おはようございます。
梅つま子です。
以前から気になっていた本、『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』
を読みました。
関口 賢 文藝春秋 2018年01月26日 売り上げランキング :
|
読んだいきさつ
ここ最近、「空腹に耐える力をつける」ということが気になっています。
そこでこちらの『空腹力 やせる、若返る、健康になる! (PHP新書)』を読んでみたのでした。
『空腹力 やせる、若返る、健康になる! (PHP新書)』には、空腹でいることの良さが書いてありました。
おなかがすくとツラい、という自分の体質は劇的には変わらないけれど、本を読んだその後は、「うん、今、白血球が活躍しているときなんだ」と思って、少しは我慢ができるようになりました。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』は、アマゾンでのレビュー数も多く、気になっていました。
とはいえ、食べることは大好き、ご飯も甘いものも大好きな私。
「断食なんてできるのかなあ…」と思いつつ、何でこの本がすごく注目されているのかがわかるといいなあと思って手に取りました。
気になったところの一気抜粋行きます!
太字強調は梅つま子によるものです。
月曜断食のやり方
食事を摂らないのは一週間のうち1日だけ。それでいて、週1日の月曜断食を3~4週間行うことで、3日間断食したのと同じように、体質を根本から変えていくことが可能になります。
4週間のプログラムを終えた方はみなさん、「4週目に入ったあたりから食べても体重が減っている」「朝早く起きられるようになった 」「PMS の症状が軽くなり、生理痛も軽減された」など自分の身に起きた変化から、月曜断食によって体の内側から変わってきたことを実感されています。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(22ページ)
一週間の7日間のうち、1日だけ断食するんだそうです。
しかし、 月曜だけ断食すればいいかというとそうではなく、ほかの日にもルールがあります。
それがこちら。
・不食 月曜日は食べ物を断ち、基本は水だけを飲んで過ごす
・良食 火~金曜日は、体に必要な栄養素を選んで食べる。体が喜ぶ食事を摂る。
・美食 土日は好きなものを食べ、食べる楽しみを満喫し、心を満たす。
良食・美食期間に共通するのは、1食の分量は(咀嚼した時の量で)こぶし2つ分まで。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(68から69ページ)
土日でも、こぶしふたつぶん…?!
そう、好きなものは食べていいけど、こぶし2つ分って、かなり少ない。
私の感覚だと、腹6分目くらいかな。
ということは…私の理解では、月曜断食というものは、月曜に断食で完結するものではなく。
「月曜断食をテコにして、基本的には毎日少食(しかも、基本的に体にいいもの)にしていこう」ということなのだと気づきました。
しかも、食べる内容も細かく決まっています。
平日の朝は、ヨーグルトと果物です。
旬の果物でビタミン類と酵素を、ヨーグルトから乳酸菌を摂ります。
果物の消化にかかる時間は40分ほどで、体への負荷が少ないことから、朝摂るのに適した食べ物といえます。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(71ページ)
ヨーグルトかあ。いきなり暗雲です…。
私、ヨーグルトはあまり食べません。
冬は特に体が冷えてしまう感じがするのと、ヨーグルトは重いので買って帰るのが大変。
そして。私の大好きな炭酸水はNG…!
火曜日から日曜日もメインの飲み物は水です。炭酸水は胃にガスが溜まり、断食で小さくなろうとしている胃の邪魔をするので NG です。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(77ページ)
うーん。
私の食生活にはあっていないのかも?!
月曜断食の考え方
ヨーグルトはあまり食べないし、今のままの食生活では、月曜断食はハードルが高そう。
しかし、月曜断食の考え方には、大きく参考になりそうなところがありました!
