明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

【コラボ企画ふり返り】「育児とわたしを考える。」を経て、わかったこと。そうだ、ワタシってこんな人だった。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

今日は、「育児ブロガー」コラボ企画のふり返りです。

3日間にわたってお送りしてきたコラボ企画、昨日無事に終了しました!

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この企画の趣旨や企画立案のいきさつは、こちらに書きました。

www.tsumako.com

 

そして、私が選んだ記事に、あえかさんとマキロさんからいただいたコメントと、

私からのアンサーになる記事はこちらです。

www.tsumako.com

 

おふたりから本気のコメントをいただいて、

あえかさんやマキロさんと私の違いってなんだ?

私はどうしてこういう考え方をしているんだろう?

などなど、思い至ることができました。

今日はそれをまとめてみたいと思います。

 

そうだ、「わたし」はこんな人

母親になってなお、「自分」に関心が向いている

学生時代のときの先輩が、

「人間には、『あなたは誰?』が気になるタイプと、『わたしは誰?』が気になるタイプの2種類がいるらしい」という話をしてくれました。

私が自覚している自分のタイプは、100%、後者のタイプ。

完全に、自分に関心が向いています。

わが子という、没頭できる対象を得ても、

それは変わりませんでした。

 

育児より育自がしたい。

自分を育てるほうが楽しいし、気安い、と思ってしまう自分がいます。

 

そんな私が専業主婦になり、家事も育児もやっています。

でも、どうやら私は無意識に、育児よりも家事に関心をふり向けているんだなあと、

今回はっきりわかりました。

さらに、その理由は、

育児のフラストレーションを、家事にぶつけているんだな。ということにも気づけました。

 

その背景には、家事への傾倒で得られた「暮らしやすさ」のおこぼれが、育児にも流れてくるのを期待している私がいるみたいです。

 

直接、育児に対して努力を払うより、

家事に頑張ることで、育児がいくばくかでも楽になれば、と願っているんです。

 

それは、上述のとおり、もともと他者よりも自己に関心が向いているのと、

育児に頑張りすぎて燃え尽きたり、

育児に期待しすぎて、勝手に裏切られたように感じるのを回避したいからのようです。

 

今回のやりとりでわかったこと

あえかさんからの手紙に向き合って、

「家事育児実習生」、「生活全般研修生」という言葉を使ったことで、

「いつまでも学生(半人前)でいたい自分」を再確認しました。

あえかさんの「自主育休中」をもじっていうなら、

私は「家事育児実習中」、「生活全般研修中」って感じかなあ…!

気持ちは、実習生、研修生です。

 

そしてマキロさんからの手紙でふり返ったのは、

他者のペースに乱されることなく、自分のやり方を貫き通したい、

頑固で融通利かない自分も見つけました。

冷蔵庫は、自由に支配してもいいんですよ…!

冷蔵庫の中は、何をどこに置いても自由。私の一存で決められて、工夫のし放題。

予算も、労力の配分も自分次第。

自分の裁量で、いくらでもトライアンドエラーしていい。

納期も自分で決めていい。

やって無理だったらやり直していいし、放置したってかまわない。

 

お恥ずかしいんですけど、結局専業主婦になったって、

苦手なものからは逃げているし、

いつまでも半人前気分で、「家庭を維持するための技術を学んで、これまで成長してきたわけではないし~」と、心の中で言い訳しております。

 

そう、こんなワタシが専業主婦をやると、

こんな態度の専業主婦になるんだなと!

 

専業主婦になると決めたからって、

どこからか、「スーパー専業主婦」の人格が降ってくるわけじゃなく、

これまで生きてきた自分の人格そのままで、専業主婦になるんだな…と、当たり前ながら、改めて思ったのでした。

 

育児にのめりこむのが怖い

育児にのめりこむのを、

自覚的にブレーキをかけている自分がいます。

 

他人であるわが子を支配してはならないから。

 

「支配しない」ということは、字面で見るよりもずっと難しいことだと思います。

それくらい、食べさせ着させ、眠らせて、毎日生活しながら育てることは、支配することに似てしまう。

 

自分の人格とは別の他者である子どもを支配してはならないこと。

それを受け入れられたのは、

娘の性格が、あまりにも自分の性格と違うからで、

そのことを私は感謝しないといけないかも。

(中途半端に似ていたら、私は「自分はこうだから、子どももこうに違いない」と思い込んで疑わなかったと思います。)

