おはようございます。
梅つま子です。
2022年にアマゾンで買ったキャンドルがとても良かったのです。
こちらの記事に書きました。
もともとは、お風呂時間の充実のために手に入れたものだったんです。
使い終わってしまえばおしまい、なのは、キャンドルに限らず何事も同じだけど、
キャンドルの場合は、
芯の周囲ほんの2,3センチしか溶けなくて、
ロウとしては、多くが溶けずに残ります。
構造上、容器に入っているロウをすべて使い尽くすというのは無理だとしても、
なんだかもったいないなと感じます。
「もったいないなあ。なんとかならないのかな?」は、
私を動かすパワーでもあります。
ホーロー容器にお湯を沸かして、
容器ごと入れて暖めてみたらどうかしら?
そこに新たに芯をつけたら、
再利用できないかな?
完全なる自己責任とはこのことなのだと思いますが、
冒険は好奇心から始まる。
とりあえずやってみよう。
琺瑯容器に水を入れて、キャンドルの容器を入れて、
沸騰させると、次第にロウが溶けて透明になっていきます。
そこにタコ糸を垂らしました。
これが芯になる予定。
後先考えず始めたから、
「え…これいつまで指で支えてればいいんだ?」
わからない。
容器を取り出そうにも片手は塞がっているし、
お湯はまだ熱いし。
このまま数時間、タコ糸を支え続けているだけの私になるのか?
苦し紛れに、トングと洗濯ばさみを組み合わせて、
一時的にタコ糸を保持する仕組みを作り出しました。
よし…これでしばらく放置することとしよう。
放置している間に、
以前使って溶け残ったキャンドルがあることに気づいたので、
乱暴にも、まだロウのかたまらない容器の中に投入してみた。
氷を入れたら早く固まるかしら?と、
これまた乱暴にも、冷凍庫から氷を取り出してきてポトン。
雑中の雑な作業でしたが、できた、できた。
後から投入したキャンドルはやっぱり溶けきらなかったか。
まあ、でも見た感じ…そこまで不恰好でもないし、
「捨てるしかないと思っていたキャンドルが延命できた」ということが、
とっても満足です。
↑このあと、テロンと伸びたタコ糸に着火したらかなり大きく火が出てしまったので(危険)、
短くカットして使いました。
その結果、いい感じです。
キャンドルに火をともすと、
やわらかい空間になります。
火の揺れ方は鳥のようで、魚のようで。
火を見るときは、
インコかメダカを覗き込むような気持ちになっている。
軽く息を吹きかけると合わせて揺れる。
かわいい。
火なので、本当に気をつけて扱うようにしていますが、
キャンドルを使うようになってから、
私の気持ちがとても落ち着くようになりました。
火を見ていると、自分のイライラした気持ちがシュンと影を潜めて、
ただただ火を見るしかできなくなる。
火の輪郭を見ていると、
気持ちがとてもおとなしくなる。
火は人をおとなしく、幼くすることができるのかも。
これは私の新しい趣味のような、習慣のような時間です。
たとえばカフェに行くことができない日に、
たとえば仕事ができない日に、
火を見ていると、悲しい気持ちが育つのがいつのまにか、止まるような感じです。
火なのでくれぐれも扱いには気をつけつつ、楽しみます☆
今日もいい一日になりますように!