明日も暮らす。

明日も暮らす。

シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

ハイハイレースにコスプレ。昔は抵抗があったけど、今はなんとも思わないもの。

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独身だった頃や子どもがいなかった頃、

小さい子を持つ親に対して、私は結構、厳しいまなざしを向けていた気がします。

「それってどうなの」と抵抗を持つ対象がけっこうありました。

 

今、2児の母になってみると、そうしたもののほとんどは、

「別にいいじゃん?」とか「その人の自由じゃないかなー」、

「必要だったらオッケーでしょ!」になり、

むしろ「うちもやりたい!/ほしい!」になるなど、

どんどん加速度的に、抵抗感が消えてなくなり、

よくいえば寛容な方向に変化していったように思います。

たとえば、以下のようなものです。

 

ベビーサークル

子どもを隔離しているみたい、檻みたい、と思ってたことがありました。

時は流れ、今は、我が家も導入を検討しているし。

umet.hatenadiary.jp

ベビーサークルといえば、忘れられない話が。

仲のいい友人は、今でこそ大変落ち着いた公務員ですが、

赤子の頃はやんちゃな子だったそうで。

暴れる彼女を避けるため、

お母様がベビーサークルの中に避難してお茶を飲んでいたそうです。

彼女の結婚式でそんな逸話が披露されました。

 

そんな使い方もあるのか!ベビーサークル。

 

ハーネス

子どもを犬みたいにつなぐなんて…、という意見を読んだことがあります。

かくいう私も、数年前、初めて見たときは、「何だアレはっ?!」と思いました。

時は流れ、自分も子どもを持ち、

子どもがいかに親の隙をつき、急に飛び出すかということを知った今、

必要だと思う親の気持ちがよくわかるようになりました。

娘のときは使わなかったけど、

あのとき車があと数メートル早かったら…とひやりとした場面がありました。

数ヵ月後、歩くようになった息子の様子しだいでは、我が家でも必要性が高まるかも。

こういうの、買うかもしれないなあ。

 

ハイハイレース

赤ちゃん自身がハイハイレースに出場することを希望するわけでもないのに…と思っていました、昔は。

今はぜんぜんそうは思わない。

ハイハイするのなんて人生のほんの一時なんだから、

そのときを愛でてもいいじゃないか。

ハイハイする赤ちゃんたちが同じ場に集ったら、それだけで愛らしいではないか。

まだ公園で歩き回れない月齢、

ただでさえ、家にこもりがちになる、赤ん坊の育児。

生後数ヶ月の赤ちゃんとその周りの大人で楽しめるイベントは歓迎したい!

 

実は、娘はハイハイレースに出たことがあります。

さらには、優勝しました。

娘は歩き出すのが早いほうではなくて、レース出場当時、1歳2ヶ月くらいでした。

他の出場選手(?)は、生後8ヶ月とか9ヶ月の赤ちゃんたち。

月齢が進んでる分、体力があるんだからそりゃ優勝するよ…。

20人くらいの赤ちゃんの中でぶっちぎりでした。

なんと、賞金(ギフト券)が出て、娘は、ファーストシューズを自分の稼ぎで買ったのでした。

 

コスプレ

ディズニーだとか、ハロウィンだとか。

いつもとちょっと違う服装で楽しんだっていいじゃないかー!

コスプレどうなのって思ってた私が、まさか自分で作るようになっちゃったよ。

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…今や、ええじゃないか祭です。

そりゃもちろん、周りに迷惑をかけたり、なんでもアリにした結果、常識知らずに育ててしまったらまずいけど。

子どもを危険から守るために、

子どもと一緒に楽しむために、

モノやイベントの力を借りたっていいじゃないか、って思っています。

 

 

自分自身は育っていく過程で、コスプレみたいな服を着たこともないし、

ベビーサークルもハーネスも使って(使われて?)なくて、

ハイハイレースも、たぶん昔はそんなイベント自体がなくて。

こういうのに縁遠く育ってきました。

育ててもらう側(子ども)から、育てる側(親)になるのは、

単なる立場の転換じゃなくて、

何か文化的にも違うところに突入した感じです。

自分も変わったけど、それだけでなくて、

私が生まれ育ったときとは、社会も変わった。

 

 

自分に目を向ければ、

子育てするようになって、少しは柔軟な自分になった、と言っていいのかな?

子どもと一緒だからこそ、おそるおそる、新しいものを試せるようになりました。

自分の変化を、私は結構気に入ってます。

 

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