 

自分が好きなものを、子どもも好きだとは限らない。

どんなに言って聞かせても、通じないこともある。

そんな、育児生活では当たり前のことに、

「自分のおなかから出てきた子を育ててるだけなのに、こんなに思い通りにならないことがあるんだ!」と、私は大真面目に傷ついて、

「ちょっとこれは、のめりこんではまずい」と自分にブレーキをかけて。

今の生活の中で、いちばん時間をかけざるを得ず、

そのため、ともすればあっという間にのめりこんでしまいそうな対象である「子ども」から、一線置いておくために、情熱の行き先を求めたのかも。

 

その情熱の行き先が家事であり、

ブログであり、

保育士試験の勉強であり。

 

自分のコントロール下におけるものを、 

私はあれこれ自分の生活の中に取り揃えているみたいです。

自分を正常に保つために。

 

このことがわかったのは、マキロさんとあえかさん、お2人とのやりとりのおかげでした。

 

「じゃあ、どうしようか」を考え始める

気づいたことがあったなら、先に進みたいです。

次に考えたいことは、「じゃあ、育児にのめりこむのが怖い自分をどうするか? 」への、自分なりの答えです。

 

まずは、そのことを肯定したいと思います。

それが自分なんだから仕方ない。

 

のめり込めないことを自覚して、人と比べない。

育児が上手な人、うまくいっている人と比べて、競おうとしない。

 

これからの方針

苦手な育児に対しては、「ここはしっかりやる」と、死守する部分を、

がんばりたい家事その他に対しては、「ここをしっかりやる」と、攻めていく部分を明確にしていく。

 

単純なことだけどそれがいいのかな、と思っています。

 

で、育児の「ここはしっかり」の「ここ」ってなに?というのは、

我が家の場合は、「挨拶をきちんと」「健康であること」などなのかな~と思います。

もちろんそれだけではなくて、

その時々で取り組んでいること(今で言えば、元気に幼稚園に行くこととか)などを取り入れつつ。

いずれにせよ、いつも「ハードル低めに設定しておくのが吉」のような気が、私はします。

子どもの出来と自分の出来と混同して一喜一憂しやすい弱い自分と、これからもうまく付き合っていくために。

 

おわりに

お2人から違う角度の、ものすごく熱いコメントをいただいたおかげで、

いつも突き詰められずにフラフラしている思考が、深まった自覚があります。

 

改めてブログを書いててよかった。それは原点にある思いです。

そして、以前書いた記事に「コメントくださいな」って言い合えるのは、

お互いブロガーであるからというのも大きくて。

(ブログを書いていない方から一方的にいただいてしまうのは、心苦しく思うところもあります。

お互いブログを書いているので、お互いの環境や考え方を知れているので、私はコメントもしやすかったです)

 

最後に、今回のコラボ企画でご一緒させていただいたお二人のことを。

おふたりのブログは前から読者でしたが、実はまだお会いしたことがなく、

LINEやビデオチャットのみのやりとりです。

そんな限定的なやりとりのみですが…刺激をたくさんいただきました。

 

マキロさんは、

発想がすごく柔軟な方。

興味をどんどん前面に出しながらアイディアを言ってくれるので、

マキロさんの中に今どんな考えがあるんだろう?というのがいつも楽しみでした。

マキロさんのものごとの捉え方は面白くて、

いつも自分の経験から出てきたことを基にしているところが信頼できる!と思いました。

 

あえかさんは、

豊かな感性とまっすぐさがあって、

いったいどんな学生時代をすごされたのかなあ…と、読んできた本や影響を受けた映画などを知りたくなっていました!笑

私自身は、考えが浅いままとりあえず先に進んでしまうところがあるのですが、

きっとあえかさんはそういうことをせずに、

時間をかけて自分の環境づくりに取り組んでいくんだろうな…と感じさせる方でした。

 

お2人が今後ブログにどんな記事を書かれるのか、

読者の一人としてとても楽しみにしています。

 

お2人のおかげで、考えが深まり、充実した時間を過ごすことができたコラボ企画でした。

 

 

今日もいい一日になりますように!

 

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