明日も暮らす。

明日も暮らす。

シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

家事は、システム化すればうまく回るはず。『50点家事』を読んで、我が家のルールを作りたくなりました。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

定期的に読みたい、暮らし関連の本。

図書館でも、本屋でも、ついつい、暮らし関係の本棚はのぞいてしまいます。

今日レビューするのはこちらです。

 

サチ ワニブックス 2018-04-20
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by ヨメレバ

 

何ヶ月か前に読み終わったんですが、とっても内容が濃くて、時間を置く必要がありました…! 

 

 

「50点」ってどういうこと?

まずはタイトル、「50点」の意味。

(強調は梅つま子によるものです。以下同様。)

家事の目標値を50点に定めたわが家では、「昨日と同じくらい今日も幸せと思えたら合格!」だと考えています。

(中略)

家事には上限も下限もありません。

そのラインを決められるのは、私と家族だけ。

目標値の50点は、「無理なく続けられるかどうか」が物差しになります。 

(『50点家事 - めまぐるしい毎日でも暮らしが回る - (正しく暮らすシリーズ)』p.5) 

「世間の基準ではなく、我が家の基準を考える」ということを著者のサチさんは力説されてます。

 

今日はがんばった!と思っても、それが続かなきゃ意味がない。

だって家庭とは、毎日の生活のこと。

つま子

一日完結ではないから。いつも、明日があるから。

自分なりに、80点~90点くらいいったかな?と思える料理を作っても、疲れきってしまって次の日はできなかったり、思うように家族が喜んでくれなかったらイライラしたり。

それじゃ、どんなに点数が高くても気持ちよくないんですよね。

私は、だらけ過ぎてしまって、30点だわ、と思う日もあります。

やっぱり、「これじゃいけない」というのは自分でもわかるもの。

私はずぼらだけど、赤点を取りたいわけじゃない。

赤点取ったら、さすがに自分でも気づく。マズいと思う。

 

そう考えたら「50点」って理想の落としどころなのかも?

自分をラクに。

でも、確実に今日も明日も回していくための、最低限の点数。

 

家族みんな元気で、自分も笑顔で。

明日への余力が残ってるくらい。

家事は、あえてそのぐらいにしておく。

グッドイナフマザーの考えに似ているかも。

つま子
グッドイナフ家事?!

誰からも、「すごいね!」と言われるレベルじゃなくて、ほどほど。そこそこ。まあまあ、を目指す。

自分で「さ、今日はココまで!家事はまた明日~」と思ってさらっと切り上げ、布団にもぐれるラインを作っておくことが、毎日を平和に暮らすには、大事ですね。

 

「献立予約」という考え方

わが家には、毎月必ず作る定番メニューが4~5つあります。

親子丼、豚汁、キーマカレー、お好み焼きなどで、どれも栄養価が高く、家族全員が大好きなものばかり。

月1回のまとめ買いでは、これらの材料を購入し、帰宅後に優先的にとりわけ、料理名を書いたシールを貼ってフリージングします。

(『50点家事 - めまぐるしい毎日でも暮らしが回る - (正しく暮らすシリーズ)』p.29) 

ひるがえって、自分。

安く買えると、とりあえず多めに購入して、「はて…何のために冷凍しておいたんだっけ?」ということがしばしば。(お恥ずかしい!)

予定を立てていないで買うものだから、「なぜかひき肉ばっかり冷凍庫に!」ということにもなりがち。

つま子

冷凍する段階で「何を作るのか」をはっきり意識しておきたい。

スポンジはひとつで足りる

食器用、コップ用、フライパン用……。

使い分けるスポンジが多いと、置き場所や手入れに悩まされるので、スポンジは1個でまかなっています。

(中略)

手入れも一日の終わりに熱湯をかけるだけで済んで、ラクチンです。

(『50点家事 - めまぐるしい毎日でも暮らしが回る - (正しく暮らすシリーズ)』p.66)

かつて料理教室に通っていたとき、野菜を茹でた鍋を、シンクの側面を使って湯切りした先生(!)。

「こういうのができるのはね、きちんとシンクを洗ってるからよ」

とおっしゃっていたのを思い出しました。

 

ここも、人の目が気になりがちなところかも。 

普通は、用途に分けてスポンジを複数使いするものだから、とか。

でも衛生観念で、世間一般や、ほかの誰かを気にしていたらしょうがない。

つま子

一緒に暮らす家族が安全で健康ならそれでいいのだ

排水皿こそキレイに

排水皿をキレイに保つには、常に洗える状態にしておくのがいちばん。

水切りネットは使用せず、空に近い状態を維持します。

(中略)

排水皿を空にしておくことで、「今から排水皿を洗おう」ではなく「最後の一枚を洗おう」という気に。

ついで洗いできれいを保てます。

(『50点家事 - めまぐるしい毎日でも暮らしが回る - (正しく暮らすシリーズ)』p.67)

あえて「ゴミ受け」「ゴミかご」と言わずに「排水皿」と呼ぶことからして、知恵ですよね。

「皿」なのです、これは「皿」。

名前に「ゴミ」がつくから、”汚く扱っても大丈夫”と言う認識につながっている機が無きにしもあらずですもの。

で、どうしても汚くなりがちな排水皿。

私は食洗機にも入れてしまうので、だいぶ傷んできました。

つま子

「ゴミ受けなので、気にしないでもいい」という考えはあるものの、毎日使うものでもあるから、買い換えようかなと思っています。

 

by カエレバ

 これならステンレスだから、劣化を気にせず使えるかな?

 

最低限の労力で、最大の効果を

毎日フルパワーでなんて、いられません。

ほとんど何も考えず、習慣だけで家事を回せたら、と夢見てしまう。

著者のサチさんは、それを手に入れられたんだろうと思います。

 

普段どおりに体を動かすだけで、一日の家事が終わっていくって何て魅力的なんだろう。

不測の事態も起こるからこそ、家事でいちいち立ち止まらない。

できるときに貯金を作って、それを使いながら、でも最低限のことは、その日その日に終わらせていく。

それは、無駄のないシステムを構築するってことなので、これ強靭なアタマがないとできないと思います。

サチさんは、SEだった方だそう。

システム作りが、お上手で段取りの名手に違いないと思います。

 

対する私。

ずぼらで、思いついたことを、思いついた順にやることが大好きで。

逆算ができなくて。

つま子

すごーく、前途多難。

でも!なんかわくわくもしています。

こんな私でも50点家事システムを構築できたら、未来が明るい!

 まずはできそうなところからだけでも、

■ ここは散らかってもすぐに片付けられる

■ これなら5分で作れる

というような自信を、積み重ねていきたいです。

つま子

今年は、拭き掃除の「趣味化」、食の「定番化・システム化」を目標にしている年でもあります。

サチさんの考え方に触れて、ぐっとやる気が高まりました^^

 

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今日もいい一日になりますように!

 

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