おはようございます。
梅つま子です。
仲良くなったママ友とふたりで、週1か月2くらいのゆるーい感じでやってる、おかず会。
子どもが幼稚園に行ってる間に、下の子たちを遊ばせながら夕飯のおかず作ろう!
ついでに昼ごはんもちゃちゃっと作っておしゃべりしよう~!
メリットいっぱいの、楽しい会です。
先日のおかず会は「味噌作り」がテーマでした。
ママ友と楽しく味噌作りした記録です。
参加者
おかず会は、いつもこのメンバーで行ってます。
- ママ友:娘が通う幼稚園のママ友。味噌作り経験あり
- ママ友の息子くん(1歳):好奇心旺盛ボーイ
- 私:味噌作り経験なし
- ヨウタ(2歳):のんびりボーイ
いきさつ
いつもは、「その日の夕飯のおかずを作る」ことを目的としていますが、今回は味噌作り。
「思いつきなんだけど…今度、手作り味噌作ってみようかな?と思ってるんだけど、量が多いから、一緒にどうかしら?」
とお誘いしたところ、
「味噌作りしたーい!」
とのお返事をもらいました!
私の思いつきに乗ってくれるママ友、ありがたや~!
「誘いに気軽に乗ってくれるお友達」って本当、プライスレスだな…!と思う私です。
準備
味噌選び
ママ友と相談して、決定したのはこれ。
購入のポイントになったのは以下の点です。
- 量:4キロ用
- 容器:自分で用意するから不要
- 種味噌つき
いろんな意味で、非常にちょうどよいセットでした!
量は、4キロじゃなくて、思い切って7キロいっちゃう?という相談もしましたが、失敗したら怖いね…!ということで4キロに。
7キロにすると、豆の量が多くなり、作業が大変になります。
「子どもが幼稚園に行っている間」の作業としては、4キロを買って、2キロずつ分けるのがよろしいかと思います。
容器ですが、ママ友が自分で持っていましたし、私も自分で気に入ったのを用意したいので、セット売りになってないほうが都合がいいな、と思っていました。
そして種味噌は、「どうしても必要というわけではないが、入れたほうが発酵がスムーズ」なのだそうです。
失敗しにくいということかな?初心者には非常にありがたいです。
味噌を仕込む容器選び
候補になったのは、以下のもの。
大きなポイントとしては、琺瑯にするか?それとも、昔ながらの甕(カメ)にするか?というところ。
結論としては、甕タイプのを、メルカリで買いました。
どの容器にしようかしら、と悩んでいたときに、
”昭和23年に創業した国産唯一の甕生産メーカーの「久松窯」が2013年に廃業してしまった”、ということを知って、なんだか、いてもたってもいられなくなり、メルカリで新品未使用のを見つけ、入手したというわけです。
漬け物文化の国なのに、国産の甕メーカーが、ひとつもないなんて…!
衝撃です。
廃業した後では購入しても応援にならないのが悲しいのですが…。
私は糠漬けも愛しているし、古きよき漬け物文化を感じられるように、と思ったわけです。
で、これをお迎えしました。
この先、たくさん作るようになっても大丈夫なようにと、5.4リットルのものを買いました。
ちなみに隣に見えているのは梅酒です!いい感じに漬かってます、ウォッカ梅酒。
私がメルカリで購入した久松窯のカメは、今販売しているもので言うと、形としてはすごくこれに似てます。
↑こちらの製品についても、気になっていたので、お問い合わせしました。
「この商品は中国製ですが、1200℃以上で高温処理をしていますので安心してお使い頂けます。
また日本での食品衛生検査基準をクリアしており、10年以上実績のある商品ですのでご安心ください。」とのご回答いただいております。
探したら、久松製品は、まだ楽天でも取り扱いがありました!
ふたはヒノキですが、ほかの形・サイズも在庫がまだあるようです。
廃業した久松と長く取引のあったお店で、廃業後、処分されそうになっていたところを、倉庫から引き取ったそうです…!ドラマ化されそうなストーリー。
味噌作りの手順
脱線しましたが、話を味噌作りに戻しまして。
簡単に言うと、以下の手順で仕込みは完成します。
1.大豆を洗う
2.大豆を煮る
3.大豆をつぶす
4.米こうじ・塩を混ぜる
5.大豆・種味噌も混ぜる
6.容器に入れる
要は、「大豆を茹でてつぶして、米こうじおよび塩とよく混ぜる」だけ。
材料も少ないし、工程は複雑じゃない。
間違えたり、タイミングを逸したり、ということは、まずなさそう。
しかし、量が多いのと、手が汚れるので、ちょっと大変ということでしょうか。
到着
味噌作りセット到着。
ありがたいことに説明書つき。
当たり前だけど、おかず会より早く到着してもらわないとなりません。
クール便で届きます。
冷凍しておくものもあるので、あまり早く到着しすぎると、冷凍庫が大変かも。
冷凍しておくのは、米こうじ、種味噌(種味噌は冷蔵庫でもよい)。
大豆と塩は常温です。
私は「味噌到着したよー」とママ友に連絡してから、おかず会味噌作りの日を設定しました。
下準備(前日)
おかず会の会場は我が家なので、前日に私が一人でやったこと。
それは、大豆を洗って、一晩水に浸すこと。
大豆の表面についた汚れやごみを落とすことが目的です。
洗ったら、なべに大豆を入れ、大豆の2~3倍くらいの水を入れて、一晩浸す。
そうすると、大豆は2倍の大きさに膨れるそうです!
これが、洗った翌朝の写真。
ふっくら(もともとはまんまるです)。
なんでも、新潟産の大豆なんだそう!
