おはようございます。
梅つま子です。
先日、子ども部屋のおままごとキッチンを処分しました。
こちらです。
スプレー塗装したので白いですが、
もともとはこんな色合い。
そのままでもかわいいです。
2015年当時の私(8年前じゃないの!!)、気合入れたのね。
上記の記事には、
娘がおもちゃをダンボールキッチンのシンクに放置したことを書いてありますが、
今思うと、まあそれほどうちの子たちにはヒットしなかったおもちゃなんだろうなあと思います。
ダンボール製のにしてよかった。
買ったいきさつだって、子どもにほしいと言われたからじゃなくて、
「こんなおもちゃが子ども部屋にあったら素敵」と思って、
一方的に買い与えたものでした。
でも当時は「一方的に買い与える」という言葉さえ浮かばずに、
「きっと喜んでもらえるだろう、子どもは好きなはず!」
「こういう雰囲気の子ども部屋好き!」
という思い込みであることを認めることすらできずに。
子どもに「このキッチンもう遊ばないよね?処分しちゃってもいい?」と聞いたとき、
なんら名残惜しそうなようすもなく「うんー!」と即答でした。
なんかごめんよ、でもありがとう…。子どもたちも、ダンボールキッチンも。
ありがたいことに、解体も楽です。ダンボールですから。
この2、3年くらいはただ「あるだけ」になってしまっていたため、
ダンボールの隙間にも、背後にも、
ホコリも容赦なく溜めてしまいました…。ああ。
ダンボールをまとめて、あとは資源ごみの日を待つだけ。
ありがとう、ごめんね、ありがとうを、
ダンボールキッチンに、
子どもたちに、
そして自分自身にもつぶやくようにしてまとめました。
育児とは、育児とは…?
なんどもぶち当たる答えのない、問いにすらならない思いがまた胸ぐらをつかんできます。
いくじとは。
意地(いじ)のあいだに、「苦(く)」をねじ込んだものなのかもしれないなあ。
そんなことを思いついて、自分で笑う。
こうしなきゃいけないはずだ!、それがいいはずだ!と歯を食いしばった日々よ。
今はもうラクになって、片付いたスペースとともに、スッキリしました。
子どもを自分のものとして私のおなかにやってきた。
みどりごはまだわれのもの 風の日の外出にあかき帽子をかぶす
小島ゆかり
もう本人の気持ちを効かずにキッチンを買い与えることはできないし、
赤い帽子をかぶせることもできない。
できないし、しないとおもう。しない自分であれますように。
子どもがやりたいことをやれますように。
そして、私も自由に。
キッチンがない部屋に早くも慣れたのでした
今日もいい一日になりますように!