おはようございます、梅つま子です。
先日、大学時代の友人と、東京の上野に出かけてきました。
待ち合わせしたのは、日暮里。
駅から歩いて、まずはHAGISO(萩荘)へ。
何年か前に偶然発見したこのお店、
この日はラッキーなことに、朝から営業中。
「旅する朝食」セットをいただきました。朝ごはんを軽くしてきてよかった!
今回は東京バージョンだそうです。
お味噌汁も卵も、そして食後にいただいたカフェオレも、
何もかもがおいしかった…!
じんわりと体に染み渡ります。
そこからあてどなく歩いて、
道が二股に分かれると、お互いに「どっちに行く?」と。
寒かったので、日当たりのいいほうへ、いいほうへ、と歩いて、
天王寺というお寺に入りました。
満開の…このお花は何だろう。
2月の終わりなのですが、春を感じました。
結構歩いたつもりでいたのに、このお寺のすぐ裏は、日暮里駅。
あれ?私たち、日暮里駅から歩いてきたんだけど…?!
歩いた距離はなんだったのか??
谷中霊園を抜けて、寛永寺を通り過ぎます。
寛永寺には幼稚園が併設されていて、
「この幼稚園を卒園した子で、上野高校、芸大に入り、すべての教育を上野で完結させた子はいるだろうか」
などと、とりとめもないことを話し合う私たち。
そして、気づけばそこは東京国立博物館。
事前にチケットは入手していなかったけど、
ラッキーなことに、空きがあって、入れることになりました。
この荘厳なたたずまい…。
いつ来ても、「ああ!そう、私はここに来たかった」と思うんです。
「日本のたてもの」展会期中だったことで、
首里城の模型の展示もありました。
(写真の撮影がOKなところも多いことにビックリ。時代の変化を感じました!)
これはあれだ、「プリズン・ブレイク」のマイケル・スコフィールド氏が見たら喜びそう。
彼、設計士だから…。
彼なら、五重の塔からの脱出計画でも企ててくれることでしょう。
さて、模型の展示を見たあとの、私たち2人の結論は、
「われわれは、建築の分野にはとても貢献できない」ということでした。
世界最古の五重塔は、ご存知、日本の法隆寺。
7世紀とか8世紀とかに作られているのですよね。
緻密な作業を、製図の技術もなければ、それ用のペンもない、
そんな時代にどう設計し、どう木材や建具を調達し…。
もうとても想像がつかない。
私が担当者だったら、「ワーッ!」と叫びだして、図面をぐちゃぐちゃにしてしまったかも。(ひどい)
そんなわけで、
「人には向き不向きがある」
「自分にはどうあがいても貢献できない分野がある」
「そうであるならば、せめて少しでも貢献できる分野があるなら、そこに傾注すべきではないのか」
というような話をしながら、上野公園を抜けて行きます。
さっきは、歩いても歩いても日暮里だったのに、もう上野。
「鶯谷はどこに行ったのだろう」と思います。
日暮里から上野までの地理は不思議です。
晴れやかな天気がとても似合う上野公園なのでした。
そして最後は上野松坂屋へ。
夢のようにおいしいマンゴーケーキを食べました。
まだまだ話し足りなかったのに、持ち時間はここで時間切れ。
フルパワー充電できました!
またすぐこういう楽しい日が来ますように。
こういう一日があれば、私はいくらでも復活できるぞ。
今日もいい一日になりますように!