おはようございます。
梅つま子です。
今年の目標に「少食」を掲げました。
現在は、「少食」をサポートしてくれそうな本を見つけては読んでいます。
この本の考え方、いいなと思ったので、ご紹介です。
読んだ本『人の運は「少食」にあり』
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心に響いたところ
太字強調は梅つま子によるものです。
食の節制は、身体を美しく健康にし、それにともない心も磨いてくれるのです。
今、物事がうまくいっている人は、さらに幸運になり、自分は運が悪いと思っている人は、その悪い運を一気に好転させるヒントがここにあるわけですから、それを実践しないのはもったいない話です。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(39ページ)
ダイエットしてみて、実感があるんです。
食べるものをちょっと変えると気分がすごく変わるなと。
具体的には、ワシワシ生野菜を食べた後ってなんだかすっきりする。
食事をちょっとでやめられたときって、気分がいい。
その逆に、だらだらとスナック菓子をつまみ続けたときって、そのときはラクだけど、あとからどっと疲れがくる。
だから、「悪い運を一気に好転させるヒント」というのはナルホドなんです。
実感的によくわかるというか。
そして、食べることが好きであるほど、食べ物を大事にしているような気がするけど、実は逆なんだろうな。
神から授かった命を親から授かった肉体の中で大切に花咲かせる責任が、私たち一人一人に与えられています。
私の場合は、断食を重ねるうちに、食べることの喜びをしみじみと味わえるようになりました。
以前から、そういうことはわかっているつもりだったのですが、繰り返し断食をしているうちに、食べる喜びが何倍も深くなっていたように思います。
しかも、少しの量で満足できるようになりました。
断食を実践すると、少食への移行をスムーズにするだけでなく、食べ物への「ありがとう」という心からの感謝が自分の中に生まれてきます。
口にする食べ物一つ一つが、これまでとは一味違った美味しさで胃を満たしてくれるようになります。
つまり、「食べない道楽」を通じて「食べる道楽」を知り、本当の意味でのグルメになれるのです。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(145ページ)
イライラにまかせてガツガツ食べるより(よくやってたと思うんです…反省)、ちょっとだけ味わって食べるほうが豊かだと思います。
『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』を読んだときも思ったけど、やっぱり基本的に食べすぎなんですよね。私は。
人間は一日に三回も食事をとる必要はないということです。
朝食を抜いて午前中はカロリーの燃焼と排泄に努めた方が、体は爽快になります。
繰り返しやって来た飢餓の時代を生き抜いた人類の身体は、食べないことに関しては対しては強いと言われていますが、決して無理なことにトライする必要はありません。
しかし、食いしん坊の私たちでも、食べるものを少し減らす、あるいは朝食を抜くなど、胃腸休ませてあげ、負担をかけないようにすることで、身体の臓器はぐんと元気になってくるのです。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(167ページ)
食べることが体にとっての当たり前だと思っていたから食べ続けてきたけど、食べないことによる体のケアっていうのもあるんだと思います。
実際、食べないからって、どうってことない。頭が働かないかというとそうでもないような気がします。
結局のところ、食べ物に執着を持ちすぎている自分がイヤなんですよね。
食べられないことにイライラしてしまうし、おなかがすくと、おなかがすいた自分の空腹しか頭になくなってしまうことがつらい。
「あーおなかすいたおなかすいた!」って思っているより、「なきゃないでいいや、一色抜いても」、くらいに考えて鷹揚なほうが生きている余裕を感じる。
人は無理をせず、適度に運動し、おいしいものを少し食べ、ゆっくり温泉にでも浸かって、馬の合う人と楽しく語らい、天寿をまっとうすべきです。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(189ページ )
食べることが大好きな自分が好きならいいけど、私は食べることが好きなあまり、他のことに余裕がなくなってしまう自分がつらくて、手放したいんですよね。
イメージは、『千と千尋の神隠し』の序盤に出てくる、豚の姿になった千尋の両親です。自分の欲望を満たすために何も目に入らずにがっついているあの姿。
あまりにも醜いけど、あの姿、実は、自分とあまり変わらないんじゃないかと思うんですよね。
少食や断食を勧めるからといって、私は禁欲主義が人間の精神に良いと考えているわけではありません。
本物の快楽に近づくための手段としての少食や断食を語っているだけです。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(192ページ)
「 一日3食しっかり食べる、間食もそこそこいただきます!心行くまで!!」のマインドセットを手放して、少しで満たされる自分になりたい。
たとえば以下のような文章はとてもスピリチュアルな感じがするけど、自分の体を神聖なもの、清潔なものと思える気持ちは大事だと思う。
肉体は自分のものであって、自分のものではありません。
肉体は、神のやしろです。
神社の境内がいつも美しく掃き清められているように、自分の肉体も清潔に保たなくてはなりません。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(193ページ)
ご馳走にがっつく千尋の両親のような食欲を心の中にずっと飼いならしたままだったら、自分の体を大事にする気持ちって、わかない気がする。
終わりに
ダイエットを始めてから、ずっと「やせたい。やせたいから、やせたい」と思ってきました。
でも、それだけじゃなくて、心の健康や精神性を高めるためにも、過度な食欲を手放したい。と思うのでした。
私のモットーである「メンタルのことは、フィジカルに」ということも、「健全な心は、健全な肉体に宿る」(A Sound mind in a sound body)と昔から言われてきたのと同じ考えです。
健全な心こそが魂であり、肉体に宿る神でもあるのです。単なる健康のための健康法ではなく、自分の精神性を高めるための健康法でなくてはなりません。
『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』(194ページ)
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きっと少食習慣は一生の財産になる!
今日もいい一日になりますように!