おはようございます。
昨年10月から、空手を始めました。
空手歴4ヶ月の梅つま子です。押忍!
先日ママ友に聞かれた、「空手始めて、何が一番良かった?」という質問。
お友達本人には、「うーん、ストレス解消と運動不足解消と…」と答えました。
そのあといろいろ考えてみたら、もっと違う意味があったなと気づきました。
空手を始めて一番良かったこと
「ただの同じ素人として、娘に接することができること」。
これです。
人生だってそうなんですよね。
私だって40年近く生きてるとはいえ、素人よ。
34年だけ早く生まれたに過ぎないのよ。
親だけど、親なんて別にそんなにたいした存在じゃない。
なのに、子どもの生存、健康、教育に関して、ほぼ全責任を負わされるから頭を抱えてしまう。
空手の時間は、ただのワタシになれるんです。
教室には先生がいて、私たち母娘は、ただの白帯。
もちろん私は大人だから、子どもである娘よりも、筋肉があったり理解が早いところはあるので、その点で一日の長はある。
…だけど、早晩、確実に、娘に追い抜かされますからね。
その日が怖くもあり、楽しみ。
なんとなく、他の小学生達の様子を見ていて思うのは、あと3年かな。
あと3年。
今5歳の娘が、小学校2年生になるくらいまでは、たぶん私のほうが強い/うまいんじゃないでしょうかね。
でもそれを過ぎたら、もう加速度的にどんどん離されていくだけだと思う。
そう、私は大人になった運動音痴。
悲しいな!
だけど、それでも声を出して汗をかいて、毎回練習に行ってることで、亀の歩みで私は成長する。
その様子を、娘が見てくれればいいなあと思う。
そして、あっという間に私を追い抜かして、「親って、”絶対的存在”だったのに。あっけないもんだ」と思ってくれればいいと思う。
そんなわけで、毎週娘と空手に行きます。
留学していたときに、知り合ったファミリーが一家で教会に行っていました。
ふと思いました、家族で教会に行くというのは、あるいはこういう気持ちかも?
神の御前に、親も子どもも平等であるという感じ…??
最近の空手いろいろ
せっかくの機会なので、いろいろ最近の空手ネタをお伝えしていきたいと思います。
娘にカラ友ができる
ある日の練習に、お母さんに連れられた、お下げ髪の女の子がやってきました。
初めて来たふうなのに、なぜか道着を着てる。
先生とちょっとお話をした後は、練習に参加。
娘がちらちらと彼女を見てる。
二人組になって、と先生の指示。
すかさず娘が、そのお下げ髪ちゃんの手を取るではないの。
そして、ニコニコして、2人でキャッキャウフフ練習しておるの。
え、なんで?いつも「ママ一緒にやろ?」って来るくせに!
娘に聞いたら「にじ組(仮)の子だよ!^^」とのこと。
なんと、このお下げ髪ちゃんは、同じ幼稚園の、隣のクラスの子でした!
隣のクラスとは接点が少ないので、知らなかった~!
着ていた道着は、お兄ちゃんのお下がりだそう。
かくして、娘にカラ友(空手友達)ができてしまった。
ちぇー、いいなあ。
うらやましい…。
私のカラ友獲得は、あきらめモード
教室を見てみると、空手をやる子は、小学校低学年くらいまではぱらぱら増えていくみたい。
ときどき、「あ、この子初めて見るな」という子に出会います。
そう考えれば、娘にカラ友ができたのは自然な流れだった。
で、娘にはカラ友できたのに、私には一向にできません。
ブログ仲間は、あの人もこの人も、「私も空手やりたい」って言ってくれたのに…現実にはいません、まったくおりません!
