おはようございます。
梅つま子です。
このブログでたびたびお知らせしてきた、生理カップのワークショップ。
無事、終了しました!
来てくださった方、応援してくださった方、ありがとうございます。
今日のブログでは準備してきたことなどをさかのぼって、気持ちをつづっておきたいと思います。
「生理カップ」と、「ワークショップ」
大学に勤めていたころ、ワークショップに参加したり、企画したり、ということが多々ありました。
ワークショップでは、初めて会う人と、ちょっとしたワークをして、考えを聞いたり深めたりするのが楽しいな~といつも思っていました。
生理カップは、私は、見る前に飛んじゃった人なんですよね。
「これは私は使ってみたい!」と思いを決めたら早くて、現物を見ずしてネットで買い、自分で試行錯誤しているうちに使いこなせるようになりました。
でも、生理カップって、現物を見て、実際に触って、どうやって折るのか、入れるのか、取り出すのかを、買う前に知りたい人って多いだろうな、と思うんです。
それが普通だと思います。
値段だってそこそこするし、生理のときの今までのやり方を大きく変えるアイテムなんですもの。
そして、生理カップは、ほかの人がつけている様子を見る(!)ことができないし、「見よう見まね」が通用しないんですよね…^^;
でもやっぱり、いいものは、人に伝えたい。
自分が小さい子を育てる毎日で、生理カップがあって、すごく生活が楽になりました。
後追いされるときに「今まさにナプキン変えてるから入ってこないで!」ってこともないし、お風呂に入るときも流血(!)を気にしなくてよくなったし、生理のときのトイレの回数がそもそも減った。
ナプキンの在庫を気にしなくていいことや、ごみが出ないことも美しい。
小さい子をもつママさんに、生理カップのよさを伝えたい…!と思うようになりました。
というわけで、生理カップとワークショップの関係って、すごくいいんじゃない?!と思うようになったんです…!!
実現へ!
ワークショップできたらいいな、という思いは以前からあったのですが、「できたらいいな」から、実際の実現へと一歩進めたのは、お友達のとなりのとろろさんがワークショップを実現されたことが大きかったように思います。
とろろさんのワークショップの手作り感や時間配分、暖かい感じとか、すごく参考になりました。
「生理カップのワークショップをしたい」、といっても、自分の力だけではまったくどうにも動けません。
エヴァカップやスーパージェニーを販売しているインテグロ株式会社の神林さん、木下さんのお力をお借りして、実現できることになりました。
子育て中の身ですと、身軽に動けないのがネックなのですが、なんと、神林さんと木下さん、はるばる我が家までお越しくださって…!
なんとも濃密な時間を過ごしました。
こういうミーティング、大好き!
こっちをこうしたほうがいいだろうか、こういうアイディアは使えるだろうか…
あーでもない、こーでもない…
頭がフル回転する時間です。
お2人が来てくださったこの日に、プログラムの大体のところを決めることができて、案がかなり具体的になり、大きく前進しました。
集客って難しい…
で、プログラムを作ったり自分の話をどうするかというのはまあ、自分ひとりでも何とか動けるのですが、やっぱりどうにもこうにも困ったのが、「集客どうする問題」でした。
ツイッターの力を借りたところ、多くの方が「リツイート」や「いいね」をしてくださって感激です。
まだまだ、残席に余裕アリなのです。子育て中のママさんに情報シェアしていただけたら大変ありがたいです…!チラシを置ける場所の情報も、求めております! / “生理カップのワークショップ、申し込み開始です。お子様連れでも、お一人でも、お友達と一緒でも、ぜひどうぞ…” https://t.co/03NlNqI5qL
— 梅つま子@生理カップWS→6/29 (@umetsumako) 2019年5月28日
場所が勝どきということで、近いエリアにお住まいのayakoさんにお尋ねしたところ、児童館の情報を快く教えてくださいました!
遅ればせながら気づいたのは、私が今までかかわっていたワークショップって、集客の問題はさほど発生しなかった、ということなのです。
なぜなら、職場が主催すれば、その職場の人は足を運んでくれるし、
学会や研究会がらみなら会員の人が来てくれるし、
先生に相談すれば、大学院のゼミで宣伝してくれるし…!
