おはようございます。
梅つま子です。
我が家の娘は、来年の春、小学生になります。
「子どもが小学校に入学する」って、子育ての上では、大きな節目のように感じます。
そして、「家」の使い方を考えても、やっぱり大きなターニングポイント。
具体的には、「ランドセル」という、小学生の象徴ともいうべき、それなりに大きなアイテムが、どん!と居座り、家の内外を出入りするようになります。
そして、毎日持って行っては持って帰ってくる、多種多様な教科書や教材。
配られるプリント類も、山のようにあると聞きます。
モノと情報の嵐になりそうな小学校生活のはじまりに、家に置く学用品等、「モノ」の適切な場所を定めることができたら、小学校生活への後押しになりそうだと感じています。
そう思うからこそ、「今から、部屋作りをどうしたらいいのかしら」と悩んでしまいます。
あーでもない、こーでもない。
もちろんまだ始まってもいないことだから、正解はわからないけど、でも、考えてしまうのが性分。
そして、考えるなら、一緒に考えてくれる誰かがいるとありがたい。
この方と一緒に考えますよ!
私と同じく、考えるのがシュミの人。
小学校入学前の時期特有の「あーでもない、こーでもない」に付き合ってくれる人がいました。
この方!がっちゃんです!
がっちゃんは、育った場所も性格も違うのに、なにか私と似通うんです。
第一子を出産した時期も一緒なら、退職した時期も一緒。
さっぱりした性格でお方付けが得意。
アイデンティティがらみのことを同じ目線で考えてくれる貴重なお友達です。
さてさてがっちゃん!
今日も一緒に、答えの出ない問いに向き合おうじゃないの。
9つの質問
私たちが考えたい問いは以下のとおり。
①そもそも子ども部屋って必要?
②親が考える子ども部屋の役割って何?
③自分たちの小学校入学のとき、実家ではどういう対応だったか?
④実家でのやり方や自分の親の方針を、自分も子どもにしたいと思うか?
⑤下の子どもの進学時にも、上の子同様にしたいと思うか?
⑥下の子どもの進学時、上の子と対応を変えてもいいと思うか?
⑦子どものために、我慢したいこと(譲ってもいいと思えること)はあるか?
⑧子どものためでも、我慢したくないこと(譲れないこと)はあるか?
⑨我が家にとっての子ども部屋とは?
ぜひ、自分だったらどう考えるかな?という視点で、お付き合いいただけたらうれしいです。
以下、がっちゃんとの対話形式でお届けします。
「が」は、がっちゃんの発言。
そして「つ」は、つま子の発言です。
①そもそも子ども部屋って必要?
つ:時期によるのかなあ。小学校高学年くらいになったら必要と思うかも。今(年長)は、特にいらないと思ってる。
が:うんうん。
つ:いずれにせよ、ぽんと与えていきなり完成させるものではなく、「段階的に調整」していくものなのかもね。今は個室としては与えていないけど、娘の引き出しとか、娘がいる「ゾーン」というのはある。
が:部屋という物理的な枠で捉えるというよりも、ちょっとずつ娘ちゃんの空間を広げていくイメージだね。わかるわかる。
つま子の今の答え⇒
独立した子ども部屋は、今は不要かな
②親が考える子ども部屋の役割って何?
つ:子どもにプライバシーを与える。自律の準備をさせること。
が:プライバシーか!今はどんなことがプライバシーとして必要そう?
つ:今は娘が一人になりたがる瞬間がほとんどない。だからこそ、子ども部屋を必要としていないのかもしれないね。
が:ないの!?そうか。そうなのね。
つ:でも、ひとりっきりで自分と向き合う瞬間は誰しも必要だと思う。
もし今後、娘が一人になりたい、あるいはなる必要がありそうと感じるときがあれば、そのときまた段階的に調整していくことになるかな。
が:自立の準備も気になるね。小学校入学時点で、マイちゃんの自立の目標?みたいなのある?
