おはようございます。
梅つま子です。
私が心の師のように思っている薄井シンシアさんの本を読みました。
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エールのようなタイトルです。
シンシアさんのこれまでの著作の中で、一番シンシアさんを身近に感じました。
専業主婦から華麗なキャリアを築いたシンシアさんも、
娘さんをアメリカの一流大学に進学させたシンシアさんもシンシアさんですが、
どういうふうに覚悟してどういうふうに行動してきたのかを、
この本で語られていました。
もう限界だ、このまま一人でいたら私は駄目になってしまう。自分から外へ出て何か始めなくては。そう考えた私は力を振り絞ってアルバイトサイトを検索。ハローワークにも通いました。
そこで、当時61歳の私がすぐに応募できる仕事は、警備東店介護、保育、小売の四つぐらいだと悟ります。この4つの中で今、私にできそうなものは?小売だ。
(『人生は、もっと、自分で決めていい』46ページ )
「好きこそ物の上手なれ」という言葉も私には何だかしっくりきません。好きなことは、ほっておいてもやりたくなるから上手になる。そこには一つもチャレンジがない気がするからです。苦手なことや嫌いなこと、初めてのことに取り組むからチャレンジングなのではないか。例えば私は嫌いなことや苦手なことをやり遂げるとすごく自信がつくんです。
それは、自分の「弱み」を克服できたと感じるからです。
(『人生は、もっと、自分で決めていい』84ページ)
以来、弟とは口を聞いていません。父の葬儀にも行きませんでした。母からは今もたまに電話が来ますが、弟の話になると私が電話を切ります。「冷たい」と言われると確かにそうかも知れない。でも冷たく切り離さなかったら私は永遠にあの家族に引きずられていたでしょう。自分を守るために必要なことだった、そう思っています。私がよく「強い」と言われるのは、二十歳で覚悟を決めて、家を捨てる決断をしているからなのかもしれません。
(『人生は、もっと、自分で決めていい』124ページから125ページ)
「自分がどんな人か(=コンテンツ)」だけでなく「どんな存在であると周りから見られているか(=ブランド、パッケージも)」人生を動かしていく重要な要素になる
(『人生は、もっと、自分で決めていい』197ページ)
特に、フィリピンのご家族の中でのシンシアさんのエピソードは、
私にも勇気をくれるものでした。
自分を守るための覚悟。
この本を読んで、薄井シンシアさんのスピリットにならって、以下の3つのことを自分の行動に取り入れるように考えました。
1.何があっても自分を守る。そのために下した結論に自信を持つ。
2.自分の自信を高めるため、すがすがしさのために、苦手なことを選択的、意識的にやる。(何をどのように、どのくらいの頻度でやるかはこれから考える。)
3.今やっている「英語」や「書くこと」を、60歳になっても続けていくつもりでやる。(どんな存在であれば求めてもらえるかを考え続ける。)
「よしがんばろう、やろう」と思える、内側から燃えさせてくれるような本でした。
これまで読んできたシンシアさんの本のレビューはこちらです。
シンシアさんの本はいつもそうです
今日もいい一日になりますように!
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