おはようございます。
梅つま子です。
最近は、午後の時間を外で過ごすことが増えました。
ルイボスティーです。
非によって、アメリカンにしたりルイボスティーにしたり。
そのときの気分で。
「甘いものは飲まない」だけがルールです。
(大好きだから、飲むと際限がなくなっちゃうので。)
午前の仕事が済んで一息ついたあと、
家の中だと本当にダラダラ過ごしてしまう私。
でも、カフェを目指して駅前まで歩けば、いや歩かなくても自転車でも多少の運動にはなるし、
外の空気を吸えてリフレッシュになる。
そして外にいると、本も読める!
300円くらい払って得ているのは、
(1)ちょっとした気分転換と、
(2)必ずはかどる読書時間、
(3)そして軽いウォーキングという名のエクササイズ。
この3つがワンセット!
ひとつひとつは大したことはなくても、家でやるのはとっても難しい。
私にとっては、とても価値が大きいです。
これができると、一日の終わりに「今日はそこそこやりたいことがやれたなあ」と思える。
この日は、2時間ほどの自由時間に、3冊。
一番上に載っている『いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている』
は、借りたはいいけど読むタイミングがなくて、
そろそろ貸し出し期限が切れちゃうよ、という本でした。
家だとなんとなく指が進まない読書も、不思議と外ならぐんぐん進める!
中島 岳志/若松 英輔 集英社クリエイティブ 2021年11月05日頃 売り上げランキング :
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聖武天皇、空海、ガンディー、教皇フランシスコ、大平正芳といった政治家の活動を、
中島岳志さん、若松英輔さんのお二人が対話で紐解いていくもの。
政治に関する分野は私の手に取るもののなかでは少ないのですが、
行基とアフガニスタンの中村哲医師を重ねて捉えているなど、
親しみを感じる部分もありました。
教皇フランシスコや大平正芳などは名前だけで活動までは…という理解だったので、
この本を読んで、少しだけ知識が加わったのがうれしいです。
1300年ぶりの非ヨーロッパ出身の教皇フランシスコ、
そして私がこの世に生を受けたまさにその年、ときの首相だった大平正芳。
現代の選挙って自分に最も大きな利益をもたらしてくれる人に入れるというのが一般的ですし、政治家も政治運動の中でそう訴えますよね。でも本来は、一番苦しんでいる人たちにとって最も善き政治を行うのは誰なのかということを考えるべきなのではないでしょうか 。自分の生活が多少苦しくなったとしても、今非常に苦しんでいる人たちには人間らしい生活が戻ってくる。それを実現してくれる政治家にこそ、一票を投じる。私たちの選挙行動がそういう風に変わって行かない限り、社会はなかなか変わらないと感じます。(若松)
(『いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている』190ページ)
私は自分で今の容姿を選んだわけではないし、親に感謝はしても自分でその親を選んだわけではないし、日本語を母語としていること、大阪で生まれ育ったことなども、選び取ったわけではない。つまり「私」という存在自体が非贈与的な「与えられたものか」であって、自分の選択、自分を主格としては語れないものなんですよね。むしろ、自分を全部主格で語れたら恐ろしいことになってくるんです。(中島)
(『いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている』307ページ)
次の読書につながるような読書をしたなあと思えました。
今日は何の本を読もうか、選ぶのも楽しいのです☆
今日もいい一日になりますように!