明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

どういう子に育てたいか。私が望むたった一つのこと。

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退職することに決めた時、情けないことに、

「保育園退園になる。どうしよう・・・。」

ということがまず初めに頭をよぎったのでした。

 

生後7か月からお世話になっていた保育園を退園になることが恐怖でした。

そのくらい、私は、子どもと向き合うことに覚悟ができてなかったと思います。

私はもうすでに30代になっていたのに。

やっとおなかに来てくれた子なのに。

情けない。

 

もし、明日が”最後の日”だったら、

迷わず、娘や息子と一緒に家族で過ごすことを望むのに、

1日べったり子どもといることに、しんどいだとかめんどくさいだとかのネガティブな気持ちも一緒にくっついてくるのはどういうことなんだろう。

 

突き詰めて考えると、「そのほうが自分が楽だから」、

保育園に行っててほしいんじゃないのか。

だから、

保育園がだめなら、幼稚園!と思ったし、

近所に3歳児から預かってくれる幼稚園がなくて、がっかり…、を通り越して愕然としました。

ちまたでは2歳でプレとか行ってんのに、

3歳児受け入れてくれないなんてどういうことー・・・と。(-"-)

 

でも、別に幼稚園は義務教育ではないので、

幼稚園に全く通わないで小学校に行く、ということもできるわけですね。

 

先日の記事に書いた通り、我が家は、3歳の娘を、2年制の幼稚園に通わせることに決めました。

 

umet.hatenadiary.jp

 

今、ようやく、

後付けでにせよ何にせよ、

2年制の幼稚園に娘を通わせること、しばらく2人の子を過程で育児することについて、

我が家なりの、というより私なりの意味付けを考えてみようと思いました。

 

娘をどんな子に育てたいか、

夫と、話してみました。

夫は、挨拶と礼儀をしっかり教えてあげたいそうです。

生きていくうえでとても大事なことだと。

私はそれにとても共感しますが、

私自身は、どうだろう。何を娘に望むんだろう・・・。

 

一日考えてみて、思いついたのは、こういうことでした。

 

娘には、

愛し愛されて生きてほしい

そのためには、

自分で自分のことを愛して、大事にできる人になってほしい


 

いつでも愛されてる、というメッセージを受け取れて、

大事にされて守ってもらえる場所は、家庭しかないと思う。

 

学校でも社会でも、刺激を受けることはいつでもどこでもできる。

どうぞせっせと、たくさんのことを学んだり、出かけて見聞を広めたり、

おいしいものを食べたりしてね、と思います。

でもその過程では、おそらく、傷ついたりつらいこともある。

そのたびに、それを癒す場所は、この家であってほしい。

 

その原体験として、幼い彼女に、家庭の中でたっぷり愛情を与えて育てたい、と思い至りました。

 

もちろん3年制の幼稚園に通ったって、家族の愛情を与える時間はじゅうぶんあると思う。

そして、私が娘を通わせようと思っている幼稚園がもし3年制だったら、飛びつくように次の4月から通わせていたと思う・・・。


 

でも、と気持ちを奮い立たせて思う。

どうぜ小学校に上がれば、細切れの時間のなかで、チャイムに区切られた生活を送るようになるわけなんだから、

幼稚園に上がる前の時間くらい、何にも区切られない時間の流れの中で、

時にはアクティブに、時にはゆっくりと。

時にはまっすぐに、時には迷いながら毎日生活してみる。

明日も明後日も、ずっとママがいる生活を送ってもらおう。

 

たぶん私は、ときには鬼の形相で怒鳴ったり、しんどくて泣いたりするかもしれない。

笑っているだけの母じゃないけど、怒ってるときもずっと娘を愛してるということを、

知ってもらおう。

 

ネックは、4歳にもなると、お友達との関係も大事になること。

これは・・・おなじみの保育園のお友達と、週末に一緒に遊ぶ時間をつくるとか、

子ども支援センターみたいなところで、気の合うお友達ができるか、

通う予定の幼稚園のイベントに行くか。

何か考えないといけないなと思います。

 

いずれにせよ、もう船は出航したようなもんです。

自分なりに、夫と相談して、これがベストだと思ったんだからこれで行ってみよう!

 

幼稚園に入園するまでの時間は、試行錯誤しながら娘を愛する時間なんだ。

とりあえずやってみるんだ!と心が決まりました。

 ちょっと怖いけど。だって長いから(;´Д`)

 

3歳~4歳。おそらく大人になっても、この時期の記憶は少しは残るかな。

どんな時代として、娘は心にとどめるのでしょう。

未来の娘に聞いてみる日を、今は楽しみにしたいと思います。

 

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© 梅つま子