おはようございます。
梅つま子です。
大学院生だったころ、愛用していたペンがあります。
それは、4色ボールペン。
・黒
・赤
・青
・緑
この4色が入っているペンです。
大学院生だった私は、
- 自分の論文にも引用できるくらい大事なところ、普遍的に大事なところ→赤
- 筆者の主張として大事なところ→青
- 疑問や、面白いと感じたところや、考える種がありそうなところ、自分とは考えが違うところ→緑
というようにしてメモを取ったり、アンダーラインを引いたりしておりました。
参考にしていたのは、こちらの本です。
というわけで我が家には、たくさんの4本ボールペンと、その替え芯があります。
それはもう、ドン引きするくらい、たくさん。
私の愛用は、「ゼブラ 4色ボールペン サラサ4 」です。
しかし、大学教員を辞して以来、
4色ボールペンの活用場所がない。
黒でいい、むしろ黒だけがいい!と思うようになってしまって。
何しろ今の私といったら、論文を書かないどころか、読まないし、ちょっとしたメモすらほとんど取らないんですもん。
先日、娘の学校で学級懇親会があったとき、
このペンを持っていったのですが、
記名をする段になって、
「黒が出ない…!」と気づき、
緑で名前を書く羽目になりそうでした。
(顔見知りの方がいて、「ごめん、私のペン緑しか出なくて…」と言って借りました。お恥ずかしい…。)
4色ペンは、便利。
でも、替え芯をたくさん持ち、色を管理しなければならないのが、今となってはむしろ不便です。
ごめんなさい!
黒だけで…あるいは使うとしても、赤や青かな。
そして、各色が独立しているペンのほうがどうしても使いやすいです。
それに、指のあたるゴムの部分が劣化して、ちょっとべたべたしているような。
しょうがないですね。もう10年くらい使っているんですもん…。
全部まとめて捨てようか?とも思ったけど、
ちょっと未練が。
「英語の勉強も始めたし、もしかしたら使えるかも?」なんて。
そう思う心が、シンプルライフを阻害している気がするけど、
それも「私」なんですよね。
以前は、ぎりぎりまで、文字がカスカスになるまで使っていたけど、
残りインクが少ないものは、替え芯を思い切って「大人替え」しました。
最後に思いっきり使って、
やっぱりちょっと今の生活スタイルには合わないなと思ったら、
お別れのとき、かな。
決して嫌いになったわけじゃないんだけど、生活が変わって、愛用しにくくなったアイテム。
今後のお付き合いをどうしようかなって…考えてます