やや乱暴ないい方になりますが、現代人の大半は、食べ過ぎによって胃腸がバカになっている。そして次から次へと送り込まれてくる食べ物の消化に追われっぱなしで、本来、健康な体にとって最も大切である傷ついた細胞の修復・回復は後回し。
エネルギーの使いどころを間違っていることが、不調が大きな原因です。
断食で食べ物を断ち、胃腸の活動を一旦オフにして、胃腸が正常に働ける環境を取り戻し、修復・回復に多くのエネルギーを費やせる体質にシフトすることで、体調はどんどん上向いていきます。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(25から26ページ)
やっぱり食べすぎかあ。
それはわかる気がします。
ダイエットを意識し始めて1年半、なるべく満腹まで食べないようにしていて、それなりに食べ物に気を遣ってはいるけれど、やっぱりまだまだやせるべきところはあります。
そう考えると、私の腹八分目なんて、まだまだなのかも。
食べるものは、もっとぐっと少なくていいのかも。
それから、こんな面白いことも書いてありました。
部屋に何を運び入れるかという取捨選択と、口に入れる食べ物を選ぶ作業は、じつは似たような発想のもと行われています。
要は、自分にとって何が必要で、何が必要でないかの判断が的確になされているか、どうかです。
(中略)
冷静な判断がきかず、欲望のままに行動してしまうと、部屋は散らかり胃腸は疲弊します。
自分にとって快適な環境を整えるために、まずは、部屋の掃除からはじめる。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(113ページ)
だから、ダイエットと片づけを同時進行でやるのは無謀に見えつつも、意外とあっているのかも。
ダイエットと片づけ、目指すところや効能が、かなり似ているんじゃないかな。
どちらもスッキリにつながる。
月曜断食のポイント
断食は「食べない」だけ。とてもシンプルです。
何を食べようか考えないですむし、お金もかからないのは、とても気楽です。
何を食べようか、ということと、食べる準備、食べることに時間を取られないので、一日を有意義に使えます。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(55ページ)
確かに…。
ひとたび「食べる」と決めると、何を?どれくらい?と、考えることはたくさん。
でも、「食べない」ことは、それ以上ほかの選択肢を呼び込みません。
シンプルなんですよね。
それから、こんなことも書かれていて、胸にチクリ。というか、グサリ。
断食にトライする方は、悩んだ時間が長い分だけ本気ともいえますが、他のダイエット法によって得た玉石混交の知識に振り回され、これ!と決めたダイエットも自己流にアレンジして完遂を難しくしたり、自分に都合のいいルールに書き換えてしまう傾向が見受けられます。
これが、クセモノです。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(81ページ)
自己流に解釈してしまう…。
まさに、「ヨーグルトは無理だな。ぬか漬けでいいかな」と解釈していた自分がいますもん…。
自分自身の生活を変えるのはストレスだし、合うところ合わないところはあるから、「これくらいいいだろう」と考えてしまいます。
で、自己流解釈にしてやってしまうと、うまくいかないことがあるよ、という例がこちら。
回復食の重要性をあまり理解しないで、低 GI 値や低糖質だからいいかと自己判断し、玄米やブランを使用したパンなどを食べていた方もいましたが、これらは炭水化物であることには変わりがなく、消化に時間がかかり、その分、胃腸にも負担をかけます。
断食明けの食事は消化時間が短く、空腹の時間を長くキープできるものというものを選ぶのもポイントです。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(87ページ)
…つまり、月曜断食は、糖質とかカロリーそのものだけでなく、消化時間も大切なんですね。
別のところにも書いてありました。
「結局のところ断食でも糖質制限を意識しているなら、普通に糖質制限だけしてればいいんじゃない?」という声が耳に届きますが、糖質制限にのみ焦点を当てたダイエットでは、空腹になる時間を持つという視点が抜け落ちてしまいます。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(168ページ)
断食をすれば、いやおうなく空腹の時間になりますもんね。
もし、月曜断食をするとして、24時間食べなかったら、前日の夜ごはんから次の朝ごはんまで、都合33時間くらい何も食べないっていうことか。
すごいな…。
そして、大事なポイント。
ポイントは、悪いものが3つ重ならない食べ方です。
月曜断食に分ける悪いものとは次の通りです。・食べる時間帯=夜遅い食事、不必要な間食など