つ:こちらから言いたいことは多々あるけどね…夜中に一人でトイレに行くとかさ。
でも、自律の目標は、外から与えられても難しいのかもしれない。こればっかりは彼女の内なるタイミングというものがあるのかもね。
が:あ〜。そうだそうだ。育児において目標ほどしんどいものはないもんね。
そりゃそうだわ。
つ:でもさ、「こうなってほしいから、こうしておく」みたいなのはあるよね。幼稚園で使うタオルとコップを娘が自分で用意できるように、娘がアクセスしやすい引き出しに入れたら、私が準備するよりも忘れ物が少なくなったよ!(笑)
小学校は、「毎日使うもの」「その日によって使うもの」が格段に増えるから、それをどう管理するかがポイントになりそうだね。
が:ちょっと昔の記事だけど、パーキングのマステがまさにそれな気がするよ!
つ:これね!
親も子どもも従いやすい共通のルールというか仕組みがあると、スムーズに進むよね!
つま子の今の答え⇒
子ども部屋は、自律の準備をさせる部屋。今は「部屋」であることにこだわらず、自分のモノを自分で管理しやすくする仕組みを、家の中のいくつかの場所に取り入れていきたい
③自分たちの小学校入学のとき、実家ではどういう対応だったか?
つ:私が小学校に上がるタイミングで、専用の学習机を購入してくれたよ。
重い木の机を、父と母が協力して、階段を一段一段持ち上げて部屋まで運んでくれたのをよく覚えてる。
ランドセル置き場には、玄関前の一等地を用意してくれてた。
そういえば、当時の私の部屋は、私の机と、私たち姉妹の二段ベッドがあったんだよね。
姉は寝るときにだけ私の部屋に来たという…。
(今考えれば謎だわ。親が、子ども2人で寝てほしかったのかな?)
姉が中学に上がって、姉のベッドがようやく姉の部屋に移ったことで、私の個室は完成した感じ。
が:そりゃすごいね!今思うと、あの重たい学習机はどうにかならんのかって思っちゃうよ。上げ下ろしの作業が大変だよねw
段階的に部屋が自立されていったんだね。
つ:ね。昭和にはミニマルという選択肢はなかったんだろうか。わりかしみんな、ゴツゴツしてた気がするわ。キャラクターものではない、質実剛健な机だったよ。
が:私もそうだった!昭和の時代はミニマルという選択肢はなかったね。
ランドセルは場所が別だったんだ!使い心地はどうだった?
つ:しっかりしたフックがついていて、壁にかけたまま準備ができたのがとても楽だった。だから私もそれを提供してあげたいな。
が:つまちゃん、以前、頑丈そうなフック使ってたじゃない。あれは今はどんな感じなの?
つ:これのことだね!
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自分用のリュックはフックにいつもかけてるよ!
つ:やっぱり、床に直接着かないっていいね。床に置くとだらしなく見えちゃうところも、フックにかかっていると「正しく定位置に置かれています」って感じがする。フック、大事!
子どものランドセル用には、木のマルがアクセントになってかわいいこっちを使おうかな?と思ってる。
もう購入済みだよ!
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つま子の今の答え⇒
私は実家で、昭和な学習机のある部屋と、玄関に近い一等地をランドセル置き場に提供してもらいました
④実家でのやり方や自分の親の方針を、自分も子どもにしてあげたいと思うか?
つ:実家では主に母が、私たち子どもの負担が少ないように考えてくれて、できることに関しては子どもの要望に応じてくれた。こういうところは踏襲したい。
私も、ランドセルはフックにかけて準備するのが楽だったから、私も娘のために壁にばっちりフックを取り付けてあげたいな!とかね。
でも、実家だって万能ではなくて。要望を通してくれないことももちろんあった。
たとえば私の個室に父親の私物が置かれていて、すごく嫌だった。だけど何度言っても、移動してもらえなかった。これは不満だった!
