明日も暮らす。

明日も暮らす。

シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。 2013年に娘を、2016年に息子を出産した2児の母。東京近郊在住です。 大学院修了後、教育関係の仕事に就いていましたが、現在は専業主婦です。

日本社会の現在を考えさせる、良質なドキュメンタリー「BIG IN JAPAN」と「HAFU」をアマゾンプライムで。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

ちょっと時間が空いたときのお供、アマゾンプライムビデオで、

興味深いドキュメンタリーを見ました。

どちらも、日本社会の現代を映し出す、いいドキュメンタリーでした。

 

 

BIG IN JAPAN(日本で有名) 

オーストラリア人によるドキュメンタリー、と知って、

英語の勉強になるかしらん?と思ってちょっと見てみたんです。

 

でも見て、画像がまずインパクト…!

ちょっと!おいおい。笑

このおにぎりに扮している男性が、オーストラリア人の20代男性のデイブ。

彼にカメラが密着する形でドキュメンタリーが始まります。

友達2人(映画監督)と、「日本で有名になるにはどうしたらいいか」という問いに、

チャレンジしていったというストーリーなのですが…。

 

いわゆる「外人タレント 」をまとめる事務所に入って、

割と簡単にNHKの再現ドラマや、

有名どころのCMに出ちゃったり。

 

あらら、意外と簡単に「有名になる」というクエストを満たしちゃうのかな?

と思いきや、やはりそうそう、バズったり、それを維持するのって大変なんですよね。

 

糊口をしのぐためにデイブは、子どもの英語教室の教師になるのですが、

生徒である4歳の女の子から信頼を得るようになって、撮影のために教師の仕事を休むのがつらくなり、

「人間としての正しい行いって何だろう?」

という問いに行き着き。

 

スカイプで親(たぶん)に、

「間違ったことをしているかな?」

と問うところもすごく胸に迫りました。

 

いくつかの成功もありつつ、なかなか簡単にはいかなかった、かれらの社会実験。

 

ボブ・サップや、同郷のレディビアードからのアドバイスを得て、

「有名になるとはいったいどういうことなのだろう」

「どういう人が、有名になることができるのだろう」

こうした問いに、デイブと友人が、迫っていきます。

 

ドキュメンタリーが進み、人間が本来持つ承認欲求や、人が求めるペルソナとは…、など、核心に迫るほど、

映像そのものがだんだん深く、ほの暗くなっていきます。

 

SNS時代、誰もが有名になれる可能性を得ているからこそ、

向かい合うべき問いだと思いました。

 

それにしてもすばらしいのが、3人の友情。

どうやら一緒に暮らしたようだし、長きに渡る撮影の中では、

決定的に仲違いして、撮影を継続できないくらいになってもおかしくないのに、

彼らはきちんと関係性を維持して、このドキュメンタリーを平和裏に終わらせたことはすばらしいと思います。

 

有名になると言うこと事態は成し遂げられなかったとしても、

彼らが、人生の若い時代に成し遂げたことはすばらしいと思う。

 

帰る前日、「日本から離れてさびしくなると思う?」との仲間の問いに、

デイブが、「挑戦することを恋しく思うと思う」って言ってたのが印象的でした。

これだよ、若いってこのことだよ!!!

 

このドキュメンタリーは考えさせられるんだけど、

全体的に馬鹿馬鹿しくて(表紙のおにぎりをご覧くださいよ)、

「おもろうてやがてかなしき…」の感がたっぷりなので、

秋の夜長にぜひおすすめしたいですね。 

 

あ、ケルちゃんがんばれ!!