まったくのゼロから、「こういうワークショップしますよ!」って宣伝することの難しさを、ようやく感じたのでした。
このへん、今後の課題です!
梅つま子の……知名度…
うーむ、どうしたらいいのかなあ。
「この人のワークショップに行きたいな」と思ってもらえるような自分になりたい。
当日
少し雨がぱらつく天気の中、5歳の娘を連れてちょっと早めに到着。
どきどきしながら、会場の準備をしました。
そして、いざスタート!!
緊張しつつも、小さいお子さんが何人も来てくれて、雰囲気が明るくて暖かくて、
「ワークショップできるっていいなあ…!」
って、ふるえながら(笑)思ってました。
あー私ってこれほどまでにワークショップ好きなんだなあ、やりたいって思ってたんだなーと、今更ながらジワジワと感じました。
それから、ありがたかったのは、キャンセルの方があらかじめ、ご連絡を下さったこと。
子連れのイベントだと、当日ドタキャンになってしまうことだってあると思うんです。
欠席になってしまうのもしょうがないですよね、という話をインテグロの神林さん、木下さんとしていたのですが、当日のキャンセルや遅刻は一件もありませんでした!
私、感動しました
当日の時間配分を、その場で変更したこともあって、内心あたふたしていたのですが、参加者の方の熱心さに後押しされて、熱気と充実感を感じる、とてもいい時間になりました!
ワークショップではこんなことしました
ワークショップの中で、骨盤底筋のワークでロルファーの溝辺英子さんは、実際の模型を見ながらのトレーニングを教えていただきました。
骨盤底筋だけじゃなく、「下のホームポジション」や「全身の平行」、「肩こりのほぐし方」、「骨盤を立てて座る座り方」などについて知れて、大きな収穫でした^^
シュールな写真撮っちゃいました。笑
そして、グループワーク。
「生理カップに関する不安や疑問」を書き出してください、とお願いしたところ、たくさんの付箋が貼り付けられました!
やっぱり不安ですよね!
「入れるときよりも取り出すほうが不安」との声も。
そうなんです、大きいとはいえ、弾力があって小さくたためるから、けっこうつるっと入ってしまうのですよ。
でも、出すときは、入れるときと違って、全体を自由に折り曲げられないので、ちょっと時間がかかるかもしれません。
時間をかけるのは、
入れるとき<出すとき
だと思ってます、私は。
無理に引き出すとイテテとなるので、ステムを引っ張ってカップの下3分の2くらいが見えたら、指先に力を入れて、Uの字にしっかり折りまげます。
経血を便器内にこぼし手もかまわないくらいのつもりで引き出すと、痛みを感じずに取れますよ^^
来てくれてありがとう
ブログのお友達では、
・あきさん
・じぇんさん
・りんごさん
が来てくださいました!
じぇんさんからは、早速ブログにてレポいただいております。
じぇんさんのレポから名言を引用します。
これまで当たり前になっていた習慣に新しいものを導入するのは結構勇気がいることだけど
説明を聞くとそれって不安要素をクリアするのが面倒だっただけかもなぁと思いました
ちょっと高いのもハードルだけれど
10年も使うのに安くてもそれはそれで不安...
これもう「ですよね!!!」しか出ません!
そうですよね~。
皆さん、自分なりの生理の過ごし方って確立していますもんね。
それを変えるのって大きな勇気がいること。
そしてカップは5,000円くらいするものだけど、逆に安かったら、安心して自分の体に入れられるだろうか…って思う^^;
そしてりんごさんは「グラスを使っての実践が斬新」だったと感想をくれました^^
ブロ友の梅つま子ちゃん @umetsumako がコーディネーターを勤めた「生理カップワークショップ」に参加してきました。
— りんご@5歳3歳育ててます (@ringo_time) 2019年6月29日
グラスを使っての実践が中々斬新だった…!!
