おはようございます。
梅つま子です。
1年くらい前から、左腰のあたりがちょっと痛むと感じることが出てきました。
でも「腰痛」という名前を付けるにはちょっと弱々しい痛みで、
強いて言えば痛いかも、くらいの痛みでした。
それが気になる日もあれば、気にならない日もあり。
でも本当に何も痛くなければ「痛いかも」なんて思いもしないわけなので、
気になっているし、全く感じないようになりたい。
もう少し顕著な痛みなら整骨院に行くなり湿布を貼るなり考えるけど、
日常のなかでケアできたりラクになったりするものなのか、
考えたいと思うようになってきました。
思えばそういう身体のムーブが来ているようです。
さきがけとしては、裏回し蹴り。
そして、トランポリン。
そして、腹回りの肉!
なんだか今の私に、自分の体について向き合う流れが来ているのを感じます。
腰痛らしきものとどう向き合うかはまだ方針が立っていないものの、
試してみたいものがありました。
それは、抱き枕。
妊婦の時から気になっていたけれど買うに至っていなかったこのアイテム、
寝るときに足の位置が定まりにくいなと感じることがあって、
試してみたかったのです。
ネットでいろいろ見てみて、こちらを買うことにしました。
試してみるわけにいかないアイテムなので、
いろいろあってなにを決め手にしていいかわからないなか、
値段がこれくらいなら出してもいいかと思える値段だったことと、
形がタツノオトシゴっぽくてかわいかったこと、
そしてパウダービーズが入っているということで、
おそらく無印の人をダメにするクッション的なやつだろう…と想像がつきました。
そしてやってきたのはこの子です。
この頭をぐっと丸めて、狭い箱に収まろうとしている姿からしてもう好きになった…!
在りし日、胎児だったわが子みたいじゃないか。
そして、予想していたことが起きました。
ぬいぐるみとして認識されました。
ほかの子たちと一緒に布団に寝かせられている。
「MOGU」という抱き枕なんですけど、
子どもが「もぐー♡」と言ってかわいがります。
私がつけていたタツノオという名前は姓として採用され、
「タツノオ もぐ」という名になりました。立派な名前。
タツノオもぐは他の小柄なぬいぐるみたちに愛されています。
肝心の腰痛及び使い心地ですが、
とてもいいです!
一日の疲れとともに寝室に行くとき、「のしかかっていい相手」がいる楽しさ!
夜、「ぐわー疲れた~」とか言いながら、ぼーんと自分の体を布団の上のもぐに乗せかかると、言いようのない楽しさがわきます。
これを、同じことを人体に対してやったらどれだけ痛いだろうし重いだろうし暑苦しいだろう…。
それでもぐの、ちょっと角度のついたあたりのところに自分の首から肩にかけてを乗せるとちょうどよくて、そのままタブレットでドラマの一話くらい見て寝る。
これはなんだろう、ベイマックス的な何かなのか。形はサンドバックにも似てるけど、平和的用途のサンドバックというか。殴らないけど全身をもたせかかる。
もたれかかることは、乳幼児とか恋愛関係にある人以外は、生身の人間に対しては制限される行動だけど、いいものだ。
壁とかクッションにもたれかかるのも悪くないけど、細長くて柔らかいモノにはもたれかかりやすくて、なおさらいいものだ。
高校生くらい時に、体育倉庫にあったクッションみたいなやつにボハッと身を乗せる、意味のない、でも心の踊るアクティビティの再現のような。
これ好きだった、でも名前を付けるほどの好きさでもなかったし、それほど求めていたような気もしないのに、でもやってみたら多分わたしずっとこれしたかった、そんなノスタルジックさもある。
これからずっとこれができると思うと、夜寝る楽しみにもうひとつとてもポジティブなものが加わったことにすごく手堅い喜びを覚えています。
今日もいい一日になりますように!