明日も暮らす。

明日も暮らす。

シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。 2013年に娘を、2016年に息子を出産した2児の母。 教育関係の仕事に就いていましたが、現在は専業主婦です。

吉本ばなな『毎日っていいな』は、「毎日っていいな」と思わせてくれる本でした。

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本は好きだったはずなのに、最近はあまりにも本を読めなくなってしまって、本が好き、と言いづらくなってる梅つま子です。

 

年末に手を出した本、読み終わるのに相当時間がかかってしまいました。

吉本ばなな『毎日っていいな』 を読みました。

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私にとってこの方の本といえば『TUGUMI』や『キッチン』で、今はほとんど読み返すことはないけど、手放せなくてずっと本棚に置いてあります。

ちょっとしたお守りのような。

 

他方、『人生って?』は、実用書として時々読み返します。

この記事に書きました↓

■今年も作りました。ヘクセンハウスは義母との恒例行事です。■

 

この本は、心の状態にぴったり寄り添って押し付けがましくなく、でもバサッということはいってくれるのが気持ちいいのよな…。

 

よしもと ばなな 幻冬舎 2011-08-04
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今回読んだ『毎日っていいな』は、お母さんとしての吉本ばななさんの声がたくさん出てて、それがよかったです。

 

そしてもう私は何を読んでも、自分が仕事を辞めたこと、そして母親としての自分を探すのに苦労してること、とこの二つと絡めずして読めないみたいだなあと実感しました。

そういうところばかりに目が行くんですね。

 

そんなわけで私がご紹介できるのは、そういう点から心に響いたところですが、3箇所ほど引用して紹介しますね。

なお、太字やアンダーラインは、引用者(梅つま子)によるものです。

 

どんなことにも魔法がかかる

 ご飯を作るのはどちらかといえば苦手なので、この箇所は全面的に共感でした。

私の周りには料理研究家やシェフが多くて、彼らがお子さんに作る豪華な遠足弁当の話なんて聞くとうらやましく、私がその家の子になりたいくらい。

うちの子には申し訳なかったなあと思う。

見栄えのするご飯やお弁当が作れたらいいのにねー、すまんね、とは私も思っています。

で、この文章、こうやって続くんです。

ここに光がある!

でも晩ごはんの残りものにちょっと手を加えただけのお弁当でもうちの味だし、素材はみんな毎日お母さんが吟味して選んだものだから安心だし、まあいいじゃないかと思うようにしている。

いちばんよかったのは、あんなに大嫌いだったことが少し好きになったという大きな変化を自分の中に見たこと。

適した時期、方法、工夫があれば、どんなことにも魔法がかかり、良いリズムができることを知ったことだ。(p.73) 

私もなんだかんだキッチンには立ち続けるし、自分なりものではあるけど、工夫をしようとしてることや、そのこと自体が楽しいこと。

自分のことながら、それは認めたい!

「適した時期、方法、工夫があれば、どんなことにも魔法がかかる」って、いい言葉だな。

自分にも、子どもたちにも、魔法がかかる。

そうだ、私のダイエット、魔法かからないかな、今すぐ(よこしま)。

 

計画的でない人生の救い

 「赤ちゃんがここにいる、さあ仕事ストップ!」というふうにならなかったのは、私が漠然とたててしまっていた「子どものいない人生」「仕事中心の人生」のレールを修正することがすぐにはできなかったんだと思う。

バカみたいだけど、そんなしょうがない自分を「よしよし」と愛おしく思う。

そう思えることが、計画的でない人生の救いではないかと思うのだ。(p.96)

私は人生のレールを修正することができてなくてまさに苦しんでる気がします。

そして私はあまり自分のことを「よしよし」と思えてる自覚はないので、自分へのまなざしが冷ややかなのかしら(自分に甘い割には、、、)とちょっと反省します。

…がんばろ。

なぜなら今年の目標は、「自分を大切に、笑顔でいる」なので。

■2018年の目標。「衣・食・住、ことば、こころ・からだ、人、お金」をテーマに細分化。■

 

勝手にしみこむ

家族の顔を思い浮かべながら楽しく作ったものが、家族の力にならないはずがない。

たとえ眠そうにもそもそ食べていても、疲れていて上の空でも、栄養バランスとかていねいな味つけとかは勝手に彼らに(そして自分に)しみこんでいくのである。(p.146)

ご飯を作ることは、気負わずに、適宜力と手を抜くつもりだけど、でもこれからもやり続けよう。

勝手にしみこむからこそ、毎日っていいのかもね。

 

いい本でした、どうもありがとう。

 

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