おはようございます。
梅つま子です。
もとワーキングマザー・現在弱小専業主婦の梅つま子です。
朝から自虐的ですみません…。
ホントはワーキングマザー続けていたかった系・専業主婦なので、
ついつい、ワーキングマザーの皆さんを見ると、
まぶしさと、「自分は途中で脱落した」感がさいなまれます。
もちろん、働いていらっしゃる方にも、いろいろな葛藤がありますよね。
2年ちょっと前まで働いていた身として、
何の迷いもなくワーママだった時期ってほとんどなかったな、と思い返します。
約2年間のワーママ時代は、そのほとんどが、「これでいいのか」と苦しんでたり悩んでいたり…、はたまた、何も考えることもできないほど疲れていたり…。
「ワーママとして、やりきった!」感がないためか、心にわだかまり残しまくりの現・専業主婦である私です。
専業主婦になってからは、それなりに家事を楽しくやろう!と思っていて、
すぐに「得意」にはなれなくても、「苦手」とはさよならしていきたい、と考えています。
なので私は、専業主婦として、目下発展途上、鋭意修行中です(たぶん)!
ワーキングマザーから遠く離れて
そして、娘が保育園を退園し、そして幼稚園に入園した今となっては、
私の周りにいるママ友の多くは、専業主婦。
自分がワーキングマザーでなくなると、瞬く間に、ワーママたちとの交流もなくなってしまいました。
そして今では、ワーキングマザーの方とは、それほど接点はありません。
でも、娘の保育園時代のお友達のママたちや、
高校・大学時代の同級生、以前の同僚などとのつながりは、ほそぼそと今も交流があり。
そのほそぼそとしたやりとりの中で、
「言われるといたたまれなくなる言葉」があることに気づきました。
グサッとくる、とまでは行かないけど、なんだか居心地が悪くなるような言葉…。
なんで私はそう思うのかな?と、今の自分の立ち位置をふり返ってみたいので、
朝からちょっと重めではありますが、考えてみたいと思います。
1.「すごいね」、「私なら無理」、「尊敬します」
賞賛系とでも言えばいいのでしょうか、
こういった言葉たちに、私はひるみがちです。
すすす、すみません。尊敬されるような家事育児してないです。
専業主婦をやっているのは、あくまでも自分の、自主的で積極的な選択の結果ではあるものの、(矛盾するけど)諸般の理由でやむにやまれずやっているようなところもあり…。
(週2でも預かってくれる保育園、しかも、病気のときも確実に預かってくれる保育園があれば働きたい、という思いがあります。現実にはないんだけど。)
私、ほめられ上手ではないのでしょう…。
「すごいね」と言われてしまうと、逆に残念に思ってしまう。
そこはかとなく、距離をとられている感じがします。
線を引かれてしまっている、というか。
もちろん時と場合によって、心からうれしい「すごいね」もあるのですが、
…いや、ぜんぜんすごくない。ぜんぜん、理想どおりにできてない。
私も、この生活、若干、無理なんですって。
って思うときもあります。
いいなあああああ、働く場所があっていいなああああああ、ってめっちゃ思います。
ああ!週2で、病気のときも確実に預かってくれる保育園があればなあ…!
2.「専業主婦って何やってるの?」
…これは…興味をはらんだ軽蔑系…?
