おはようございます。
梅つま子です。
娘とともに、空手道2級になりました。
2級というのはたいしたことなさそうですし、
わが身をみても、「いや、たいしたことない」としか言えないのですが、
昨日今日始めた人が取れる級でもないということはそのとおりです。
今、茶帯です。
茶帯というのは居心地がよくて、
「えーと、入門してしばらく経ちますがまだまだなんです、お手柔らかに」をうまいこと示してくれる色で。
ずっと茶帯でもいいくらいだと思わないでもない。
しかしそういうのはいかにも逃げ腰だし、
よろしくないと思う。
「がんばった結果、茶帯」と、
「茶帯に安住したいです」というのは非常に違う。
黒帯とったら、かっこいいなあ。
武道ゼロセンス、ノーバックグラウンドの文弱が40代で黒帯というのは、
私の人生に起こるとは思わなかったサプライズです。
20代のときの自分に、
「将来、将来外国で暮らすことになる」とか、
「将来、子どもを産まない」とか伝えても、
そうなんだ、ふーん、まあ私なららそうかも。と思ったかもしれない。
でも実際のところ、上記のどちらも現実にならず、
「40代近くなって空手を始めて黒帯を目指すようになる」は、
20代の自分が信じなさそうな現実です。
いまだに、自分が空手をしていることはすごく不思議です。
さて、この先の流れとしましては、
・この秋の試験で1級、
・来年春の試験で初段補すなわち黒帯
という路程を描いておりました。
昇級試験は年に2回なのです。
つまりうまくすれば、黒帯を手にするのは2024年の春。
ところが先日、先生から新しいルールがアナウンスされ、
1年に3回まで試験が実施できることになったのだそうです。
(私が所属する空手グループのルール改定です)。
前回の試験が3月だったので、そうすると、今年の残りの試験は、
7月と11月あたりだろうか。
・7月の試験で1級、
・11月の試験で初段補すなわち黒帯
まさかですが、今年中に黒帯を手にするかもしれない可能性が見えている…!!
とらぬ狸の皮算用かもしれないけど、
黒帯を手にしたときのこともちょっと考えています。
黒帯に恥じないように練習を続けられますように…。
一緒に空手を始めた、当時5歳だった娘も、
今や小学校4年生です。
忙しくもなってくるし、彼女いつか空手やめるんだろうなと、
私もわかっています。
だって続けたところで空手教室は中3までなので、
(先生にお願いしたら高校生でも通わせてくれるかもしれないけれど、お願いするほど空手が好きな様子は見られないし)
この先同じ教室に通えるのは、あと5年なんですよ。
あら短い。
これまで5年。続いたとしてもこの後5年。
娘はたまに「今日は無理…」という日もあり、
私がひとりで空手教室に行くこともあるので、
「今日は」じゃなくて、ずっとそのようになることも、思い描いています。
「娘に習わせたくて自分も始めて、一緒に練習している母親」
から、
「空手をしている40代女性」
になればいいんだと思う。
そしてそのとき参加している子達と一緒に練習するだけ、それだけである。
それにしても娘の存在はありがたくて、
幼児~小学生向けの空手教室に入るときに、一人で入ることはできなかったけど、
娘の母親という役割があったので空手教室に入門することができたのだなあ。
娘の存在がありがたいです。
これは文化人類学者がフィールドワークするのに、
子どもがいるとフィールドのいろんなことがよくわかるのに似ています。
明らかに武道に興味のなかった私が、空手に入っていくのに、
娘がいたから入ることができたけど、
もうそろそろ「あとは自分で何とか」するフェイズに入るんでしょう。
試合に出るわけでもない私の空手は、
それでも健康(とその意識)をつくるのにとても寄与してくれています。
自分の体との距離を縮めてくれて、
毎週、練習にいける心と体を保っておこうと思えるのは、
空手のおかげです。
こんなこと自分が言うと思わなかったけど、黒帯目指してがんばります☆
今日もいい一日になりますように!