おはようございます。
梅つま子です。
最近、時間があれば観ているものがあります。
それは、アマゾンプライムの、『メイキング・ザ・カット ~世界的デザイナーを目指して~』です!
メイキング・ザ・カットとは
12人のデザイナーたちが、No.1の座を目指して審査を勝ち抜いていくリアリティーショーです。
一回のエピソードで課題が与えられ、短時間で目的の作品を仕上げることが要求されます。
その回のショーで優勝したデザイナーには、作品をアマゾンで販売するという特権つき。
これまたファッション業界で世界的に有名な審査員たちが出てきて、ストレートで辛らつな批評を加え、
「あなたはmaking the cut(選抜入り)よ」と言われれば合格。
毎回のエピソードで一人ずつ脱落者が出るのです。
優勝すると100万ドルの賞金。
そう…思い出すのは…
『バチェラー』に似てるー!
これも、すごくハマって、一気に観たんです。笑
ただ、バチェラーは恋愛モノですが、メイキング・ザ・カットはデザインのお話で、
ものすごく勉強になります。
(バチェラーも…ある意味で勉強になったか。)
「メイキング・ザ・カット」シーズン1では、ハイディ・クルムとティム・ガンの元に世界中から12人のデザイナーたちが集められる。
彼らはパリや東京を経て、次の世界的ファッションブランドになるべく審査を争っていく。
毎回行われるショーの審査で優勝した服は「メイキング・ザ・カット」のAmazonストアで販売され、最終的に頂点の座に上り詰めた者には、ブランドに投資するための100万ドルが与えられる。
ショーの進行を務めるハイディ・クルムはモデルで女優。
デザイナーたちの問題点をズバズバ切っていく審査員たちを束ねて、
誰が優勝で誰が脱落なのかを容赦なく告げていきます。
ティム・ガンは美術大学の講師経験もあるファッションコンサルタントで、
彼はデザイナー側につき、時に冒険し、時に悩み立ち止まるデザイナーたちに寄り添い、
適切なアドバイスでガイドしていきます。
この2人の組み合わせも絶妙でとても面白い。
特にティム・ガンのジェントルマンな振る舞いに心を奪われました。
ティム・ガン/野澤敦子 宝島社 2012年01月 売り上げランキング :
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日本語に翻訳されている本も。
読もうかな。。。
ファッション業界なんて、私から一番縁遠いものだと思っていたし今も思うのですが、
この番組からこんなに学び、そしてハマるとは。
英語の勉強にもなる
12人の挑戦者たちは、アメリカの人が多いようでしたが、ヨーロッパ出身、アジア出身の人もいて。
英語母語話者は当然ですが、イタリアやドイツ、ベルギー、マレーシア出身のデザイナーたちがあまりにも上手に英語を操るので、すごいなと。
出てくる英単語も、「こうやって使うのか~」と勉強になります。
「デザイナーとしてだけじゃなくてentrepreneur(起業する人)としての能力も必要になる」
とか、
「このデザインはちょっとarbitrary(独断的)だね」
とか、
「私は自分のことをdormant vocano(休火山)みたいに思ってる」
などなど…。
そして、インタビューにはかなりたくさん「ピー」が入っているのですが、
皆さん、そんなにFワードを連発されているのでしょうか。。。この辺も興味深いです。
たくさんの挑戦者が、この戦いに参加したことを「opportunity」と表現しているのですが、最後のtyを「ディ」と濁って発音しているのが発見でした。
(辞書を見ると、「ティ」で書かれているものもたくさん見かけます。どっちも使うのかな。)
デザインだけじゃない戦い
デザイナーの戦いなので、デザイン上のものだけと思いきや、
自分で布を裁断、ミシンを使い縫製する力も求められる。
常にタイムリミットとの戦いないので、時間管理能力、思い切りの良さも大事。
専任の縫製係がつく回もあって、チームビルディングの能力も求められます。
審査員の直截的なアドバイスを素直に聞き入れる寛容さがなければ勝ち残れない。
同時に、自分自身の核となるブランドイメージがなくても落とされてしまう。
何週間にもわたる撮影。
プレッシャーの中で自分の過去と向き合い、成長を可視化させ、周囲を納得させていくんです。
ものすごく孤独な戦いかと思いきや、デザイナー同士で手を組んで、新しいものを作り出す課題もあったり、
時間内にどうしても終わらない仲間のために手伝ったりということも。
挑戦者の友情と、互いに刺激を与えて成長している様子にも心が打たれます。
この戦いぶりが、かっこよくていさぎよくて、爽快なんです。
最終回の戦いは、まだこれから観るので、とても楽しみにしています…!
プライム会員特典、これからも利用していきたいと思います。
今日もいい一日になりますように!