明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

私が感じたPTA。1年間の振り返り。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

3月も半ば。

小学校に入って1年目の娘も、1年生の終わりを迎えています。

今年、私は、PTAのクラス委員をやってみました。

 

 

やることになったいきさつ

娘の通う小学校で、PTAは点数制。

カウントされる数字は、係の種類によって異なるみたいですが、

ざっくりいうと「卒業までに2回はやってほしい」というような感じみたいです。

 

私には、「どうせやらなきゃいけないなら、早めにやってしまおう」という気持ちがありました。

しかも今年度は、コロナでいろんなことが不透明。

学校に行く機会も制限されるから、情報も入ってきづらいことだろうし、

PTAの仕事をしたら、少しでも情報が入りやすいかな?という希望もありました。

 

係決めのときに、「どなたかいませんか…」の沈黙が苦手なのもあって、

「はい!」とさっさと手を挙げてしまいました。

 

そしたら、娘と幼稚園だった同じママさんと、もう一人別の方もすぐ手を挙げてくれて、無事にすぐに決まりました。

 

やりとりはLINEで

今年度はかなり活動が制限されましたが、大きめのイベントと、小さめのイベントがいくつかありました。

 

学年用のLINEとクラス用のLINEがあって、それぞれでやりとりしながら進める、という感じでした。

学年代表になってくれたママさんが、とても有能で、上のお子さんのときの経験を生かしてチャキチャキ進めてくれたので、それはもうスムーズ。

 

一方のクラスLINEは、やはり同じクラスなのでいろんなことが聞きやすい!

PTAのことに限らず「この持ち物って明日必要?」みたいな質問をしあったりすることができました。

「学校に問い合わせするまでもない、でも、ちょっと確認したい」

というようなことが多々あったので、これは本当に助かりました。

 

やりとりはほぼ100%、LINEでした。

 

できないときは、できない

一度、集まりの予定の日で、「クラス役員3名のうち、誰も出席できそうにない」、というときがありました。

その日、私は、「30分くらい遅刻すれば何とか出席できそう」という感じだったので、

「私が一番負担が少なそうだから、私が都合つけようか」と言い出そうと思ったのですが、

一人が、「今回は3人とも無理だからパスしよう!」と言ってくれました。

これは目からうろこでした。

一番負担の少ない人が、ではなくて、無理なら無理。

仕事をしていたときは、「多少の負担はかぶっても仕方ない、お互い様」と思っていたので、

「自分も無理をしない」「他の人にも無理をさせない」という仕事のしかたは、新鮮でした。

 

メリット

クラス役員を一緒にした2人とは、一緒に仕事をしたことで、お互い普通に友達と言えるような関係になれたのが、大きなメリットです。

あとは、クラスを超えても知り合いができたので、「この先クラス替えしても、誰かは知り合いがいるだろうな」という(謎の)自信がつきました。

 

行事などで、学年の先生はもとより、学年以外の先生を知ることができたのもよかったです。

来年度以降に向けて心の準備をしやすいと思いました。

 

デメリット

デメリットというか、限界というか…。

やる前から感じていたけど、「一緒に動く人次第」というところがあると思います。どんな仕事もそうかもしれませんが。

 

「できればみんなやりたくない」と思われがちなPTAだけど、

「(いろんな事情で)やれない人がいる」というのは見落とされがちだと思います。

いやだから避けている、というのもありましょうが、

できるもんならやってもいいと思っているが、仕事や家庭の事情などでどうしても動きづらい、ということだってあると思うんですよね。

 

私も、以前の仕事をしていたらできなかったと思います。

具体的には、「1週間後に、急に半休を取ろうと思ったら取れる」くらいの融通が利かないと難しいなと思いました(私の個人の感覚です)。

というのは、いろんなことが、急に決まるからです。

 

集まりは頻繁にあるわけじゃないけど、

イベントの前などに「来週集まりましょう」と言われて、(無理ならごめんなさい、と言えるけど、)

2回に1回とか3回に1回くらいは応じられるくらいには自由に動けないと厳しいような気がする。

そうじゃないと、周りから何かを言われるというよりは、自分の中で、「できないのに引き受けてしまった…」という気持ちが生まれてしまいそうです(私の場合です。感じ方は人それぞれですが)。

 

あとやはり基本的に、女性の世界ですね。

PTAの時間がとりやすいのは全般的に女性だったり、子ども関係のことを家庭で担っているのは女性がメインということなのかなと感じました。

 

 

「誰かに負担が行く」というシステム

なるべく平等に分担したいものだけど、「平等」って難しいですよね。

誰か(リーダー的な存在)が多めに動き、長めに時間をとられることになってしまうシステムなんだと思います。

そういう仕事を引き受けてくれた方には頭が下がるし、せめて協力的でありたいと強く思いました。

 

金銭的な対価がないのに、そういうシステムがある…どころか、そのシステムに頼ることで学校がなりたっているとしたら、

「それって本当に持続可能なのか」を、みんなで、考えることができないものか…。

 

「やることになった人が、少しでも負担なくできるように協力する」ということはできるけど、それしかできないのは、なんとも、不完全な感じです。

 

終わりに

というわけで、「やってよかったけど、考えるべきところの残るPTA」ではありました。

まだ子どもの小学校生活は始まったばかり。

 

これからどういうことがあるのか、たくさん不安はあるけど、

保護者たちというのは、子どもたちの幸せを願い、

子どもがよいよく生活できるように、

と一緒に考えることができる人たちであるはずなので、そこに希望はあるはず。

つま子

PTAもちょっとずつでもいい方向に進むといいな…と思っています 

 

今日もいい一日になりますように!

 

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