学生時代の恩師の畑で、
夫と子どもたちと、芋掘りに行ってきました。
娘にとっても私にとっても、初めての芋掘り体験でした。
恩師のこと
この恩師は、私に「半農半X」という言葉を教えてくれた方です。
先生には、専門分野でも導いていただいたけど、生き方や考え方で、大きな影響を受けました。
専門分野で働いていない今も、支えになること、役に立つことをたくさん教えていただきました。まさに心の師です。
先生の太陽のような存在感に圧倒されて苦しくなったときも多々し、
厳しいことをいわれたこともあるけれど(視野が狭いとか…グサリ)、
この先生のもとで学べたことは大きな誇りです。
退職のこと、長男出産のこと、折々に連絡は差し上げているものの、
お会いするのは本当に久しぶり。
娘と息子を見て、「まあまあ、綺麗な目をして」と言ってくれました。
もっとお話したかったのに、もっと先生の言葉をききたかったのに、
芋掘りのにぎやかさと途中の小雨と寒さ、子どもの興奮の中で、
果たせず帰ってきてしまいました。
まあ、話し始めたらノンストップで、涙があふれてとまらなくなるのは見えているんですけど。
久しぶりにお会いできてとてもうれしいのに、なんだか申し訳ない気持ちになったのは、
先生の教え子なのに、ゼミ修了生のほかの仲間たちは働いているのに、
専門分野で力を尽くせていない後ろめたさなんだろうと思います。
むしろ、もう戻りませんとはっきり決意できて、それを伝えられたらすっきりするのに、それもまだできていない、中途半端な感じ。
畑で、ゼミの先輩にお会いして、
「梅さんは、今どこで?」ときかれました。
このディスコース!
ゼミ修了生は働いていることが当然なので、
「今、何しているの?」はすっ飛ばして、「どこで(働いているの)?」を聞くんですね。
それが当たり前の世界でした。懐かしくも今は悩ましいです。
「どこで」を問うてくる人に、「専業主婦です」と答えるのはなんだかいやなのですが、でもそれしか答えられなくて「専業主婦です。」と答えました。
先輩が「いいじゃない、充電期間」と続けられたので、「充電なんだか放電なんだかわかりません」と答えてみました。
もはや充電が何を意味するのか、放電が何を意味するのか自分でも不明だけどそう言ってみました。
それにしても、専業主婦とか育休って、充電と結びつけられやすいけどそれって何なんだ。別に電気溜めてないぞ。
自分の子よりも年上の子を持つ方に「いつが一番大変でしたか?」と聞くのはなんだかいやなのですが、この先輩には小学校6年生の大きなお嬢さんがいらっしゃるので、聞いてしまいました。「ちょうど梅さんちのお子さんくらいのときが大変だった」といわれて、うれしいようなうれしくないような…。
対話にも全力を尽くせずに、表面を濁した感じに終始して、相変わらず定まっていない自分を再確認してしまいました。さわやかな秋の収穫の畑で。
それでもなんでも今は私は専業主婦です。
そんなこんなで、収穫だ!
大きな芋を自分で掘り起こすことができて、満足の娘!
お芋が、すごいよ。
3種類くらいあったのかな?
白い芋が安納芋。これはご存知、ねっとり甘いおいも。
紫の皮の芋は?
先生いわく「どれもすっごくおいしい」とのこと。
結局、名前は不明でした…!
芋で作ろう、おかずを作ろう
スミカちゃんお勧めの、サツマイモとレンコンのデパ地下風を作ってみました。
マジ旨!薩摩芋とレンコンのデパ地下風 by moj 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが278万品
芋を切ったら梅の形だ梅つま子(自由律風)
芋に片栗粉まぶして揚げ焼きして。
レンコンに片栗粉まぶして揚げ焼きして。
ついでに鶏肉も片栗粉まぶして揚げ焼きして。
全部まとめてタレで煮絡めて。
どーん!何人前だ?
冷めても、おいしかったです。さすがデパ地下風!
こういう日持ちするおかずは、濃い味付けがいいですね。箸が進みます。
ニトリの「おっぱい皿」(言い方…)に乗せたら、娘も食べました!
このお皿すごくいいです。
別名、「これだけは食べてね皿」。
「自然とつながっている限り、未来は明るい」と先生はおっしゃっていました。
直接は食物を生み出せない自分も、せめておいしく食べたいから、
料理をもっとがんばろう。
先生の言葉を、これからどれくらい実践できるかな。
今日のお昼は、ウクレレを弾いている娘のイラストを書きました。
よろしかったらご覧ください!