おはようございます。
梅つま子です。
『ソフィーの世界』、読んだことありますか?
「名前はなんかどこかで聞いたことあるけど、
読んだことない」という方が多いのかなと思います。
私もそうだったので。
子ども向けに書かれた哲学書、ということで、
発売当初話題になった記憶があります。
そのときまさに子どもだった世代ですが、
分厚くて、自分が読む本とは思わなかったです。
姉の本棚にあったと思います。彼女は読んだのかなあ。
上下巻に分かれていますが、
私が読んだのは、一冊にまとまっているもの。
英語版も日本語版も、
表紙が美しい。
ミステリアスな雰囲気は、内容ともばっちり合っています。
読了したので、この本の印象的な場面をまとめようとしたのだけど、
なにせ大著なので、どこから手をつけたらいいのかわからない。
そこで、この本を読んでわかったこと、
「哲学者とは、何者なのか」
そして、
「私たち(の生きる目的)は、何なのか」
の2点について、まとめました。
(ネイティブキャンプで先生にシェアしたかったので、英語で作って画像ファイルにしています。)
哲学者とは何者なのか?
言語と存在を探索するための危険な旅に出る人たち。
尋ねる、問うことによって答えに近づこうとするが、
決して急ぐことはしない。
哲学者は人々が新しいモノの見方を獲得することを助ける人。
哲学者の究極的な目標は、普遍的で永続的な安全地帯を作り上げること。
我々の生きる目的とは?
我々は、何十億年も前に燃え始めた炎のきらめきである。
すべての命あるものが重要な役割を果たす、包括的な大きな絵図の中で、
我々はみなその一部である。
我々は生きている惑星であって、燃える太陽の周りを行く船である。
そして一人ひとりが遺伝子の船として人生を旅している。
数年を生きるだけではなくて、人類の歴史が我々の歴史であるなら、我々は数千歳である。
…なんとも不思議なことを言ってる…とお思いかもしれませんし、
私も、この本を読む前は、こんなことが書いてある本だと思わなかった。
でも読み終わった今は、「本当に…本当にそうだなあ」と、
実感を持ってそのとおりである、そのとおりであるべき、と思えています。
今日もいい一日になりますように!