・食べるもの=寝る6時間前以降の炭水化物、寝る4~6時間前以降のタンパク質、糖質の高い食べ物など
・食べる量=咀嚼した時にこぶし2つ分を超える量の食事
あまり厳密にすると窮屈で生活しづらくなってしまうので、時間帯 × もの × 量のうち、まずは○が2つになるような食べ方を心がけることからはじめましょう。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(165から166ページ)
なるほど。
それにしても、3つのバツなんて、簡単ですね。
「夜中に甘いものをちょっとつまみ出したらとまらなくなった」…というのは、時間帯から考えても、食べるもので考えても、量で考えても、最悪なんですね…。
ダイエットを始める前だけど、子どもの夜泣きの対応で目が覚めてしまい、夜中2時くらいなのにチョコチップメロンパンとか食べてしまったことがあったな…。
月曜断食の効果
月曜断食、なんかルールが細かくて難しそうで無理そう!と思うのですが、惹かれるのは、やはりその効果。
朝、起きられないのは意志が弱いから。気合いが足りないから。自分は社会人失格だ…。そんなふうに自分を責めていましたが、断食を経験した直後から、朝スッキリ起きられるように体が変わったのです。
その結果、遅刻をするどころが、5時半にはバチッと目が覚め、朝からテキパキ動ける自分へと生まれ変わりました。
胃を空っぽにして眠りにつくと睡眠の質が高まり、自然と朝早くに目が覚めるのです。
皆さんも、夜中の23時にパチッと目が覚めて、もう寝なくてもいいかなと思うくらい熟睡した感覚を味わったことがないでしょうか。
あの感覚が毎日続くのです。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(39ページ)
空腹で寝るなんてツラい…おなかを満たして寝たい、と思っていたけど、空腹で寝ることのほうが体にはいいみたいです。
自己流での実践はダメなようですが、「簡単コース」は用意されているみたいで。
それは、夜だけの断食。
どれだけ言葉を尽くしても、「断食」に対する抵抗感をぬぐえない方もいらっしゃるでしょう。そういう方には、「まず、今日の夜だけ食事を抜いてみませんか?」とご提案します。
(中略)
1回夜断食をしただけでも、朝の目覚めがいつもよりスッキリしていたり、抱えている不調が和らいでいたり、何らかの身体の変化を感じることがほとんどです。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(118ページ)
夜だけなら…もう、寝るだけなら、できるのかしら?
できるのか?月曜断食
読んでみて、本書では、「ヨーグルトが非常に重要視されている」とわかりました。
私はヨーグルトを食べないので、その時点で「ああ…ダメかな」と思いました。
どうしようか。そんなにヨーグルトがいいのだろうか…。
まずはヨーグルト買ってみようかな。1週間分だけでも。
しかし、丸ごとは実践できないとしても、「1週間に一日だけ断食をする」という考え方は参考になりました。
やはり、今食べている量だって、自分では減らしているつもりでもまだまだ多いんだと思う。
「このおなかの肉が維持できている」ということが、カロリー過多であることを物語っておりますもの…。
「このおなかでファイナルアンサーでいいのか?」
といわれたら…
嫌だ!嫌すぎる!!
一度でいいから、ぺたんこになった自分のおなかを眺めてみたい…!
月曜断食はできないとしても、たとえば朝・昼・晩を、「軽め・軽め・軽め×早め」にして、夜はなるべく早く寝る、ということを心がけるだけでも、さらに健康になれそう。
断食なんて限られた人がするもの、と思い込んでいたけど、「アナタも断食してもいいくらいの体脂肪率を保っているんだよ」と肩をたたいてもらったような、そんな気持ちです。
(本書で言われている理想の体脂肪率、私はまだまだ遠いです。気になる方は、本書p.61をご覧ください。私はショックを受けてしまいました…。)
終わりに
断食をしない理由ならたくさんあります。
子育て中だから子どもと一緒に食べなければいけないし、とか、家族の分のご飯を作るのに自分だけ断食するなんて、ということを言い訳にしてしまいがち。
でも、言い訳にし続けた結果が、今のこの、おなかの消えないお肉なわけですから、 そこはしっかり現実を見つめたいところ。
調べてみると、ほかにも断食関係の本はたくさんあったので、いくつか読めそうなものを読みながら、食生活改善していきたいと思います。
気になっている本。
無理しすぎない程度に、食べるものを見つめなおしていこう☆
そして、そして。
楽天でまた始まるんだそうです!スーパーセール!
「断食」と「断お買い物」、私にとってつらいのはどっちだろう。笑
つま子のダイエット記事いろいろ
▼おいしくないのになぜか気になる味。ダイエットの味方。
▼どうしても食べたくなるとき、ありますよねえ。
▼茹で鶏はさっぱり食べられておいしいのでよく食べています。
今日もいい一日になりますように!