そういう小さな「これは無理。ごめんね」は私にも、きっとある。
言葉を尽くして説明するしかないかな。
が:親父の荷物はたしかに嫌だわ!でも難しいよね。収納の一部分を家族用で借りることも出てくるし・・・。
つ:やだよね(笑)。父の小学校の成績表とかだよ。「正義感が強いがやや無鉄砲」みたいなことが書かれてた…笑
が:みたのね!笑 あ、思いだした。私も父の卒業アルバムがあって、それをみてギャーギャー言ってたな〜。ひゃ〜隠さなきゃ!子供たちに見られたくないものは汗!!
つ:ちょうど2年前、がっちゃんに部屋の片付け一緒にやってもらったじゃない?
つ:あれのおかげで、今も継続的に、モノが減らしやすいよ。
この間は、あそこから、「捨てにくかった本」「捨てにくかった以前の給与明細」を捨てました。段階的にモノって減らせるよね。
今は「大事。捨てられない」って思っているものがさ、「ひー!一瞬でも早く捨てなきゃ!」って思える日が来るのかもしれない。それも楽しみだよ(笑)
つま子の今の答え⇒
子どもの要望は、できるところは応じてあげたい。私は、父の私物が自分の部屋に置かれていたのは嫌だったので、私も捨て活がんばります
⑤下の子どもの進学時にも、上の子同様にしたいと思うか?
つ:子どもの特徴を考えて、登校準備、下校後の片づけがしやすい動線作りはしてあげたい。
娘は独立志向で、所有することへの意志も強いけど、下の子はそうでもなさそう。
だからこそこは柔軟に考えたいと思ってる。
が:びっくりするほど、子どもによって得意不得意の差があるよね。本音を言えば全部まるめてやってしまいたいけど、3歳差だと、動線を分けやすいかも!
つ:そう!同じ親から生まれた子どもでも、得意不得意の差がすごくある。
だから「同じ、平等」にはこだわらなくなったよ。私から見て平等でも、子どもから見て平等じゃなかったら意味ないしね。
それに、下の子が就学する3年半後には、上の子も3年半分成長しているから、娘のほうから、「これは弟に譲る」っていえる部分も増えてくるのかも。
が:あるかもしれないね。
「もの」に関してはもう姉のお下がりは受け取ってくれないかもしれないけど、場所を譲ったり、順番を譲ったりと、成長に合った棲み分けができてくるかもしれないね。期待したいなぁ。
つ:あきらめる、っていう感じじゃなくてさ、自然にそこに執着がなくなって「いいよ」とか言えたりするかもしれないよね。
つま子の今の答え⇒
きょうだいでも、性格や考え方は違う。「平等」にこだわりすぎない。子どもの成長には、うっすらだけ期待しておきます
⑥下の子どもの進学時、上の子と対応を変えてもいいと思うか?
つ:以前は「きょうだい同じに、平等に」を考えてた。でも、今は、現実的に考えられるようになった。
物理的に同じものを用意できない部分のほうが多いもの。
まったく同じ環境を2つは用意できないよ。3年後どうするかはまた考える。
たとえば、こたつテーブルに勉強するものを出してきて勉強するスタイルにするとか、子ども部屋のテーブルを活用するとか。
自然と、「2人を同じようにしない」方向でのアイディアのほうが多く頭に浮かんでる。
たとえばランドセルも、本人が「私だけの、世界でたった一つのランドセルとのめぐり合い」を重視していないようなら、前年の型落ちのものを買うかもしれない。
学習場所も、彼のための場所は設けず、リビング学習になりそうかなと感じている。
が:あ〜・・・正直もう全然そこまで頭が追いついてないわ。男女の差もあるからその辺も変えるべきところとかあったりするのかな??