(画像引用:味噌作りセット(通常版)出来上り4kg用(樽なし) 国産原料使用)
当日の朝
当日の朝、米こうじを冷凍庫から出しておきました。
米こうじは2~3時間ほどで解凍するそうです。
味噌作り開始
ママ友が我が家に到着したところで、大豆を煮るところから始めました。
大豆を煮る
買っておいてよかった、5.5リットルの圧力鍋!
|
しかし、豆を調理できる最大量をオーバーさせてしまっていたため、吹きこぼれました…!
次回は、2.5リットルの圧力鍋も参加させたほうがよさそう。
|
大豆を冷ます
煮汁を採りながら、大豆を冷ましているの図。
この段階で、大豆を二等分して、ここから先の作業は、ママ友家用と、我が家用、ふたつに分けて作業しました。
煮汁は、あとで種味噌も一緒に混ぜるときに使うので、捨てずにとっておきます。
ちなみにですが、大豆の煮汁は中華スープとか味噌汁に入れてもとろりとして栄養満点な感じ。
私は、カレーにも入れちゃいました!
大豆をつぶす
ここ、がんばりどころ!
ジップロックが大活躍!Lサイズ、持っててよかった!
ジップロックに入れて、ひたすらつぶしました。
子どもの手には元気な常在菌がいるらしい?というママ友の情報で、急遽、2歳の息子もまぜまぜに参加!
参加…するも、だいぶ困惑してました。
よごれちゃったー!とばかりに、大豆のついた手を気にしていました…^^;
ママ友も、1歳の息子くんの手を借りてました(笑)
もう少し大きければ、豆をつぶすお仕事にも参加してもらえそうですね!
今後の戦力化に期待しよう!
米こうじと塩を混ぜる
大豆と混ぜる前に、米こうじと塩だけで混ぜ合わせておきます。
これは最初に全部混ぜておいて、混ぜきったあとで、ママ友家用と我が家用に、半分にしました。
ここ、重要な工程みたいです。
塩を満遍なく行き渡らせることができるかどうか、が、味噌作りの成否にかなり重要みたいです。
そうでないと、発酵がうまくいかなくなるとか。
大豆・種味噌も混ぜる
大豆と種味噌を加えていきます。
種味噌が加わったことで、ぐんと味噌っぽくなる。
というか、種味噌自体がすごくおいしそう!
容器に詰めていく
小さめのボールを作って、少し押しながらつめていきます。
5.4リットルの容器に、半分くらいですね。
平らにならして、1つまみか2つまみの塩を撒いておきます。
かびませんように…!
上表面に空気が入らないように、ラップをして、仕込み完了です。
味噌の重さの10%くらいの重石を置くといい、と書いてあったので、300グラムくらいの大豆を重石に置いておきました。
夏にお手入れ予定。そして、出来上がりを待つばかり!
7月か9月に、発酵中の味噌をかき混ぜるといいんだそうな。
天地返しというそうです。
かき混ぜるのは、全体の品質を均一にし、味噌の中の酵母に酸素を与えることが目的です。
そして、年末には出来上がるみたい。
同じ味噌でも、ママ友のおうちの味噌とは違うかも。
味噌の味見会もしたいな。楽しみです!
ママ友と味噌作りのススメ
もうすでに仲良しのママ友とはもちろん、仲良くなりたいな~と思ったママ友がいたら「味噌作り、興味ない?」とお声かけ…おすすめです!
ママ友と、ただのおしゃべりも楽しいけど、おしゃべりしながら味噌というおまけ(というかこっちがメイン。笑)もつくのです。^^
ママ友と味噌作り、お勧めの理由
お勧めの理由はたくさんあります!
- 難しい工程はない
- 混ぜたりつぶしたり、の作業が楽しい
- おしゃべりが弾む
- 子どもも参加させやすい
- 何より、「手作り味噌」というおみやげがつく
- 一人では手を出しにくい味噌も、ママ友となら勢いがつく
- 一人で4キロは大変だけど、二人なら2キロ。割安。
- 一人でもできるけど、大人が二人だと作業しやすい
- そのとき楽しいだけでなく、できあがったときにも共有できる
こんなところでしょうか。
作業をやりながらだとおしゃべりも弾む。
豆をつぶす、塩と米こうじを混ぜ合わせるところが、ちょうどよい運動なのもまたヨシ、なのです。
ママ友との味噌作り、必須のもの&あると便利な道具まとめます
「味噌作りやったことないし、準備するのが大変そう!」と思われるかもしれませんが、意外と大丈夫でした。
道具は、家にあるもので乗り切れました。
味噌セットは当然ながら必須、圧力鍋もぜひあったほうがいい(時短になります)。
- 味噌セット
→当日までに届くように、必ず用意しておきましょう。
- 圧力鍋
→あると豆を煮るのが早いです
- ジップロック
→豆をつぶすのに便利。4キロを2人で分けるなら、Lサイズがあるといいです
- 大き目のざる
→煮汁を切るために
- 大き目のボウル
→大豆を洗ったり、米こうじと塩を混ぜたり。大きめのなべでも代用可能
あとは菜箸やおたまなど、必要に応じて、家で普段使っているものを使いました。
豆はジップロックの中でつぶすし、ボウル以外はそれほど汚れ物も出ないので、それほど大変ではありません。
「おすすめです!」「大変ではありません」なんて言っちゃいましたが、味噌作り初めてだった私^^;
さて、どんなお味噌ができるのかな?
完成を楽しみに待ちたいと思います!
今回使った味噌セットはこちらです。
気になってる方は、楽天セール中にぜひ☆
今日もいい一日になりますように!