おはようございます。梅つま子です。
今日は、昨日起こった小さな事件を、つれづれに書きますね!
実は昨日から、このことを今日はブログに書こうと意気込んでいたのです(笑)↓
駐輪場で知らないオバチャンに舌打ちされたっ。舌打ちされるいわれはないぞ。もやもやするからこれについていろいろ考えて明日のブログに書くっ!
— 梅つま子@はてなブログ (@umetsumako) 2018年2月24日
題して、舌打ちオバサン事件。
スーパーの駐輪場に自転車をとめて、買い物をし終わって、いざ自転車に乗って帰ろう、と、スーパーの出口から出てくると。
私の自転車の真後ろに、オバサンがいました。
ニット帽をかぶったオバサン(おそらく60代)は、いかにも「そこにとめたい(=早く自転車をどけろ)」然として、オバサンの自転車のハンドルを握って、待ち構えているではないですか。
じっと私の自転車を見つめながら…。
えっと、そこにとめなくても、たくさん駐輪スペースは空いているのですが…?
なぜか私の自転車の場所、マークされたようです。
私も、背中+エコバッグいっぱいの荷物があったので、てきぱきはできず。
よっこらしょと荷物をかごに載せ、自転車の鍵を解錠し、出ようとすると。
オバサンがぴったり真後ろにいるため、邪魔で出られないのですが…!!!
私も普段なら、「すみませんが、通していただけますか」とか言うのですが、自転車を凝視してくるオバサンにひるみ、しばし立ち尽くしていると。
「チッ」と舌打ち、さらには何事かブツブツと文句を言いながら、自分の自転車を乱雑に横にどけるオバサンがいました。
すみません、とでも言ったほうがいいのかなと思いつつ、家で待ってる夫や子どもたちを考えても、係わり合いにならんほうがよかろうと思い、そのまま立ち去りました。
事件は以上です!考察タイム!
よくある風景なのですが、私、こういう身近なことから、いろいろ考えることが大好きで…(悪趣味か)。
まず思ったのが、
舌打ちされたの、久しぶり!!
ということでした。
以前は結構あった気がします。
結構な満員電車に乗って通学、通勤していたので、いらいらした人に出会うこともしばしば。
(知り合いからの舌打ちはなかったと思うけど…忘れてるだけか?!)
翻って、我が身。
舌打ちしたくなるようなこと、最近あったかな?
子どもの一挙手一投足で、いらいらすることは日常茶飯事だけど、舌打ちまではなー、ないな(ないかな…?!ドキドキ)。
じゃあ、昔は?
あった、あった!
ほんとに舌打ちはしないまでも、働いていたころは、舌打ちしたくなる気持ち、しょっちゅうだった!
舌打ちしたくなることのトリガーは何かな、としばし考えて、
「他人への期待と、裏切られ感」だと思い至りました。
働いていたころの私は、恥ずかしながら、毎日めちゃめちゃ他人に期待しておりました。
まず、娘に対しては。
毎日元気に保育園に行ってほしい。風邪引かないでほしい。残さずなんでも食べてほしい。
職場の人に対しては。
納期を守ってほしい。メールの返事は迅速にお願いします。面倒な提案しないでほしい。会議を急に増やさないでほしい…(おい!)
当然、夫に対しても。
家事なるべく多く分担してほしい、娘の相手をしてほしい。私のことをねぎらって、いたわってほしい…(おいおい!!)
さらには、見知らぬ人に対しても!
エレベーターで私が走ってきてたら、開けておいてほしい…(おいおいおい!)
ついでに、天気に対しても!
出勤日に雨は降らないでほしいーーー!!!!(略)
このとおり、期待のオンパレードでしたー!
自分の期待通りにならないと、悪態ついて「ちっ」(小心者なので、心の中だけ…)なのでした(涙)
どうも自分は、周りが期待通りに動かないとすぐ動揺するタイプのようです。
でも、私の理解では、働くということは、「期待通りに動かない周囲にどう対応するか」ということでもあります。
(逆に言うと、そういう働き方を私はしていました。)
だから、毎日予期せぬことばかり起こる職場で、身を削る思いだったのだなあと、舌打ちオバサンのおかげで、また理解が進んだのでした。笑
誇りを持ってた仕事だけど、そして、今さらだけど。
…仕事、自分に合ってなかったのかも!! (衝撃)
でも、思い通りにならないのが他人だし、それが面白いところでもある、はず。
その面白さを楽しめるのは、自分に余裕があるときだけみたいです。
こういう自分が子どもを持って、仕事を辞めることになったのは、ひとつにはまあ自分のキャパシティーの狭さではあろうけど、胆力少なめなのもしょうがない、それが自分だ。
自分を楽にし、物事をシンプルにするために、必然のことだったなあと、退職したことを、またひとつ納得。
今は、他人に対する期待が低い、というよりは、接する大人がまず少ない。
大人と言葉を使ってコミュニケーションするという喜びは減ったけど、私の今のキャパシティー的には、適してるのかもしれないなと思いました。
世の中は不如意なことが多いけど。
舌打ちされる不愉快さからも、舌打ちする不愉快さからも、遠く離れたところで生きていたいものだな…。
お花を見ながら、そんなことを考えたのでした。
にっこり笑って「あらごめんなさい、自転車すぐに出しますね」とか言える人にいつかなれるかな?
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