一緒に空手をやってくれる大人の女性が。
一人なんて、LINEに「空手やらない?」と声をかけたら、既読無視が続くこと4ヶ月…なんか彼女を怒らせてしまったのでしょうか、私は;;
娘と同時期に入ったお子さんのママさんは、一人、少しだけ顔見知りになりました。
が、赤ちゃん連れでいらっしゃるので、「一緒にやりませんか?」とお声かけするのもはばかられて、声をかけられずにいます(私らしくないかな。一応声だけかけてみようかな…)。
小学生クラスのお母さんたちは、練習=見学の場と捉えていらっしゃる様子。
後ろの保護者席からバシッと叱咤激励。
そういう応援の仕方を長くされている方に「一緒に…」は、もっと言いにくい。
かくして私にはカラ友はできぬままです。
体感としては、1000人いたら、1人くらいはいるのかな?という感じです、子どもに交じって空手をやってもいいという方。
今のところ、999人の側の人にしか出会っていない…。
1000人の中の1人のほうの人には、ブログやってるとたくさん出会うんだろうな。
やっぱりブログ書いてる人って相当…ゴクリ
今は娘が、なんだかんだ「ママ~」と絡んできてくれますが、小学生になったらお友達も増えるだろうし。
一応、今のところ、私が空手をやっている対外的なスタンスとしては、
「娘が一人だと心細そうなので、私も一緒に空手やってます!」
って感じなのですが、娘が一人でスタスタ空手に行くようになったら、私どうしよう。
練習中も娘が話しかけてくれなかったりして…。
ああ、やっぱり私のカラ友必須。
他の保護者たちはどう見てるんだろう
なぜか幼児に交じって一人参加する母親を、見学しているお母さんたちはどう思っていらっしゃることやら。
習っているのは、ノンコンタクト空手(実際に相手の体には触れずに、寸止めする)なのですが、ついお互い「ぱん」くらいはぶつかってしまうことがあります。
ちょっとあの人!うちの子に突きが当たってるわよ!と思われないようにしなければ。
保険に入ってるとはいえ、怪我させるわけにいかない。
子どもの練習に入れてもらってるということを、私よ、忘れずに。
練習開始前の10分、教室で娘と鬼ごっこをしていたとき(先生黙認)、ひとりぼっちでいる男の子も誘ってみました。
そしたら、その子のお母さん、すごい笑顔で見てた。
なんか、自分の役割を感じました。
ね、 みんなで楽しく続けられたらいいよね。
息子よ、君も早くやろう
夫が在宅の日は、息子を夫に託して練習をしていました。
ところが、夫が異動になり、在宅時間が激減したことにより、空手時間も圧迫されつつあります。
今月は毎回、息子連れで練習に行かなければならない…。
2歳の息子、おとなしく練習を見ていられなくて、みんなのところに行きたくて、ベビーカーの座席で身をよじります。
これでなんとか間を持たすことしばし。
’(先生黙認)
2歳息子、空手の日はお昼寝をなくして、空手の時間に寝るように仕向けるのはどうかな…と思ったのですが、無理ですね!
あの活気のなかお昼寝しようってのはムリだ。私が浅はかだった。
ベビーカーに乗せて、教室の後ろで見学のスタイルなのですが、まー興奮すること。
ひろーい教室に興奮。
お兄さんお姉さんたちに興奮。
練習に興奮。
「えーい!」とか言ってるし…。
「誰よりも大きい声が出ている」と先生に褒められる(褒められているのか?)。
早く空手が習えるようにならないかな…正座ができ、指示が通るようにならないと無理だな。
あと、2年はかかりそうだよ…。
結構先だよ…。
小学生に褒められた
面倒見のいい小2女子がいて、仲良くしてくれます。
地区大会で入賞するほど筋のいい、身体能力に恵まれた子。
彼女は小学生の部の練習に参加するため、幼児の部で練習する私たち母娘とは入れ違いなのですが、先日私に、
「突きが良かったよ。ずっと見てた」
と褒めてくれました!
やった~!
まるでお世辞を言わなそうな、小2が褒めてくれたよー!
もう、子どものようにうれしくなっちゃって、
「上手になったって褒めてもらっちゃった~^^」
と浮かれてたら、娘が
「あたしは…?」
と。
小2女子、娘の顔を見て、少々の間の後、「…うまいよ!」と。
小2女子の忖度を見ました。
優しいね。こういうのも空手習い始めてうれしかったこと。
先生が鬼のように強い
ある日の幼児クラスの自由組手(一定の制限時間の間に、自由に技を掛け合う)の練習に、先生が加わりました。
ザワつく幼児(とその母=私)。
やっぱり先生向かい合うとデカイ、怖い!!!
で、いざ対戦してみたら、先生の動きが、速くて強くて。
…怖くて泣ける!
…そして自分が弱くて泣ける!
攻撃なんて出せないし、出してもかわされる以上に反撃されてるし、実戦なら秒で終了でしょう。
魔人ブウと戦うクリリン…は言い過ぎだと思うんですが、RPGでいう負けイベント=「負けるとわかってるのにストーリー上避けられない戦い」みたいな無力感を感じました。
一応、こちらも突きとか蹴りとか、本気で出してはみるんですけど、力の差が天文学的。突きとか蹴りとかをしながら、怖さでなんか、顔がゆがむ。
はたから見たらヘラヘラ、ヘナヘナしてたと思うんですが、もーうそれが精一杯。
他にない経験でしたね。。。
ですが!
練習であろうと、いちおう、自由組手らしきものができるまでになったか…!と思うと、感慨深いですね。
空手着を初めて着た日には、確実にできなかったであろうことです。
終わりに
アラフォー母の、40の手習い。
毎週の楽しみになりました。
空手始めて、良かったです。
声を大にして言いましょう。
継続は力なり!
空手、50歳まではやりたいと思ってます。
空手で彩っていくんだ、私の40代は。
そして、「帯の色が変わりました!」と、このブログで報告できる日を夢見ております。
空手に関して、他にもこんな記事を書いています
▼娘の習い事に空手を選んだ理由はこちら▼
▼娘だけじゃなく、私も!入会を決めたいきさつはこちら▼www.tsumako.com
▼わからないなりに、努力しました▼
▼幼稚園のママ友を勧誘。道は遠い…▼
▼娘と私が受ける初級審査は、4月の予定です▼
今日もいい一日になりますように!