おはようございます。
梅つま子です。
3年前に、娘とほぼ同時に、空手を習い始めました。
もともと運動はまったく得意ではないですし、
格闘技センスがあるわけでもない私。
練習も週1回、限られた時間です。
でも、「空手を習っている」ということは、
小さいながらもすっかり私のアイデンティティの一部になりました。
そして、今回ひとつ、空手関係で買い物をしました。
それはこれ!
赤い「ケンサポ」こと、「拳サポーター」です!
こういうやつです。
組手のときに、手につけて戦います。
私が習っているのは伝統空手なので、
当てる前に、引くので、実際に殴ったり殴られたりすることはないです。
しかし、間違って当たってしまったとしても、
フカフカしているのでこれで殴られてもあまり痛くない(対小学生となら…)。
実はもともと、青い方は持っていました。
赤と青があるんですが、どちらか1ペア持っていれば、
最低限の練習はできます。
実際、私はこの3年間、青い拳サポーターだけで過ごしてきました。
特段、不便も感じなかったのですが、
最近の練習では、試合の形式で練習することが多くなってきまして。
赤と青を持っていないとスムーズに練習に参加できないので、
このたび、赤のサポーターも購入したわけです。
小学生に混じって一人練習している40代としましては、
子どもたちの練習で、目立たず、でしゃばらず。
なるべく迷惑をかけず、さり気なーく役に立つ、そんな存在を目指しているので、
相手が青なら自分が赤、
相手が赤なら自分が青のサポーターをサッと身につけて、練習試合をしたいと思っています。
子どもが中心の練習なのですが、
先生が「梅さんも(試合形式の練習)したいですか?」とサラッと聞いてくださるのはありがたい。
先日は、黒帯の中学生と練習をしました。
彼がまた、カモシカのような凛とした少年なんですよ。
もう、光栄オブ光栄です。
インドアを極めた文系の文弱で、
何よりも体育の時間をこよなく嫌ってきた私が、
30近く年下の少年と、組手で向き合えることがあろうとは。
私の人生、誰が予想したでしょうか。
スピード、正確さ、空手歴、すべての面で劣る私が彼に勝てるわけがないんですが、
いくつか奇跡的に突きが決まって、
ストレート負けはせず、私のほうにもポイントが入りました。
先生から、「この試合が今日いちばん見ごたえがあった」と言われたときは、
大げさでなく、
生きててよかった
と思いました…!
そして、すがすがしく負けたあとは、見ていた一人の小学4年生男子が、
近寄ってきて、
「さっき、かっこよかったですっ」
と声をかけてくれたんですね。
これどんな映画だよ
と思いました。別に言わなくたっていいのに、
わざわざ来てくれたんですよ、4年生男子。なんて素敵な子なんだ君は。
人生ってどこまでも私を驚かせにくるなあと思ったんです。
空手が私の人生に入ってきてよかったと、もっと思うために、
赤と青の拳サポーターをフル活用して、
基礎練習からしっかり練習していきたいなと思うのでした。

もっと強くなりたいです!
今日もいい一日になりますように!