おはようございます。
梅つま子です。
昨日チラリと書いた話、
タイトルのとおり、オンライン英会話のレッスン中にまさかの号泣事件です。
ちなみに、数日前なのですがすでに私の中では笑い話です。
「こんなこともあったよ」と防備録書いておこうと思います。
きっかけはこのこと
ツイッターにつぶやいたのですが、こんなことがありました。
算数の時間に娘が当てられて、近くの子に「間違えればいいのに」と言われたんだって。「それでマイちゃんはどうしたの?」と聞いたら「耳を澄まさないようにしたの」って。
— 梅つま子@月経カップとシンプルライフ (@umetsumako) June 22, 2020
まだ生後7年そこそこなのに、そんな悪意とライフハックが子どもには身に付くんだね。母さん驚いたし、まだ胸がどきどきしてる。
小学校1年の娘、帰宅すると、
「今日イヤなことがあった…」と報告してくれます。
やや神経質なところがあるのかなと思います。
私も子どものころはそうで、
むしろ娘よりひどかったうえに、
学校で何があったかをうまく親に説明できたためしはないので、
いちいち私に報告してくれるのはありがたいこと。
しかし、
40代としてそれなりの図太さの獲得を完了してしまった身としては、
「そうだよね。でも、学校ってそういうこともある場なんだよ」
と言いたいし、
「早く慣れておくれよ」とも言いたい。
それに、上のツイートだと娘が一方的にかわいそうな感じだけれど、
場合によっては、お互いさまな部分もあるのかもしれない、と思っていたほうがいいよな、と思うんです。
(幼稚園のとき、娘のいうことを鵜呑みにして「こう言っていたんですけど…」と担任の先生に相談したところ、娘の話と、事実を一部始終見ていた先生のお話とが食い違っていたことがありました。)
私の態度をどうするか
で、これって娘に起こっていることではあるけれど、
私が母親としてどういう態度をとっていくか、ということでもあるんだよね、と思っています。
優しく励まし寄り添うのか、
大丈夫だから!とちょっと突き放し気味に接していくのか。
学校に電話するとか、
学校まで一緒に行くとか、
できることはいろいろあるけど、
それをすることを選ぶのか。
一人でニコニコ上機嫌に支度して、
元気に一人で学校に出かけて、
一人で上機嫌に帰ってくれたらそんなうれしいことはない。
けどそれが実現しなかったとき、
どうするのか。
私は何を言い、どこまで行くのか。
そういう方針をよく考えないまま、
今を迎えてしまったなあと思います。
(まあ、たぶん、こういうのってその場その場で考えていくことなんだろうけど…)
そんなことがあった日のオンライン英会話レッスン
この1ヶ月毎日続けているオンライン英会話のネイティブキャンプ 。
すっかり自分の日課になりました。
その日の頭を働かせるためにも、朝のうちに発音のレッスンを受けることにしています。
口が動くと頭に酸素が入るような気がして、一日をシャキッと過ごせるんです。
ちょうど、「お気に入り」に登録している先生がつかまったので、
教材と先生を選んでビデオをつなぎました。
レッスンが始まり、
「How are you?」
と聞かれたら、なんだかホッと安心してしまったのと、
えっどうしよう、I'm fineと言うところだけど、
とてもfineとは言えないと思い、とっさに
「I feel depressed...(落ち込んでいて)」
と言葉にしてしまったら、
あ、そうだ私落ち込んでいるんだ!と自分の気持ちに気づいてしまって。
ワーッと涙が出てきて、そうなんだよほんとツラいんだよー!という思いと、
わー自分、英会話レッスンで泣いてる!こんな人前代未聞!わー先生かわいそう!という思いと、
1メートルくらい頭上から自分を見ているような図が頭に浮かんで、わっホントに泣いちゃったどうするんだこれ。笑 という思いが交錯して、
しっちゃかめっちゃかでした。感情に浸る自分と冷静な自分がいて。
burst into tearsってこういうことを言うんだな~なんて思ってました。
それはこちらの話で、当然先生はびっくりして、
「どうしたのーーー!!!」
でした。そりゃそうだ。
泣くかレッスンするかどっちかにしてくれーと思うはず。笑 ←すみません。。。
「水でも飲んで」
と言われ水を飲み、
何があったか説明しないとと思い、
「My daughter...(娘が…)」
と言うんですが泣いているんでうまく言えず、
先生が
「Your daughter?(娘さんが?)」
と聞き取ってくれ、
なんかしどろもどろに話をした気がします。
このへんも思い出すと切なくて可笑しい。
どう伝えたのかよく覚えていませんが、
話をし終わったあと、先生が言ってくれたのは、
「You can cope with that(うまくやれるよ)」
「Just go with the flow(流れに身を任せて気楽にね)」
ということばでした。
あっ英語だとこうやって励ますんだ!と、場面別英会話レッスンの実践みたいになってました。
泣きながら、「この表現使えるっ…」と、メモする私。シュール。
7分くらいで泣き止み、残りの18分くらいはちゃんと予定通り、発音のレッスンできましたよ(ビル・ゲイツのスピーチでした)。
それにしてもオンライン英会話レッスンで泣くとは。
カウンセリング料加算とかしなくていいのかな。と思った次第でした。
先生ごめんなさい。
ちなみにこの先生とは、その日の夕方にちょっと時間があったときログインしたらたまたま再びつながれたので、
「午前中はごめんなさいー!回復しましたー!」
とフリートークでおしゃべりしました。
レッスンが終わると、先生からメッセージが来るのですが、
「Thank you for the effort and for making me a part of your learning experience.」
というメッセージをいただきました。
これまた素敵。先生の人間性よ…!
