明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。 2013年に娘を、2016年に息子を出産した2児の母。東京近郊在住です。 大学院修了後、教育関係の仕事に就いていましたが、現在は専業主婦です。

いたずらに不安になるのをやめて、自分にとっての最適解を探る。大原扁理『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を読みました。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

なるべく働きたくない人のためのお金の話』という本を読みました。

 

大原扁理 百万年書房 2018年07月03日頃
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著者の大原扁理さんは週に2日しか働かない生活をされている方で、

この本においても、しばしば自分のことを「隠居」と表現されています。

 

タイトルがタイトルなので、

「働きたくないよ!」ということがあまりにも前面に出ていますが、

本を一読してみると、

働きたくないから働いていないというよりは、

自分に向き合い、自分にとって最適な労働の量と質を考えて、

その結果が週休2日になった…ということだと理解しました。

 

今の日本に生きているとお金の不安は大きいし、

「私はこれでいいんだろうかっ」と3分に1回は考えちゃうような時代ではありますが、

不安にあおられるためだけに不安になっているところがあると自分には思えます。

 

「何が自分にとって最適か」を考えるところからスタートするのは、

簡単なようで難しい。

大原さん自身がトライアンドエラーで導き出してきた価値観や生活スタイルについて、

この本ではじっくり説明されていました。

 

その過程は、意外なほど自分のたどってきた道と似ていました。

フルタイムで働いていたころの自分の気持ちやお金の使い方(ともに荒れがちだった)。

それに引き換え、自分にとっての嫌ではない働きかたを模索しつつある、今。

 

私には、

不安を不安のままにして、「みんな働いているから」「そういうものだから」と思って仕事をしていた過去があります。

そして、

「状況的に、自分にとって今はこうするのがよさそう」

「自分はこういう働き方なら楽しめそう」

「自分にはこういう強みがありそう」

と、手探りしながら一つ一つ確かめている、今の働き方がある。

 

 

かつての私のように、自分の働き方が、

「誰かの基準や期待に照らしてどうなのか」、

ということから考えてしまいがちな人にとっては、一回スローダウンして見つめなおす機会をくれる本だと思います。

 

以下、よかったところ、自分にとって響いたところを引用します。

 

お金について考えるとき、「自分がどうありたいのか」という問題を避けて通ることができません。 というか、もっと正確に言うなら、お金の事は、「自分がどうありたいのか問題」の一部でしかないという気がします。 
お金の不安をなくすことが問題なのではなく、お金の不安がなくなったその時、自分がどんなふうに生きていくのか、という事の方が重要だからです。 
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』26ページ) 

 

東京で家賃7万円なんて普通だよ、と言われたら「あなたにとってはそうなんですね」と思っておけばいいのです。 
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』31ページ)

 

私は満足の最低基準を「好きなことをしているか」ではなく「嫌なことをしないでいられるか」で判断しています。 
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』51ページ)

 

他人の生き方を学ぶときは、あえて自分とは真逆の生き方をしている人の本を読んでみると、発見がたくさんあります。同じような考え方の方も楽しいのですが、既に知っていることも多いし、そればかり読んでいると多様な考え方に対応できなくなるかもしれません。自分と全く違う人の頭の中には、自分が知り得なかったことや気づけなかったことがたくさん入っていて、参考になります。
私の場合は「アナログ・考え方が抽象的・あまり働かない人」なので、その真逆の、デジタル・考え方がロジカル・ものすごく働く人」の本を選ぶことになります。
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』81から82ページ) 

 

自分が隠居しているということは、他でもない自分が知っていれば、それで十分。それ以上、正しい必要はない気がします。隠居が他の誰かより優れているとか、劣っているとも思えない。そうすると隠居を人に勧めることも、押し付けることもありません。この精神状態だと、自分が非常にラクなんですね。 
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』88ページ)

 

私にとって「隠居」あるいは「年収90万」「週休5日」というのは、ただの結果であって、それらは人生の目的にはなり得ません。
(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』90ページ)

 

日本ってやっぱり、個人的な損得勘定が大きいって言うか、自分の手を離れるまでが自分のお金って感じがしますね。でも、自分の手を離れた後まで考えるのがエシカル消費。

(『なるべく働きたくない人のためのお金の話』188ページ)

 

私には子どもたちを世話して育てるというケア責任があって、

誰かのケア責任を引き受けるということは、

そのぶん、考えなきゃいけないことや使わなければいけない時間やお金が(天引き的に)発生するということとほぼ同義かなと思うのです。

だから大原さんのように身軽には考えられないよなあ、と思う。

しかしその反面、

「正しい/間違い」を基準にしないとか、

「嫌なことはしない」というのは、

ケア責任があろうがなかろうが関係ないよなと思いました。

まずは私がそこそこ幸せであることがなければ、平和にまわっていくことはあるまい。

 

他人や社会と比べていたずらに不安になる姿勢をやめて、

まずは自分が快適である環境を確保してから自分の探求をしたい。

したいし、きっとおそらく、

思っているより自分にはそれができているのかもしれない

とも思いました。

 

つま子

しばらく余韻に浸っていたいような穏やかな文章でした

 

今日もいい一日になりますように!

 

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