おはようございます。
梅つま子です。
ありがたいことに、
頭痛や腰痛といった体の慢性的な痛みを抱えてはいないのですが、
たまに肩から背中にかけて重さというか窮屈さというか、
かたくなっているのを感じます。
たぶん肩こりだと思います。
肩はこっていないとずっと思っていたし、
マッサージされてもむしろくすぐったいだけだったのですが、
かなりまえ、美容院のサービスでマッサージを受けていたとき、
だいぶかたいと言われたので、
自覚につながらないだけで、こっているらしい。
精神的なものに体が反応しやすいのはよく知られているところで、
私の肩が一番痛かったのは、
博士課程を修了したあと、就職活動をしていた頃なので、
今から10年前のこと。
出したくないけど出さなきゃいけない履歴書が、
「残念ながら…」から始まる紙片とともに、封筒に入れられて戻ってきたとき、
「よかった、私もそちらで働きたいわけじゃなかった!」というものすごい安堵とともに、
私の肩こりは氷解したのでした。
いろいろな関係性の中で、本意でなくても出さなければいけない履歴書というのがあるというのを知ったのでした。
あれほどの痛みはもう出てこないものの、
「あれ、やらなきゃなあ」
「あのことは、どうしよう」
といういくつかの悩みとともに、
あれ、なんとなく背中が痛い。
朝起きても、よくなってない痛みというのがあるわけですよね。
大人になると。
娘が背中をもんでくれるけど、
10倍の力で、100倍長い時間かけてマッサージしてくれないかとは言えない。
かたくて重い背中を抱えて、ショッピングモールのサイゼリヤに出かけた日曜日、
立ち寄った100円ショップ、キャンドゥ。
救世主はそこにいた。
「ポイントリフレッシュ」と名づけられたそれは、
まさに私が欲していたものでした!
これはまるで炎天下に10キロ歩いて見つけたコンビニで、
冷え切ったコーラを飲むような感覚だと思う。
タグがそのまま使い方説明書になっているシンプルな絵ですが、
私はもうちょっとこの絵より、肩甲骨の下半分辺りの位置にポイントを当てると気持ちいいです。
誰の手も煩わせず、今ひとりでできる。
寝転がる必要すらない。
自分で力も位置も時間も加減できる。
そう、マッサージが大変なのは、
誰かに頼まなければいけないし、
寝転がる必要があるものもあるし、
マッサージ器にしても、誰かにお願いするにしても、
加減の調整してもらうのが難しいこと。
それに感動しちゃって、翌日2個目を買いに行った人。
それが私です。
写真を撮りたくて左手で2本持ってますが、
両手に一本ずつ持って場所を微調整しながらやると至福の数分です。
自分でやってるんだけど、なぜだか「ありがとう~」と言いたくなる気持ちよさです。
こういう刺激を自分で得ることができないものだと体がわかっているので、
押されると感謝の念が沸く。
いろんなマッサージ器が気になっちゃう。
この気持ちよさはしかし、どう考えたらいいのか。
マッサージが要らないほうがいいんだろうな。
マッサージが気持ちいいっていうのは、肩がこっている証拠に他ならないし、
マッサージをしても肩こりがゼロになるわけではないけれど。
今必要な解放をくれるのでした。
遊園地に行くよりも、温泉に行きたい大人なのです☆
今日もいい一日になりますように!