おはようございます。
梅つま子です。
大好きというわけではないけれど、
夏に、一回は食べたいと思っているゴーヤ。
その苦味が「ああ、夏なんだなあ」と感じさせるのです。
ところがゴーヤが今年はとても高くて、近所のスーパーでは150円。
去年までは100円で買えたのに…。
ためしに別のスーパーに行ってみたら、
特売で98円のゴーヤを見つけました!
やった!
このぷりぷりしたぶつぶつが、ゴーヤですよねえ。
ところで、英語のポッドキャストを聞いていたら、
ゴーヤの表面のことを「pimply」と表現していました。
pimpleは吹き出物のこと。吹き出物的表面…!言いえて妙。
話を、スーパーのゴーヤに戻して。
一本買ってきて、半分をそのまた半分にカットし、
中のわたをくり出して、ぬか床に入れました。
私のぬか床は、冷蔵庫に入れません。
夏ですけど常温で。
表面に産膜酵母という、白っぽいものが出てくることもありますが、
それは混ぜ込めばOKということなので、
一日2,3回かき混ぜることで、保っています。
どうやらぬか床というのは、
空気を好む(好気性の)酵母菌と、
空気を嫌う(嫌気性の)乳酸菌のバランスでできているらしい。
だから程よくかき混ぜてあげないといけない。
かき混ぜすぎるのもよくないみたいだけど、
かき混ぜすぎるということは、
日常で発生することはあまりなさそう。
ぬか漬けでよくありがちなのは「放置」ですよね。。。
私は、野菜を取り出すタイミングにかき混ぜるようにしています。
すなわち一日1回、朝に。
余裕があれば夜にも。
塩を多めに入れて、水っぽくなったらぬかを足し…というサイクル。
結果として、夏のぬか漬けサイクルは、冬場のそれよりも早いのですが、
野菜を多く食べられるのでいい感じ。
それに、汗をかく夏に、ちょっとしょっぱいぬか漬けというのは、理にかなっているのかも。
さて、4分の1にカットしたゴーヤ。
一晩たって取り出すと、切る前からやわらかくなっているのがわかります。
塩もみするだけだって、野菜一本をやわらかくするのは時間がかかるもの。
それなのに、何の物理的力も加えていないのに、
ぬか床に入れておいたら、芯からやわらかくなってしまう。
ぬか床の、菌の働きってすごいな…。
スライスして、納豆ご飯と一緒に食べました。
「にがすっぱい」という、なかなかないジャンルのお味でした。
調味料を加えても、こういう味にはならないんだろう。
野菜自体に菌が加わるからこうなるのかあ…としみじみ食べました。
地味にありがたいのは、ぬか床を持っていると、ドレッシングをあまり使わないで済むことです。
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この本にありましたが、
サンドイッチの具として入れてもいいらしい。
ぬか漬け野菜のことは、高菜と同じように考えてたらいいとのことで、
チャーハンにもできる。
フープロで細かくしてクリームチーズに混ぜてもおいしいんじゃないかな…。
だいぶぬか床が私の食生活になじんできたのを感じます
今日もいい一日になりますように!