娘の誕生日を数日後に控えたある日、
私の母と姉(娘から見ると、おばあちゃんと伯母)が、娘の誕生日を祝ってくれました。
誕生日プレゼントに、娘の好きなものを買ってあげる、と、私の姉。
姉が娘に「何がいいの?考えておいてね」と聞くと、
娘は「アンパンマンのおもちゃがいい!」とのこと。
私の気持ちを正直に言いますと、
”えーっ?アンパンマンにするの?”、
でした。
もう4歳になるのに、アンパンマン?
どうせならプリンセスのほうが、長く遊べるんじゃないの?
さらに言うなら、もっと知育っぽいほうがいいのでは。
ブロックとかさ。パズル的なものとか。
↓娘が選んだのはこれでした。
「いらっしゃいませ! ジャムおじさんのやきたてパン工場 」。
対象年齢、3歳からのおもちゃ。
いつも、できれば対象年齢の下限ぎりぎりのものを選びたい私。
自分からは積極的に選ばないおもちゃでした。^^;
私と姉のLINEのやりとり。
私「母としては…どうせおもちゃなら知育系の、レゴとか、長く使えるのがいいと思うんだけど、本人の今の興味関心でいうと、そういうのはあんまりぴんとこないみたいなんだよね…。」
姉「本人に聞けばそうなるよね。なるべく意に沿うよう考えます!」
そして、この日、
姉が娘をおもちゃ屋さんに連れ出してくれて、
娘が「いらっしゃいませ! ジャムおじさんのやきたてパン工場 」を選んだというわけです。
実家でおもちゃを箱から出すや否や、食いつく食いつく。
熱中しすぎて、足ひでえことになってる。
後からわかったのですが、このおもちゃ、ベストセラーみたいです。
だいぶリアルに作られたパン、
かまどにレジスター、ドリンクバーまでついています。
音が出たり、ボタンを押したり、いろんなギミックがあって、
大人からみても、面白いおもちゃでした。
そして、実家ではケーキ@コージーコーナーも用意してくれていました。
おばあちゃんによる、衣装直し。
おばあちゃんに「このままだとちょっと地味よー」と言われながら、
ピンクのネックレスをつけてもらいました^^;
そして、それはそれは楽しそうに、ろうそくを吹き消してました。
アンパンマンのパン工場を家に持ち帰って、さらに遊ぶ。
とっても楽しい時間を過ごしました。
あまりにもアンパンマンに食いつくもので、
私は少し反省しました。
いつも娘に与えるおもちゃは、教育的な意味とか、長く使えるとか弟も楽しめるものとか、私の気持ちが先走って、娘の気持ちを置いてけぼりにしていたかも。
4歳になるけど、まだアンパンマンのおもちゃが好き。
それだっていいじゃないかー。
成長するのを急ぐ必要はない。
どうせいつかはアンパンマンで遊ぶ時代は過ぎてしまうんだから、
大人があせって追い立てなくてもいいか。
そんなことを感じた、娘の誕生祝い@実家でした。