明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

稽留流産手術から1年。

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珍しく、棚を掃除していたら、1つのクリアファイルが出てきました。

「12月」という文字が見えていたので「?」と思って引っ張りだしてみると、

昨年受けた稽留流産の手術の同意書でした。

 

あれから1年か…。

 

10月に妊娠がわかって、

11月に母子手帳を入手するものの、赤ちゃんが大きくなっていないことを告げられ、

12月に手術をしたんだった。

 

当時、つわりもしっかりあったので、流産になるというのは不意打ちでした。

この流れ、今思い出してもつらかった~。

赤ちゃんを産むための入院だったら頑張ってするけど、赤ちゃんを産むための入院、手術じゃない、というのが悲しくてしょうがなかったな。

 

私はあまり積極的に占いを信じているタイプではないのですが、

先日家に遊びに来てくれたお友達が、ちょっと占いをしてくれて、

「娘ちゃんはママに刺激をくれるタイプで、息子ちゃんとママは欠けているものを補い合える関係かな」

と言ってくれたのですが、はあーなるほど!と納得しました。

このところ考えていたことと一致していたからです。

まだまだ3歳と0歳の子どもたちとの関係はもちろん占いだけでは読みきれないものがあるとは思うのですが、

確かに、今に至るまで娘は刺激をくれ続けたなあと思うところが、あります。

 

娘がおなかにいたときからずっとフルタイムで働いていましたが、

体の調子もよくて、娘は、私のやりたいようにつきあってくれた存在といえる気がします。

結構遅くまで仕事していたけど、無事に生まれてくれてありがたいことでした。

働くことと子どもを持つこと、どちらかをあきらめる必要はないよ、と言ってくれた友達もいましたが、その言葉通りに、自分があきらめずに、思うように働けたのは、娘が同伴してくれたからかもしれないです。

外に行くのが好きでいろんなところに行きたがる娘のおかげで、インドア派の私も出かけて娘と一緒にいろんなものを見たり、経験したりすることができて、存在そのものがまさに刺激です。

 

そして、息子は、彼がおなかに来てくれたことが、自分の人生における働き方をいったん清算する機会になりました。フルタイムの仕事をいったん辞めることにしよう、家族としっかり向きあってみようと、自分の意志で、内発的に思えたのは、息子の手助けも大きかった気がします。自分ひとりでは下せない決断だったと思うので。

 

なので、娘は私にとって、挑戦させてくれる、あるいは挑戦することを可能にしてくれる存在で、

息子は私にとって、自分の環境を整えさせてくれる存在のように思えます。今のところは。

 

手術になった1年前は本当にがっかりしていたけれど、思いのほか早く、生理再開から妊娠して、

息子が傍らに寝ている今があります。

昨年入院した私に、「1年後には赤ちゃん生まれてるよ!がんばれ~!」と声をかけたい気分です。

 

幸せだね。ありがたいね。

 

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© 梅つま子