明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

舌打ちされて、考える。思い通りにならないことを楽しめるか。

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おはようございます。梅つま子です。

 

今日は、昨日起こった小さな事件を、つれづれに書きますね!

実は昨日から、このことを今日はブログに書こうと意気込んでいたのです(笑)↓

 

題して、舌打ちオバサン事件。

スーパーの駐輪場に自転車をとめて、買い物をし終わって、いざ自転車に乗って帰ろう、と、スーパーの出口から出てくると。

私の自転車の真後ろに、オバサンがいました。

ニット帽をかぶったオバサン(おそらく60代)は、いかにも「そこにとめたい(=早く自転車をどけろ)」然として、オバサンの自転車のハンドルを握って、待ち構えているではないですか。

じっと私の自転車を見つめながら…。 

 

えっと、そこにとめなくても、たくさん駐輪スペースは空いているのですが…?

 

なぜか私の自転車の場所、マークされたようです。

 

私も、背中+エコバッグいっぱいの荷物があったので、てきぱきはできず。

よっこらしょと荷物をかごに載せ、自転車の鍵を解錠し、出ようとすると。

 

オバサンがぴったり真後ろにいるため、邪魔で出られないのですが…!!!

 

私も普段なら、「すみませんが、通していただけますか」とか言うのですが、自転車を凝視してくるオバサンにひるみ、しばし立ち尽くしていると。

 

「チッ」と舌打ち、さらには何事かブツブツと文句を言いながら、自分の自転車を乱雑に横にどけるオバサンがいました。

 

すみません、とでも言ったほうがいいのかなと思いつつ、家で待ってる夫や子どもたちを考えても、係わり合いにならんほうがよかろうと思い、そのまま立ち去りました。

 

事件は以上です!考察タイム!

よくある風景なのですが、私、こういう身近なことから、いろいろ考えることが大好きで…(悪趣味か)。

 

まず思ったのが、

舌打ちされたの、久しぶり!!

ということでした。

 

以前は結構あった気がします。

結構な満員電車に乗って通学、通勤していたので、いらいらした人に出会うこともしばしば。

(知り合いからの舌打ちはなかったと思うけど…忘れてるだけか?!)

 

翻って、我が身。

舌打ちしたくなるようなこと、最近あったかな?

 

子どもの一挙手一投足で、いらいらすることは日常茶飯事だけど、舌打ちまではなー、ないな(ないかな…?!ドキドキ)。

 

じゃあ、昔は?

 

あった、あった!

ほんとに舌打ちはしないまでも、働いていたころは、舌打ちしたくなる気持ち、しょっちゅうだった!

 

舌打ちしたくなることのトリガーは何かな、としばし考えて、

「他人への期待と、裏切られ感」だと思い至りました。

 

働いていたころの私は、恥ずかしながら、毎日めちゃめちゃ他人に期待しておりました。

 

まず、娘に対しては。

毎日元気に保育園に行ってほしい。風邪引かないでほしい。残さずなんでも食べてほしい。

 

職場の人に対しては。

納期を守ってほしい。メールの返事は迅速にお願いします。面倒な提案しないでほしい。会議を急に増やさないでほしい…(おい!)

 

当然、夫に対しても。

家事なるべく多く分担してほしい、娘の相手をしてほしい。私のことをねぎらって、いたわってほしい…(おいおい!!)

 

さらには、見知らぬ人に対しても!

エレベーターで私が走ってきてたら、開けておいてほしい…(おいおいおい!)

 

ついでに、天気に対しても!

出勤日に雨は降らないでほしいーーー!!!!(略)

 

 

このとおり、期待のオンパレードでしたー!

自分の期待通りにならないと、悪態ついて「ちっ」(小心者なので、心の中だけ…)なのでした(涙)

 

どうも自分は、周りが期待通りに動かないとすぐ動揺するタイプのようです。

 

でも、私の理解では、働くということは、「期待通りに動かない周囲にどう対応するか」ということでもあります。

(逆に言うと、そういう働き方を私はしていました。)

 

だから、毎日予期せぬことばかり起こる職場で、身を削る思いだったのだなあと、舌打ちオバサンのおかげで、また理解が進んだのでした。笑

誇りを持ってた仕事だけど、そして、今さらだけど。

…仕事、自分に合ってなかったのかも!! (衝撃)

 

でも、思い通りにならないのが他人だし、それが面白いところでもある、はず。

その面白さを楽しめるのは、自分に余裕があるときだけみたいです。

 

こういう自分が子どもを持って、仕事を辞めることになったのは、ひとつにはまあ自分のキャパシティーの狭さではあろうけど、胆力少なめなのもしょうがない、それが自分だ。

自分を楽にし、物事をシンプルにするために、必然のことだったなあと、退職したことを、またひとつ納得。

 

今は、他人に対する期待が低い、というよりは、接する大人がまず少ない。

大人と言葉を使ってコミュニケーションするという喜びは減ったけど、私の今のキャパシティー的には、適してるのかもしれないなと思いました。

 

世の中は不如意なことが多いけど。

舌打ちされる不愉快さからも、舌打ちする不愉快さからも、遠く離れたところで生きていたいものだな…。

 

お花を見ながら、そんなことを考えたのでした。

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にっこり笑って「あらごめんなさい、自転車すぐに出しますね」とか言える人にいつかなれるかな?

 

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