 

HAFU(ハーフ)

これもドキュメンタリー。

日本に暮らす、外国にルーツを持つ人たち5人を追いかけていっています。

かなり苦しい、厳しい生い立ちだったんだろうなあ、と想像される方もいるし、

今幸せそうに暮らしている方も、自分の出生について知らされたときに大変な苦痛を味わったことを涙ながらに語っていました。

現在進行形で、どう生きていくかをまさに探っている少年とその家族も。

 

「ハーフ」というのはご存知のとおり、英語のhalfから来ているのだけど、

「ダブル」と言い換えようという動きもあったり。

そのほかにも、「外国にルーツを持つ」とか、「日本語を母語としない」などなど、

いろんな言い方、くくり方がありますね。

 

ただ、「親の一人が日本人で、もう一人が外国人」というのはむしろすごくシンプルな形なんだなと思わざるを得ませんでした。

このドキュメンタリーでも、いわゆる「ハーフ」の方が、多様なルーツを持つ方を結婚相手に選んでいます。

親同士がいわゆるハーフである場合、その子どもたちはもはやなんと表現するのか?

ハーフという言葉にこだわることに、構造的な限界がありますよね。

日本の状況も刻々と変わりつつありますし。

 

私がこのドキュメンタリーを見て思ったのは、

多様な文化的背景を持つ子どもというのは、

アイデンティティの危機にかなり早い段階からさらされるのだなということでした。

それが、他者と同一であることをヨシとし、多様性を歓迎しない日本社会であるならなおさら。

 

段階によっては、かれらは混乱したアイデンティティをもつだろうのに、

「ハーフなの?そしたら日本語も**語もペラペラだね」

「ちょっとしゃべってみて」

「**国ってどういう国なの?」

 

日本で育っていれば日本語しか話さない場合も珍しくないのに、

ハーフ、イコール2つの言語と文化に精通しているということを前提にするのはすごく間違っているよなあ、と思うんです。

 

しかし興味や肯定的に見てくれるのはまだいいかもしれなくて、

「えっ、そうなの(距離を置く)」

「ふーん…(無関心)」

みたいな場合はしんどいだろうなと。

 

背景を理解しない人は、「ハーフ」の方々に、理路整然とした自己紹介を求め、

彼らに肯定的で明るい自己理解と、もうひとつの文化に対する説明能力と、

全体的な人格として「害は与えません!」みたいな明るさ持っていることを容易に求めすぎよな。

と思いました。反省もこめて。

 

自分自身、どういう態度をとりうるのか、難しいなと思っていて。

特に、本人が、自分の多文化性に肯定的な意識を持っているときはよくても、

本人がそれを受け入れていないときに、

「いいね!」といわれても、「よかねえよ…」と思いたいときに、

どういう付き合い方ができるのかなあと…。

 

わからない。わからないからこそ、今からでも学びたいです。

 

個人的には、アイデンティティとの付き合いは死ぬまで続くと思っていて、

そういう意味でハーフの方たちは、

若くして、ときにはビザのような死活問題をも交えながら、必死に取り組んできた先達だと思っています。

 

これからの社会を考えるためのキーピープルだと思います。

社会も、私たち個人も、ハーフの方たちの声に耳を傾けるべき。

 

アマプラのドキュメンタリー、すごいな

面白かったです。とても。

いや、

「アマプラ、ハリウッドのちょっと前の映画が見られるやつ」くらいに思っていてごめんなさい、です。

 

教員だったころ、授業で使っていたのがこれ。

私たちが普段食べている野菜や肉に、どれくらい化学の手が入っているかを考えさせられる、深く深く重いドキュメンタリーです。

これもアマプラで見られるんですよ~、アマプラ、すごいぞ! 

教員を辞めた今、若い学生に勧めたい、一緒に見たいと思えるドキュメンタリーにバンバン出会って…。

今、教壇に立っている友人たちに連絡とろうかなと思いました。

教える側の人は毎日忙しいので、ネタを仕込む時間がないのよね。

 

どうあれ、わたしはこういう、「ひとりゼミ」みたいなことが大好きです。

つま子

また面白いドキュメンタリー探しに、アマプラを探索したいと思います!

今日もいい一日になりますように!

 

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