明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

お姉さん記念日…?

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細かい育児記録を付けていたわけではないのですが、

2015年1月ごろ、つまり娘が1歳半になった頃から、

”あれ、子どものお世話ってこんなに大変だったっけ”

”俗に言うイヤイヤ期の始まりか…?”

と感じることが増えてきました。

娘の、外出先で手が付けられなくなる姿を見たり、大人に向かって勝気に向かっていく面を見たり。

どちらかというと空気を読む子どもだった私としては、娘の気持ちがわからず、

”どうしたもんだ…”

と思うことが多々ありました。

 

先日、保育士の方とお話しする機会がありました。

0歳の時から娘を知ってくださっている方だという気安さもあり、

「先生、うちの子、ちょっと自由人すぎやしませんかね…」

と相談するでもなくお話してみました。

 

そうすると、

「**ちゃんがパパとママの愛情をたっぷり受けていることよくわかりますよ!」

とお話ししてくれました。

 

「両親の愛情を受けて育った子は、昔でいう不良みたいになっても、戻ってくるし、

**ちゃんは素直で、言葉もよくわかっているし、誰にどこまで甘えられるか、よーくわかっていて賢いですよ。」

とのことでした。

この辺りで涙腺崩壊気味になりましたが、

 

「ただ…わかりやすい言葉でいうと、ちょっとわがままなところがあるかもしれませんね。」

 

( ゚Д゚)わがまま!

 

わがまま…わがまま…がーん。

 

だよね、誰がどう見てもわがままなところがあるし。という納得と、

私は、我が子をわがままに育ててしまっているのか…という悔恨と、

でも、私を思いやってくれる優しいところだってある…!という反発と。

様々な思いが一瞬で去来しました。

 

顔に出ていたのか、そんな私を察して、慌てて、

「ざっくばらんにお話ししようと思ったら、傷つけちゃったかしら…」

と気遣っていただきましたが、

あとから思うと、はっきり言っていただけて良かったように思いました。

 

だってやっぱり、わがままだもんなー。

そして、わがままということは、自分の希望をストレートに表せているということで、悪い面だけではないのかもしれない。

もちろん、わがままじゃない2歳児だっていると思うけれど、

わがままさと、娘のいいところはきっとコインの両面のはず。

そして、これからは我慢することも少しずつ教えていこうと思えました。

もうすぐ下の子も生まれるわけだし、気持ちに添えないことは絶対に出てくる。

彼女にとっての大きな環境の変化に、どうなるかドキドキしますが、

それを含めて人格形成をしていくんだなと。引き受けなければ、という気持ちになれました。

 

ずいぶん昔のことですが、

大学生の時に、ある先生を囲んだ飲み会がありました。

その時に、ずいぶん先生がご家庭の内情をお話しくださったことがありました。

先生には既に2人の男のお子さんがいらっしゃって、

先生はもう一人、女のお子さんがほしいと思ったのだそうです。

気の早いことに、女の子のお名前まで考えついたそうで。

そこで奥様にそのように伝えたところ、

大変な反発を受け、「私は嫌よ!今ここに3歳の子を連れてきてくれるなら、育てる。でも3歳まで育てるのはもうたくさん」

みたいなことをおっしゃった、というエピソードでした。

このお話を聞いて以来、

”3歳までの子育てはとっても大変なんだな…”

というイメージが強烈に私の胸に刻まれました。

 

魔の2歳のあとは悪魔の3歳が来るとも言われていますが…。

娘の3歳まであとひと月を切ったので、一区切りになる!と思っています(*´ω`)

 

そんな娘との、とある一日。

とっても穏やかに過ごせた日がありました。

例のフェルトの名札を作っていた日でした。

umet.hatenadiary.jp

私がチクチクやっている間、

子ども部屋からリビングにおもちゃを運び込んで、

ぬいぐるみのパンダを患者に、出張病院を営んでおりました。

 

終始ご機嫌だったのですが、

その理由、思い当たるのは一つありました。

ワンピースを着たのです。

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おさがりでいただいたものです。

ノースリーブにふわふわのスカートで、

夏らしくて女の子らしさ全開でかわいいのですが、腕も足も、「蚊、カモーン!」なデザインです。

娘は蚊から確実にロックオンされるため、普段は着せないのですが、

「これが着たい(・∀・)」といそいそと選んできたので、

今日は家にいるし、いいかと思って着せると、

てきめんにその気になったようです。

自分のことを「おねえさんなの('∀')」と言いました。

普段は断固として「赤ちゃんなの!(・へ・)」と言い張るのに、

衣装の力はスゴイ…。

なんだか”お姉さん記念日”と呼びたくなるような感動でした。

昨年末から「赤ちゃんなの!」が収まらない自称赤ちゃんが、とうとうお姉さんになる日がやって来たのか~。

 

「じゃあ、お姉さんなら、パンツもお姉さんにしてみる?」

と布パンツにしてみましたが、

何度トイレに誘っても「でない」と言っていた矢先、

「あ…」と、もれてしまいました。

そう簡単に何もかもお姉さんとはいかないですよね。

 

そして翌日は「赤ちゃんなの~。ぶばぶばー。」と言っておりました。やっぱり。

3歩進んで2歩下がるペースかな。

ゆっくりお姉さんになっておくれ。

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© 梅つま子