明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

専業主婦が一念発起して保育士資格を取得。保育士資格を取ってよかったこと6つ。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

2018年のお土産は、保育士試験に合格して、保育士資格をとったこと。

まだ保育士として働いていないので、実際に保育士資格が役に立つ場面には遭遇していないものの、それでも、「保育士資格を取ってよかったな」、と思っています。

 

この記事では、なぜ私が「保育士資格を取ってよかった」と思っているのかを書いてみます。

 

 

なぜ、よかったと思っているか

考えてみたところ、6つくらい理由がありました。

1.「育児中心の日々の勲章」と思えるものができた

育児しかしていないような日々ですが(しかし手抜きではある)、その日々の中で試験という、全力で取り組まなければいけないものに取り組むことができた。

9科目の科目は、楽勝といえるものはなく、それぞれに手ごわいものです。

  • 保育原理
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 児童家庭福祉
  • 社会福祉
  • 保育の心理学
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論

自分のこれまでの経歴がそれほど生きたとは感じません。

かろうじて、学生時代に教育のことを学んでいたから、教育原理と、保育の心理学に少しアドバンテージはあったかな?

わが子の子育て経験で、子どもの食と栄養に関しても、多少の実践的知識はありました。

 

でも、基本的に乳幼児の成長に関してはまるで素人。

ピアノを習っていたわけではないから音楽的な素養もなく、楽譜が出てくる問題にはつまづきまくり…。

 

法律的なことはまったくセンスがないので、児童家庭福祉は大のニガテ科目で、2回も落ちました…(涙)

長時間勉強もすることも、強引に覚えることもできなくなってしまった身。

だれど、合格して「保育士証」をいただくことができた。形に残るものが残った。

 

いざとなったら難しい試験も突破できるんだ、という事実が、私の心を暖めてくれました。

それは私の努力だけではなくて、夫や子どもたち、家族の理解、協力がなければできなかったことです。

応援してくれた家族に感謝です。

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今思い返すといちばん役に立ったのはこれだな

 

2.有資格者としての視点ができた

子育てとか、子ども関連のニュースを聞くたびに「有資格者としての視点」からでもモノを考えられるようになってきたような気がします。

簡単に言えば保育士の立場の大変さがわかるようになりました…。

「児童福祉施設最低基準」によると、3歳児担当の保育士は、おおむね子ども20人に対して一人と定められているのですが、20人のお世話、ひとりでできますか?!それが毎日ですよ…。

現場の負担、壮絶だと思います。

親として「こうしてほしい」「ああしてほしい」と要望を述べる視点だけでなくて、現場を支える保育士にもシンパシーをもてるようになったのは、大きいです。

 

3.対外的に大変ウケがいい

非常に軽~いこと書いてますが…(笑)

独学で育児中に保育士試験を受けて突破したことを知っていただけますと、周囲に信頼してもらえるようです。また、頑張り屋さんだと思ってもらえます。

実際は、ただのつま子なんですけどね。笑

 

4.何かやるときに使えそう

今後、何かイベントごとを企画するときに、保育士資格を持っている人(自分)が一人いることで、託児もしやすくなるかなと思います。

まだそういうイベントをしたことがあるわけではありませんが、なんかのときに役立つかも?と思うと楽しいです。

 

5.「もしものとき」の選択肢ができた

もしも。何らかの理由で引っ越して、自分の稼ぎで子ども達二人を育てなければいけないときがきたら…(ゴクリ)。

保育士資格を握り締めて、「保育士 iターン」で検索しまくる気がします。

そんな日は来ないほうがいいけど、もしもの備えのひとつかな。

私が主たる家計の維持者としてフルタイムで働き、お金を稼いでくる必要ができたとき、保育士は真っ先に考える選択肢の一つになったと思います。

そうでなくても、子育てに余裕が出てきたら、パートも考えたい。

保育士資格を持ったことで、子どもにかかわる仕事がぐっと身近に感じられるようになりました。

 

6.今後、「あのときやっておけばよかった!」と思わなくて済む

取得までにはそれなりに時間がかかったので、いざ取りたいと思って、そのときに動けるとは限りません。

私は、自分の人生の教訓として「待っても、それに適した時期は来ない」と思ってます。

これは妊娠のときに、特に強く思ったかな…。

今は妊娠する時期じゃないな~と思って、大学院生~非常勤時代を、数年見送りました。そのときはそのときで、毎日忙しかった。

でも、時間が経てば経つほど、さらにさらに、忙しくなっていったんです!(涙)

だから私は、今がさほど「よし、今がチャンス!」とも思えなくても、思い立ったら動いてしまいます。

(あ、でもこれって、「性急すぎる」という私の欠点にもつながっちゃうのかな^^;熟慮が苦手なんです…!)

 

いずれにせよ、後から「あのとき保育士試験受けとけばよかったな~」と思うかもしれない可能性をつぶせたことは、自分にとってはよかった、と思うことにしています。

今より若いときはない。

 

それでも、やっぱり、資格は資格でしかない

当たり前だけど、保育士資格を得たからといって、育児スキルが急にいきなりつくわけではありません。

 

育児経験はあるとはいえ、実践経験があるわけではない私。

すぐに働くのも、いきなり担任というのも難しい話。

まだまだ、ほんとに入り口に立ったばかりなのではあります。

 

以前、ブログに書いたこと。

子どもを育てる人、現役のママ・パパや、プレママ・プレパパ、子どもにかかわりたいと希望している人が、

自由に保育士の勉強をすることができて、資格に挑戦できて、資格を持つことが可能な世界はどうだろう。

そういう人たちが少しずつでも、どういう形でも、保育園での保育にかかわることができたら、現在の保育の状況というのは、改善するのではないかな。

 【意志表明!】保育士試験を、目指してみます。 - 明日も暮らす。

保育士資格を得たからといって、すぐに子どもや、現役のママ・パパや、プレママ・プレパパにかかわれるわけではありません。

そういう場を持とうとしない限り。

現実の自分の生活で考えると、まだ未就園児の息子もいるし、そういう場を作るのは、まだ難しそう。

でも、勉強会をするとか、講座を開くとかは、そういう学びの場が好きなので、どういう形でかは未定だけど、いつかはやってみたいな、と思っています。

 

保育士証は、大事に棚にしまいました。

いつかこの証書が、働くときに必要になる日が来るとしても、来なかったとしても。

この保育士証は、この資格を得るためにがんばった日々が私にあったことをこれからも証明し続けてくれる、大切なものだなと思います。

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今日もいい一日になりますように!

 

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