ある日。
出勤した夫から、メールがありました。
「今日もてきとーにね!チームツナマヨ」
注)てきとーに(適当に)は、
お互い無理せず頑張りましょうや、くらいの意味の、梅家のあいさつです。
チームツナマヨって何?
昼ご飯、ツナマヨのおにぎりでも食べるのかな。
何て返信するのが正解よ?
と思いつつ、スルーして夫の帰宅を待ち。
解題してもらいました。
ツナマヨは、我が家のメンバーの名前の頭文字のアナグラムでした。
すなわち、
ツマコ(私)
ナツオ(夫)
マイ(娘)
ヨウタ(息子)
というわけだそうです。
注)つま子もそうですが、全部仮名です。
ただ、ほんとのも、「ツナマヨ」にこそなりませんでしたが、
とある料理の名前になりました(笑)
チームツナマヨ。
我が家は4人家族なのかな。
夫なりの答えなのかもしれません。
その数日前、「もしさー、3人目ができたらどうする?」
という話をしてみたんです。
私も夫も2人きょうだいで生まれ育って、
3人以上の子どもというのが、想像がつかないところがあります。
2人産めたこと自体が、忘れがちだけど、ものすごいハッピーでラッキーなことなので、
このうえ3人目望みにくいでしょ、というのは、
夫も私も、前提として認識していると思います。
ただ、赤ん坊はとにかくかわいい!
ちっちゃかった息子が、どんどん大きくなっていくのがさみしい…。
そして、このタイミングで、ブログご近所の皆さんも、
次々と3人目の話題に触れているではありませんか!
りんごさんも!
がっちゃんさんも!
そう、毎日がどんなに大変でも、
赤ん坊のかわいさは別腹…。
もう一度この手に、新生児を抱いてみたい!
それはもう理屈の付けられない渇望!
息子は新生児時代の大半をNICUで育ったので、
ほとんどお世話をしていないし。
娘の頃は、てんやわんやのわちゃわちゃで、
ほとんど覚えていないし。
何だかんだと理由をつけて、
まだ見ぬ小さな3人目を想像しています。
でもねー、わかってる。
子どもなんてどんどん育っていくんだよ。新生児時代なんて一瞬だよ。
こっちの体力はどんどんなくなっていくんだよ。
お金だって(以下省略)
冷静に考えて、私の2人目の妊婦生活は結構大変でした。
入院もしたし…。
でも、妊婦であるときの、”この身を守る!胎児を守る!”という、
シンプルな使命に燃える感覚が好きなんですよね。
大変だったこと忘れちゃう。
冷静になれば、妊婦になるということは、当たり前だけど、
家事育児に加えて、自分が妊婦になるということにほかならない。
家事は手抜きする気満々だからともかく、
3歳以上児ひとり、未満児ひとり、そしておなかのひとりを毎日世話するのってすごいタフ。
産前産後の都合2年くらい、
妊婦である自分のケアと、おなかの子のことだけを考える時間が、
一日24時間のうち20時間くらいもらえたらなー。
あとの4時間で、(なるべく)家事と育児するよ。
…なんてのはダメだしね。
自分でも気づいてるんです。
3人目がいる我が家を想像するとき、
私は都合のいいところばっかり思い描いている気がします。
子どもたちと食後トランプでもしてたりとか、
子どもたち同士が勉強教え合ったりとか。
ちょっと大きくなった子どもたちと旅行とか。
そういう「絵」でばっかり想像してしまい、
積み重なった食器を片づけているところとか、
そもそも3人のおなかを満たすご飯を作っている自分とか、
そっちはすっかりスルーしてる。
わかってる。生活は静止画じゃないということを…。
そんなわけでチームツナマヨは、チームツナマヨのままかな。
それだけだって十分完成度高いよ。
ツナマヨすごいよ。
ここにきゅうりや玉ねぎやカレー粉とか加わってももちろんいいけども。
でもさー、
初めての子どもを妊娠出産するとき、
「これまでの人生の中で、産むのに都合のいいタイミングなんてなかった!」
って思い、なんとか隙間をかいくぐるように出産したし、
出産後は、2人目なんて望めるわけがないよ!と思うほど心身くたくただったのに、
2人目が生まれた今、あっという間に、3人目がいてもいいかなと思っている、自分の変わり身の早さにびっくりしてます。
仕事を辞めて、専業主婦になったからかなあ?