つ:そのときのその子ができること/できないこと、得意なこと/そうでないことを見て、どういうサポートがあるとラクなのかが考えられるといいよね。あらかじめはわからないから、予測の範囲だけども。
「上の子にはしてあげたんだから、下の子にも…」って考えはなるべく封印しておきたい。そういう脳内姑は、自分のことを苦しめちゃうもんね。
が:はい、また面白いワードいただきました。「脳内姑」!いつも自分を苦しめるのは自分よね。
つ:「こうしなきゃ」、「こんなのおかしいかも」っていうのは封印していきたいね!
が:昔言われたわ〜!「当たり前を疑いなさい。目の前の違和感に敏感になりなさい」って。
親がしてくれた子育てって、子供だった頃の私とその親にとっての方法であって、おそらく私と私の子供との子育てに全て合うわけじゃないのよね。
私は古い人間で、どうしても同じようにやってしまったり考えてしまいがちだけど、そこから紐解いていくと自分がもっと楽になるのかもしれない〜♫
つま子の今の答え⇒
そのときの状況に合わせて、できることを選んでいければいいと思う。きょうだい同じ対応を心がけすぎるのはやめる
⑦子どものために、我慢したいこと(譲ってもいいと思えること)はあるか?
つ:多少の見栄えはあきらめてる。子どもの安定が一番大事。家は子どもにとってのシェルターだから。
が:ほめ写もその1つだね。
つ:ほめ写!そうだね、本当は壁も何も飾りたくないくらいなんだけど、ここは家族写真、主に子どもの写真を貼ってる。
が:つまちゃんってさ、インテリアで目指すべきブロガーさんとかいるの?
つ:うふふ…素敵だなと思うブロガーさんはたくさんよ!
マキさん。
尾崎友吏子さん。
coyukiさん
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かおるさん。
つ:シンプルライフの先輩方に、勝手にあこがれております!!
子どもがいることを言い訳にしたい自分がいるけど、結局自分が一番散らかしてたりね。反省反省。片づけ上手になりたいものです。
つま子の今の答え⇒
子どもが中心の我が家。見栄えには納得いかない部分にもあるけど、一番大事なのは子どもだってことを忘れないように。そして、子どもを言い訳にして、自分が散らかし屋にならないようにする!
⑧子どものためでも、我慢したくないこと(譲れないこと)はあるか?
つ:これも実は同じでね。最低限の見栄え、これは我慢したくないのよ。
やっぱり、妥協しすぎてしまうと、生活が楽しくないもん。
が:つまちゃんは、どこが荒れると心が荒む??
つ:どこだろう。もしかしたら逆で、心がすさむと家が荒れるのかな。心がすさんでると、荒れても気づかないんだよね…。
でも、一番はキッチンかな?キッチンがちゃんと片付いて機能していると、自然に元気になるしね。
つま子の今の答え⇒
最低限の見栄えは確保したい!特にキッチンがちゃんとしていると気力がわく
⑨我が家にとっての子ども部屋とは?
つ:子ども部屋って、期間限定的なものだと感じてる。やがて子どもが巣立てば、空っぽになるべきものだし。
必要なモノも変わってくるし、子ども部屋のおもちゃも変わってくるはず。
親子の関係、必要なかかわり方も変わってくる。
そのときそのときで提供できるベスト、子どもたちと話し合って、みんながそこそこ納得できるようにすればいいのではないかな。
が:家は家族の箱であり、家族が成長すれば、自ずと家も成長するのよね。それにきちんと気がついてアップデートが必要なのね。ふむ。
つま子の今の答え⇒
子ども部屋は、期間限定の部屋。家族が総合して、家にそこそこ納得していて、自然に、楽しく過ごせて、明日への活力を養える場であれば言うことなし!
…と、今はこんなふうに考えています。
明日は、こんな私が、娘の就学準備に向けて、娘のスペースをどんなふうに準備しているかを紹介したいと思います!
そして、この9つの問い、がっちゃんのほうでも考えてくれたので、ぜひ3児の母・がっちゃんの今日のブログも読んでみてくださいね☆
がっちゃんとのいろいろ
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今日もいい一日になりますように!