ほんと、何やってるんでしょう。
そう言われると…。名もなき家事を、大真面目にやってます。
プラスナップを使ってみたり。
コーヒー、どう買ったらお得かを考えてみたり。
たいしたことない家事をしています。
客観的に見れば、
ワーママは、「働く」「家事育児」をこなしているのに’(そう考えたら、ワーママって生産性の極み)、
専業主婦は、「家事育児」だけ。
「働く」という部分の欠落している専業主婦は、
その空白の時間、さぞ充実した「家事育児」をしているんだろうな、なんて思われるのかなあ。
実際、細切れの時間で、子どもの相手しつつ家事をしていたら、
時間は、何をしているわけでもなく消滅していくんだけど、
「ワーキングマザーから”働く”を取り去った存在」である専業主婦って、いったい何しているの?って聞きたくなるかもな。
3.「私も、つま子さんみたいにゆとりがあったら…」
「家で子どもをみるのが一番いいよね」
ゆとりがある、と勘違いされた系発言。
正直に言えば、ゆとりがあって専業主婦をしているわけじゃない、です。
できれば働いてローンを返したほうがよさそうです。(汗)
ただ、娘にとって、保育園に通うのは、あまり楽しいことではなかったようだし、
私も、前職の職場で働くことには限界が来ていて。
それで仕事は辞めたのですが、
これから職探しをする「求職中」の立場で、現在1歳の息子を保育園に預けるのは、点数の関係で至難の業。
よしんば入れたとしても、パートの給料で、保育料がまかなえるかどうかは限りなく怪しい。
退職する前に次の就職先を見つけておくのがよかったのだろうとは思うけど、
そのとき私は妊娠していたし、心の調子も崩しかけていたしな…。
そうやって芋づる式に、二児育児の現実が目の前に。
退園したら、あっという間に、保育園は、すごーくすごーく狭き門、雲のうえの存在になります。毎日通っていた場所だったのにね。
「すごいね」と褒められればへこみ、
「何やっているの?」と聞かれると、そこに軽蔑の色合いを感じ取ってしまい、
「ゆとりがあっていいね」と言われれば、稼げない自分に縮こまる私は、
最初からもう、
ハリネズミのような自意識のヨロイを身にまとっているのかもしれません。
これ以上傷つけないでくれ!と思ってしまう。
つらい。
でも。
これって、同じなんじゃないかって。
ワーキングマザーが専業主婦に言われたくない言葉も、そのとおりなんじゃないか。
専業主婦がワーママに言いがちで、ワーママを傷つけている言葉でもあるんじゃないか、と気づくことができました。
そこで、丸ごとひっくり返して、「専業主婦がワーママに言いそうな言葉」として言いかえてみます。
1.賞賛系
「(両立できて)すごいね」
「(子どもを預けるなんて)無理」
「(仕事に家事育児こなせて)尊敬します」
賞賛系の言葉たち…。
これは、ほんとそのまま、ワーママにもお返しできそうな言葉ですよね。
でも、ワーママで、家事も育児も仕事も、
自分のパフォーマンスに100点つけられる人がどれだけいるだろう?
一見、褒め言葉なんだけど、自信が持てない身には、実はきつい言葉。
2.興味・軽蔑系
「(子どもを保育園に預けてまで)何をやってるの?」
「(育児よりも優先すべき仕事って)どんな仕事なの?」
子どもが体調を崩しているときなんかは、私は、自分でそう思っていました。
この会議、私出る意味あるのかな?って。
特に子どもが小さいと、育児よりも優先すべきことはない、と母親は周囲からもいわれがち。
そのなかで常に自分の仕事に誇りを持って、揺らがずにいられることがどれだけ難しいか。
「私が仕事をすることで、救われる人がいる」って信じ切れなかったんです。
「仕事には代わりはいるけれど、母親には代わりはいない。」
退職前にたくさん言われたことば。
このことばに、救われたようで、実はかえって傷ついたかもしれません。
3.勘違い系
「2馬力で働けると、お金に余裕があるよね」
「仕事があったほうが気分転換になるよね」
家庭の事情、働いている事情、職場の事情はそれぞれだから、働いていれば余裕があるとか、気分転換ができる場合だけでもなく。
こういう勘違い系の発言は、一部だけ見ていて、全体像が見えていないんですよね。
もちろん、働けば、経済的にゆとりが出たり、
気分転換になることも、ある。
でも、そういうこともあるけれど、
どれだけのストレスが、そこに関係して発生していることか…。
そうなんです。
専業主婦と、ワーママ。
言われたくないことは、
全く同じ構造ですね!!!
専業主婦にとってのワーママ。
ワーママにとっての専業主婦。
知らず知らずに、劣等感を刺激しあう存在になってしまいがちなのかもしれない。
じゃあ、じゃあ。
さらに考えてみたい、
私は、何を言われたいのだろう?
どんな言葉なら、言われて嬉しいの??
うーんうーん、と考えて、思いついたのは、これです。
「今度、うちで遊ばない?」
…そう、私は、誘われたい!!!
誘われたいんです。
誘われたい私の心理は、
長くなったので、次の記事に続きます。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日もいい一日になりますように!
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