気になっていた生理カップについて知ることが出来た有意義な時間でした。
興味深かったので試してみたいぞ🤔✨ pic.twitter.com/xpSgDdmTql
ぴったりサイズのグラスを使って、折り曲げて入れる・取り出すの実習をしていただきました~!
意外と膣の入り口に入ること、取り出すときにしっかり折り曲げること、体験していただけたかなと思います^^
追記
あきさんもレポを書いてくれました!
あきさんはうちの娘と同学年の5歳の娘ちゃんを連れてきてくれたのですが、その理由をこう書いてくれてます。
今回5歳娘を連れて参加しようと思ったのには一つ訳がありました。
生理カップの講座って、性教育にもいいんじゃない?と思ったから。
(略)
そのうち娘も使うかもしれないし。
生理用品の選択肢として、提示できるアイテムが増えたのは良いことだと思っています。
生理カップ×性教育、っていい組み合わせだと私も思っているので、そのあたりをこのブログでもまた書いていきたいな…と思うのでした。
おまけ
一緒に連れて行った5歳娘、生理カップタワー作ってました!!
私のおしゃべりの血をがっつり引いた娘が、しゃべりたがってしゃべりたがって…。
「歯が2本抜けましたって言って!!」
「トイレはこちらです、って言わせて!!」
とかなんとか…^^;
生理カップユーザーのはづきさん(インド人の旦那さんとご結婚された新婚さんです^^)が、ワープショップのお手伝いに来てくれたのですが、うちの娘がはづきさんのことを「お姉ちゃん☆」と、懐きまくりまして。
今日は生理カップのワークショップに参加しました!いろんなこと学べて参加者の方々とも会話できて楽しかったです😊✨
— インド人嫁 in Tokyo (@ankitandhazuki) 2019年6月29日
つま子さんのお子さんが私の名前も書いてくれました♡ https://t.co/xuXEjiz5mR pic.twitter.com/KQfwaoelIa
「づ」が…(涙)
はづきさん、「上手に書けたね!」って!優しい~~~!
お相手してくださった皆様、ありがとうございます!
今後のこと
またワークショップが企画したい !と思っています。
無事、生理カップワークショップ終わりました!来てくださった方、応援してくださった方、ありがとうございました😆✨たくさんの出会いがあり、記念すべき一日となりました。
— 梅つま子@生理カップWS→6/29 (@umetsumako) 2019年6月29日
やっぱり生理カップに関わってるとポジティブな気持ちになるし、素敵なご縁を連れてきてくれる。私のラッキーアイテムです👼 https://t.co/PdjCcEQjMC
ポジティブな気持ちになれる、素敵なご縁を連れてきてくれる、私のラッキーアイテムなんです。
地域の子育て広場とか、産院の母親学級、児童館の親子イベント、
大学のジェンダーの授業や、高校の保健体育の授業…。
そんな場所で、生理カップのワークショップできないかな…!
生理カップを使っての性教育も出来るんじゃないかなあ、などとも妄想は膨らむばかりなのです
なんかまだまだ書きたいことはあるのですが、これからもワークショップができるように…!
できたらいいなあ。
したいよ。
やろうよ!
…という気持ちで、今日のブログを終えようと思います。
というわけで、ワークショップの当日と昨日、2日間をしっかり休みました^^
私にとって、2年ぶりくらいの、ブログの休日となりました!
しっかり休みました
▼おすすめのカップ1、エヴァカップ▼
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まさに「生理カップのスタンダード」と呼びたいカップ。
「ばいーん」と開く力が強いので、漏れにくい。「入れやすさ」もばっちりです。
優等生的なカップです!
▼おすすめのカップ2、スーパージェニー▼
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ころんとしたつりがね型で、体へのフィット感が抜群。
リムが薄いので、取り出すときに指先だけでもしっかり曲がります。
取り出すときに「痛みを感じにくい」 と思えるカップです^^
▼こちらの記事で二つのカップを比較しています▼
▼量が多い、と自覚している肩なら、スーパージェニーのラージサイズがおすすめ▼
今日もいい一日になりますように!