おはようございます。
梅つま子です。
「手帳とともにペンを携帯したいのに、
うっかりノートだけ持ってペンを忘れてしまう現象」に、
長年悩まされています。
その解決策のひとつとして考えたのは、
いつも使うバッグのなかの一番目立つところにフックのようなリボンをつけ、
そこにペンを吊るすことでした。
これはこれで、悪くはないです。
リボンと同じ色のマステを巻きつけてあることで、
「このペンは常にバッグの中にあるべきもの」という印がしっかり示されるし、
もし何かの用事でこのペンを使ったとしても、
またもとの位置に戻そうという気持ちが働きます。
ただし、忘れ物魔の私ですから、
「これだけで済むはずがない」と思っています。
もともとは「手帳と一緒に携帯したい」ということですから、
やっぱり、手帳に何らかの形でペンをくっつける方法がいいんです。
しかしこの試行錯誤の歴史は長くて。
当初は無印のアイテムを使ったけど、使いこなせず無理でした。
次に、手帳バンドを使ったことで、ペンの位置も解決したつもりになったんですけどね…。
この位置、ペンの位置が死角になっちゃってるんですよね。
ペンがあるかどうかが見えないというのはよろしくない。。。
これはもう、手帳カバーを改革しないといけないかなと。
それで、こうすることにしました。
手帳カバーに2箇所、水平にマステ。
そして真ん中に線を引きました。
こういうことです。
ペンの下半分とクリップ部分を、手帳カバーの中に入れちゃう形です。
しっかりと突っ込まれております。
ちなみに切り込みは、
上に3センチ、
下に4センチ。
上下の切り込みの間隔は、7.5センチです。
片方だけだとかなり不安定ですが、
ペンは2箇所で手帳にくっついているわけなので、
これならバッグの中で迷子になることはなさそう。
作業の途中で、ノートに傷をつけちゃいましたが…、
アイディアを出して実践するときにはこういうこともある。
これも名誉の負傷です!
いい感じです!
使いやすい。
このように切り込みがあいていると、
「どうぞここにペンを入れてください」という感じが、
いかにもします。
ペン自体にも、手帳に使ったのと同じマステを巻きつけたので、
なおさら「このペンはノートで使うものです」という感覚がアップしました。
そしてですね…、
この話はたぶん初めてすると思うのですが、
実は私、ずいぶんと素敵な革製の手帳カバーを購入していたんです。
楽天で、購入履歴を見ると、7年前のことです。
娘を出産して2年くらい経ち、
復職して1年半、
自分を鼓舞したかったのかな…、
名入れ刻印までしてもらって、
ペンホルダーもチケットホルダーもつけて。
なのにこれ、私、退職とともに処分しちゃったんですよね。
今なら全力で「もったいない!!」と思うけど、
同時に、
同じ手帳を使い続けるのは痛みが伴うことだったはずだから、
しょうがなかったんだね、とも思う。
仕事にまい進しつづけることを誓うようにして購入した革の手帳を、
退職した身でどの面下げて使うことができるのか?
と、ものすごく自罰的な気持ちがありました。
その手帳カバーを持って職場に向かったときの緊張感と晴れがましい思い、
そして多大な気負いが、
手帳には染み込みすぎていたんだよな。
だからもう使い続けることはできなくなくなって、
見ることすらつらすぎるようになった幻の、かっこよすぎる手帳カバー。
そして私の手元にあるのは、
私が今使っている手帳カバー、バンド、
そして手帳に切り込みを入れることで何とか編み出したペンホルダー。
なんて自分らしいんだろう。
革の手帳カバーを買うことにも、処分することにも、
そうすることしかできなかった自分があふれてる。
何年も経って今、やっぱり自分には手帳が必要で、
自分なりの使いやすさで工夫してきたことが、
私のレジリエンスなんだろうな。
手帳と私のこれまでのことを振り返ったら、なんかしんみりしちゃいました。
今の手帳がすごく好きだな
今日もいい一日になりますように!