泣いて気づいたこと
やっぱりいきなり泣くのは行き過ぎですよね。気をつけよう。
でも、英語で少しずつ毎日自分の感情を表していくのは精神衛生上、いいことだなと思いました。
日本語だと説明過多になってしまうんだけど、英語だと客観的になれるのです(私の表現力、語彙力が少ないためでもある)。
日本語で、近所のママ友に話せることもあるけど、
英語で、異国の先生相手だからこそ話せることもあり。
相手の迷惑にならない程度に、うまいこと自分の感情を表現して、
自分の精神面の健康状態に気を配ろう、と、おしゃべり好きの40代は思うのでした。
何で泣くほどまでになったのかなと分析すると、
たぶん私は、娘が経験したことを娘の口から聞いて、
傷ついたんだろうなと思います。
共感性羞恥という言葉がここ数年で広がったけど、
私もその傾向があって、娘に起こっている問題を自分とうまく切り離せないところがあります。
さらには、娘に何か起こったとき自分はどういう態度を取るのかを決めきれていないので、いちいち傷つき落ち込むんです。
自分のことを図太い40代と思っていたけど、
それはたぶん「自分の欲望関連には図太い」ということなんだろうな。
たとえば欲しいもの、実現したいことがあったときに、
自分の力で何とかできそうなことなら、あまり人の目を気にせず、悩まずに実行できる。
でもそれが他者、特に自分の子どもがかかわったときに、
同じ図太さを発揮できるほどにはたくましくないんだよな。
あと、これはすごく自分の下品なところだと思うんですが、
やっぱり比べてしまう気持ちがあるんですよね。
他の子は元気に学校に行けるのに何で?って。
それって、つまり自分がラクをしたいからなんですよ。
他の子と同じなら安心。
問題が起きなければうれしい。
なんて矮小なわが心よ、恥を知るがいい…。
でも、気づいていてもその気持ちをとめられないとこがやっかいなんですよね。
はあ、エンドレスです。
でも、娘だけじゃないから
幼稚園のお友達のママたちは、
みんな声をそろえて、
「朝、ベソかいてるよ」
「行きたくないって言ってる」
「学校、怖いって」
と言います。
そうなのよ、1年生みんながんばってる。
たぶん…幼稚園がすごく穏やかなところだったんですよね。
(でもそれでさえ、娘は「イヤなことがあった」ってたびたび報告していた気がするけどな。笑 そうだよ、社会で暮らすってそういうことだよ)
肩の力を抜いて、フラットに考えてみると、
私なんかより、娘はずっとすごいと思うんですよね。
私は小学校1年生のころ、クラスの男の子にすねを蹴られまくって、
一年間ずっと、すねが青くなかったことはないです。
でもそれを誰にも言えなかったし、蹴られるのを受け入れていた。
でも娘なら、やめてと言えるし、何があったのかを母親に言う。先生にも話せる。
それって、すごく、とてもいいこと。
でも、すねを青くしてそれでも毎日学校に行ってた私もえらかったんだよね、きっと。
そして、いつも、そのままの娘がすばらしいなと、思い続けていたいな。
なんだかんだと、これからも悩みは続くけど…go with the flowで行きたいと思います
今日もいい一日になりますように!