しばらく前から、ゆるーく断捨離に取り組んでいます。
この間処分したのはこちらの2点。
ちょっとだけ大物でした。
1.バスチェア
娘のときは結構お世話になったのですが、
息子は使わなくてもよさそう。
彼は体に水がかかってもあまり気にしないようで、
私が体を洗っているときも、ひとりでお風呂の床で遊んでいます。^^;
ベビーバスチェアはとにかくかさばって置き場がないし、洗うのも面倒。
お風呂場に放置しようものなら、すぐに汚れが…;;
2歳くらいまでは使えるデザインのようですが、
見切り発進で、もう処分を決めました。
2.サーキュレーター
冷房効率を上げるために使おうと思って数年前に買いました。
この構造、隙間から、羽の部分に指を突っ込めちゃうんですよね。
ちびっ子がいる家庭に置くにはちょっと危ない。
部屋干しの日、洗濯物を早く乾かすために使ったりもしていましたが、
使わなくてもあまり乾く速度が変わらないような気がしました。
うん、処分決定。
そんなわけで、この2点を近所のリサイクルショップに持ち込んでみました。
結果!聞いてくださいよ。いくらだったと思います?
ってタイトル見ればわかるのですが、
それぞれ、100円でしたー!
きれいにパーツひとつひとつ洗った私の手間って、時給いくら?^^;
帰り道、自転車をこぎながら、しばし、一人脳内会議。
汚れたまま捨てるのが一番シンプルでよかったかなあ?
あるいは、メルカリで売ったほうがよかった?
メルカリだったら、さすがに、100円よりは多い儲けが出ると思う。
一人で突っ込んだり、反論したりした結果、
「それでもリサイクルショップに持ち込むメリットはある」と思ったので、その理由を書いてみようと思います。
1.まだ使えるものを捨てた罪悪感から逃れられる
私にとって一番大きいのはこれです。
捨てるの、得意じゃないんです。
ごみとして出してしまうのが手っ取り早いのはわかっています。
でもね、心が痛むんです。
まだ一応、使えるものだから。
リサイクルショップに持ち込んだことで、必要としている人の手に渡る可能性を残せたことで、心の満足があります。
もしかしたらリサイクルショップで、長いこと買い手がつかなくて、
最終的には処分されちゃうことになるかもしれない。
でも、処分の決定を下す責任から逃れることができて、気持ちが楽です。
罪悪感を肩代わりしてもらったうえに、さらに100円もらえる、と思ったら、
うん、それで充分な気がします。
2.すぐ手放せる
上記のとおり、ごみに出してしまう、という選択肢を性格上選びにくい私。
リサイクルショップにさえ持ち込み、引き取ってもらえれば、スッキリ手放せます!
メルカリに出したとして、買い手が、いつ現れるか。
買い手が現れるまで部屋においておかなければならないというのは、
こうした大物に関しては特に、結構な心理的負担があります。
よしんば買い手が現れたとしても、かさばる品物。発送の手間も大きいです。
郵便局やコンビニに持ち込む?持ち込むとしたら、いつ?
自転車のかごに納まるか?子どもを連れて行けるか?
子どもを連れて行くのは大変だから、夫が在宅している時間を調べて、その間に私だけぱっと行ってきちゃう?
それとも、集荷に来てもらうほうが楽かな?集荷に来てもらうにしても、いつ?
外出している時間や、食事やお風呂の時間は避けたい…。
…考えることが、多すぎなんです。
さらには、メルカリ出品時に「やや汚れあり」のカテゴリにならざるを得ないこういう中古品を、喜んでもらえるのかはちょっとドキドキです。
見落としてしまっていた汚れがあったら、不愉快な思いにさせちゃうかも。
出たとしても数百円の儲け。
そのために、配送の手間や負担、受け取り評価がどうなるか、まさか返品は困るな…のハラハラドキドキを受け入れるか?
私の場合、それはちょっとヤダ。
メルカリに出品するのは、まずまず喜んでもらえるだろうなと思える状態のものに限っておくのが、精神衛生上いいです。
3.たかが100円、されど100円。
100円にしかならなかったけど、
何もしなければ100円さえ生み出すことができないんです。
専業主婦の働きは年収にして300万以上なんていうけど、
その話を聞くたびに私は何だかむなしい。
働きとしてはそれくらいの価値があるかもしれないけど、
何もしなかったら、金銭としては1円だって入ってこないのが現実。
別にこの100円で何をしようって訳じゃないけど、でもチリも積もれば山となる。
続けたら、月にコーヒー1杯分くらいになるかも。
お金を手にするって大変なことなんだ、ということを感じ続けているためにも、
安くてもリサイクルショップへ持っていく、という行動は、
私は嫌いじゃないかもです。今のところ。
断捨離をしていて、
「これはもう使わない」と決めたものたち。
全部ごみ!ごみの日に捨てる!、ということにしないのであれば、
何を捨て、何をメルカリで売り、何をリサイクルショップに持っていくかを判断することになります。
私はこの春メルカリデビューしたばかりなのもあり、
値段をつけるのが結構難しいです。
後からトラブルになるのは絶対に避けたい。
そういう気持ちを持っている私にとって、リサイクルショップはとてもありがたい存在です。
なぜなら、自分が使っていたものの価値を、適正に判断するのは難しいんです。
特に、愛着があったものなんかは、高く評価してしまいがち。
ちなみに、今回リサイクルショップに持っていったベビーバスチェアに関しては、
4000円くらいで購入しました。
結構きれいに使っていたし、中古とはいえ、1000円くらいの価値はあるのでは?と思っていました。
ところが後日、同じリサイクルショップをのぞいたら、
私が持ち込んだと思しきバスチェアが、480円で売られていました!
あ、そんなもの?^^;
と拍子抜け。
480円で売るものなら、まあ、そうか、私に来るお金は100円くらいにしかならないか…。
間に業者が入ってくれる安心感は大きいです。
消費者の心理では、1000円払ったら1000円の価値が欲しいもの。
メルカリでは、顔の見えないやり取りになります。
お譲りした先で、「こんなのに1000円支払っちゃったのか~;;」と思われるのは悲しいです。
メルカリにしたって、大きなお金をかせぐためにやっているわけではないので。
後くされのなさを大事にしたい私。
持ち込みさえすれば即座に引き取ってくれて、いくばくかのお金がもらえる、
リサイクルショップは、やっぱりありがたい存在です。