおなかに来たの?」とも聞いてみました。
この質問!いつかしてみたかったんです。(^。^)
今、明かされる胎内記憶。
ドキドキしながら答えを待ってみました。
そのときの会話。
私「どうして来たの?」
娘「生まれて?」
私「うん」
娘「だって、ママがかわいかったからだよ」
とのことでした…。
なんか、ガツンと殴られたような気がしてしまいました。
かわいかったからなんて。
想像を絶する答えでした。
びっくりした。震えました。
このときのやりとりの少し前だって、私ぷりぷりしながら娘に、
ご飯ちゃんと食べなきゃダメじゃん!
スープの野菜も食べてよ!うんち出なくなっちゃうよ!
ご飯食べないでおやつ食べたいとか言っちゃダメなんだよ…!(-""-)
とかって、イライラしながらなんとかご飯食べさせた後だったのに、
そんな母を、かわいいと形容するんだ・・・。
ちなみに、私と”かわいげ”というのはもっとも無縁です。
もっとかわいげがあれば人生、生きやすかった場面もあろうに、
意地張って頑固を押し通して苦しんだなあ、と思うことが多いです。
それなのに、こんな母を「かわいい」と言えるんだ!と思ったら、驚愕です。
どんな偉大な存在に遣わされて、この言葉を私に伝えに来たんだろう娘は。
日々の生活の中で、割り切れない気持ちや、もやもやが去来して拭い去れないように思うこともたくさんあって、
なんでこうなったかな、ほんとにこうするよりほかになかったのかな、
とどのつまりは自分が弱いからなんじゃないかな・・・と自分を追い込んで暗い思考になることがあるんですが、
なんか、「ママがかわいかったからだよ」。
を聞いたら、
もうすべてどうだっていいじゃん!という気持ちになってきた。
私は人にどう思われているか、人と比べてどうかとか、評価がすごく気になる人間で、
くよくよ思い悩むことが多いです。
でも、息子が生まれて4人家族になってから、
あ、私の人生、ここにたどり着いたんだなと、ようやく落ち着いて思うことが増えてきたように思います。
さらに、自分が産んだこんな小さい娘から、「ママがかわいかったからだよ」なんて、こんな言葉を人生でかけてもらえるなんて、
”人生のモトはもうとれたんじゃないか(;O;)”、という気にさえなりました。
この言葉をもらったことを忘れないでいたら、これからも自分のことを受け入れていけそう。
ちょっと話は逸れますが、
人からどう思われているかが気になって苦しくなるときには、
「言いたい人には言わせておきましょうよ」という言葉も好きです。
これはこの本↓から。
娘の出産から復職するときに入手して、それ以来、
仕事のメール書くときによく引っ張りだしたなあ(;^ω^)
- 作者: 話題の達人倶楽部
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「言いたい人には言わせておきましょうよ」の、
「~ましょうよ」が秀逸なんだなあ。同じ側からモノを言ってる感が。