おはようございます。
梅つま子です。
先日、こんなことがありました。
ものすごく久しぶりに一人でカフェに入る機会があって、同じくお一人の女性がいたので、ああ話しかけたい!と思ってしまった。何を話したいということもないけど、一人時間に街歩きできた楽しさで明るい気分になって、なんかそういう気持ちだったのだけど、何の用もなく話しかけたら変な人だよな。
— 梅つま子@月経カップとシンプルライフ (@umetsumako) February 11, 2021
一人でカフェに入ったとき、
私は同じように一人で来ている女性がいて、
私はものすごく知りたくなりました。
どういう人なんだろう。
でももちろん、
見ず知らずの人に話しかける用事なんてない。
場合によったら、失礼だし不自然だし、実に怪しい。
おまけにこのご時勢!
きっと「話しかけないで、近寄らないで~」と思われること必至です。
コーヒーを飲んで、おとなしくお店を後にしました。
考えてみると、
私は子どもがいるので、
そのせいで、話しかけたり話しかけられたりできたようです。
「かわいいね。何ヶ月?」と、
知らないおばあさんに電車の中で聞かれることもあったし、
自転車置き場で、自転車の前後に乗せた子どもたちが重くて、
うまく自転車を取り出せなかったときに、
お姉さんに助けてもらったこともあった。
もちろん嫌なこともありました…。
息子をベビーカーに乗せていたら、老人が見てくるので、おはようございますと挨拶したら、「歩かせねえと」。
— 梅つま子@月経カップとシンプルライフ (@umetsumako) February 5, 2020
開口一番、挨拶もせずに否定してくるコミュニケーションスタイルには衝撃。
私は以前、教員の仕事をしていたので、
学生や図書館、事務室の人などなど、幅広い「よく知らない人たち」に、
話しかけたり話しかけられたりすることは日常茶飯事でした。
いわゆるマンモス校に勤めていたのです
たぶん、そういう日常がちょっと楽しかったんですよね。
そのときは忙しく大変だったけど、今思うと懐かしい。
でも、もはや教員ではないし、
子どもも大きくなっていって、一緒に歩く機会も、
乳幼児期を過ぎたら格段に減るわけで。
「知らない人に話しかける」ということは、
どんどん減っていくんだろうなあ。
この先、知らない人に話しかけることはもちろん、
たまたま出会った人と仲良くなることはまずないんだな…と思ったら、
さびしくなりました!!
なんだろう、この感情は。
毎日毎日、家事に育児に自分のやりたいいろいろに、
余裕がなくて必死なはずなのに、
時折、なぜだか、さびしいこころが出てきて、
何かの動きを、人生につけたくなってくる。
不思議なもんです。
なんか特徴のあることをしていたら、カフェで話しかけてもらえるかなあ。
あえて本を、カバーをつけずに読んで、
「その本私も読みました!」と言われるとか。
「その万年筆、ラミーですね?」と言われるとか。
↑買ってないんですけどね…
一時的なものに過ぎないとわかってはいるけど、
謎のさびしさと、それを解消するための妄想にとりつかれているのでした。
でもこういうときって、自分の心の、いつもは見えない部分が現れているようで、
ちょっと面白いです。
何かの決心がついたり、いつもはしないことを思いついたりするのも、こういうときだったりします
今日もいい一日になりますように!