明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

ミシンの直線縫いとプラスナップのみ。型紙なし、最低限の技術力で作るぬいぐるみのドレス。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

今日もぬいぐるみの話です。

 

「(子どものものではなく)私のぬいぐるみ」として我が家に来た、

シュタイフのひつじのぬいぐるみです。

 

www.tsumako.com

 

名前は「まよちゃん」になりました。

 

 

www.tsumako.com

 

で、ぬいぐるみが届いたらやろう(やりたいな、自分、やるだろうな)と思っていたのが、

ぬいぐるみの洋服作りです。

 

今も幼い娘がまだまだ幼かったころ、

もう6年前の記事ですね、これは…!

 

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このころの記事をさかのぼると、

ポツポツいろいろ作っている。

 

フェリシモのきせかえ人形も注文して作ったし。

 

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フェルトのカメラも。

 

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キューピーは小さいのに、よくやったよな…このとき妊婦。

 

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「ハンドメイドが好きで好きでたまらなくて♪」というテンションではなくて、

なんか正気を保つためにやっていた気がしますね。

 

というわけで、私の腕前を客観的に評価するなら、

あんまり上手じゃないけど、

いくつか本とかネットを参考にして、

ぬいぐるみの服を作ってみたことはある。

ハンドメイドの技術はあんまりないのだが、

初心者用のものならなんとかできる。

センスや情熱がほとばしるタイプではない。

 

という感じでしょうか。

英検でいうと3級くらいかなあ。

 

で、いそいそと向かった100円ショップ。

好みの布を購入。

4枚も!

「きっと似合うだろうな…」と思って布を買うこの瞬間の楽しさ。

 

 

そして、作ってみたんです。

この型紙と作り方で作りました。

 

www.cotoro.net

 

完成したのがこちら。

 

 

かわいい!これはなかなか、かわいい!

 

でもこれを作ったら悲しくなってしまいました。

自分の技術を超えていて、無理して作ったんです。

この辺の処理とか雑だしな…。

 

 

時間をかければ多少は丁寧に作れるかもしれないけど、

ものすごく精神力をすり減らす作業になるんですよね。

もっと私は手軽に作りたい!

 

この、肩ヒモの処理もズルをしておりまして。

 

 

差し込んであるだけです。

ごめん、まよちゃん!

 

 

縫っちゃうと着脱が大変になるし、見た目もきれいにならないし。

と思って差し込むだけにしたんですけど、

でもなんか、まよちゃんごめんよ!こんな技術力でさ!という気持ちになってしまった。

 

まよちゃんのドレス姿はとてもかわいかったけど、

自分の技術力不足がつらかった。

 

2、3日のあいだ、

「かわいいけど突っ込みどころのある、つま子作成ドレス」に身を包んだまよちゃんを見ていて、なんかごめんね、と思い続け、

そしてようやく思い至ったのは、

自分の作れる技術を組み合わせればドレスが作れるかもしれない

ということでした。

 

ロックミシンがほしい!とは思わないのですね、私。

 

2015年に買ったこれ↓でずっとがんばっている。

 

たとえば私はシュシュは作れたわけなので…。

 

www.tsumako.com

 

シュシュというのはほとんどバルーンスカートみたいなものじゃない?

多分シュシュの作り方を応用したらバルーンスカートは作れるのかも?

 

それに、巾着は何回か作ってきたから、スカートは、巾着の作り方も応用できるのかもしれない。

 

www.tsumako.com

 

巾着というよりは、アームカバーなのかも?

(巾着では、足が出せませんからね…)

 

簡単アームカバーの作り方。ガーデニングや水作業に大活躍! | Craftie Style

 

作業で言えば、巾着よりはアームカバーのほうが簡単。

アームカバーの片方にゴムを入れて、

片方はゴムを入れないで3つ折だけで処理したら、

それだけでゴムスカートは作れそう。

 

ゴムスカートが作れたら、肩ヒモを別に作って、

背中側は縫い込んで、おなか側はプラスナップにしたらどうだろう!

 

スカートと同じ布でヒモ作りをすればいい。

3つ折にしてアイロンを使って…という本格的なやり方じゃなくて、

中表に袋状に縫って、菜箸を使ってひっくり返せば簡単に作れるんじゃないかな。

 

細いひものひっくり返し方(ループ返しを使わずに) | 手作りなら、思いのママ。

↑記事の下のほうにある、「C.「さい箸」で返す」のやり方がよさそう。

 

ポイントは、

1.アームカバー

2.菜箸でひっくり返す細いヒモ(肩ヒモ)

3.プラスナップ

 

これだ!

と気づいて、一気に道が開けました。

これなら私の技術力でも、ぬいぐるみ用のドレスが作れるはず。

 

布の長さを測ってそのとおりに切ることも苦手だから、

こまかく測ることもせず、

ざっとおなか回りに当ててみて、

これくらいで大丈夫だろうと判断して、

売られているそのままの長さを生かすことにした。

素材の味を生かすハンドメイド…!

 

 

肩ヒモの長さに関しては、長ければ縫ったあとに切ればいいというざっくり感。

これくらいが自分に合っている!

 

自信を削るつらい要素を排除して、

楽しいプロセスだけで、作れました。

まよちゃんの2つ目のドレスが。

 

 

アイロンもかけてないけど、裾の処理もこれくらいならできます。

 

 

 

うん、見えないところだけど、3つ折処理をしたほうが納得。

きっとこっちのほうがまよちゃんも着心地がよかろう。

 

 

苦手な作業を極力排して、

自分のやれることで代替して、

自分好みの作品を、

再現可能な形で完成させることができたことに、

強い癒しを感じました。

 

限定的な自分の武器だけど、それでもそこそこ戦えると知ることは、

積極的な癒しでした。

 

つまり私は、ハンドメイドと名のつくものなら何でも好き、というようなタイプじゃなかったんだ!

「ミシンの直線縫い」とか「プラスナップ」とか、

ずいぶん初歩のところで楽しく踊り狂うタイプだった。

 

限定的な技術しかないことに対して、

「こんなこともできずにハンドメイド好きを名乗るな!」「ハンドメイド好きならこれくらいできて当たり前!」というキビシイ目線を投げかけたのは、他ならぬ自分かもしれないなと思う。

 

これしかできないけどこれが楽しい

これしかできないけどこれが好き

 

という状況のどこが悪いのだろうかと思い、

出来上がったばかりのまよちゃんのドレスをまよちゃんに着せながら、

ちょっと泣きそうになった。いやちょっと泣いた。

よくない?自分の自信を持ってできることだけをやるのだって、平和じゃないか!

(できないことを果敢にチャレンジしていくことが悪いなどとは一言も言ってない、それはそれでもちろんすごい)

 

そして調子に乗って、ヘアターバンまで作ってみた。

 

 

あああああああ楽しいい

 

自分の好きな技術だけを組み合わせて作るドレスはとても楽しくて、

まよちゃんに似合っていたのでした。

 

ちなみに、この私のぬいぐるみ、まよちゃんのことを、

子どもたちがものすごく気にかけてくれて、

片時も暇をすることがないようにと、せっせと遊んでくれるのでした。

 

 

 

↑まよちゃんをバスに乗せてくれる末っ子。

 

つま子

これくらいの作業時間、作業量で作るドレスなら、この先もいくつか作れるな…という気持ちでいます

 

今日もいい一日になりますように!

 

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