おはようございます。
梅つま子です。
昨年秋に、5歳娘と一緒に始めた習い事、空手。
娘とそろって、このたび「昇級試験」に挑戦してきました…!
習い事「空手」のこれまでのいきさつ
女子が武道をするのって、いいなあ。
体を自由に使えるようになり、健康に強くなってほしい。
元気が有り余ってるから、発散させたい。
月会費もお安め、通える範囲。
そして、はてなブログのイクオさんところのナツオくんみたいに、学校のほかにこんな場所を持てて、心身ともに鍛えていけたら最高じゃないの…!
…と思って、娘を連れて空手教室に行ったのが始まりです。
最初は、緊張感に圧倒されたのか、娘もグダグダしてしまって、きちんと練習に参加できず、
「ママもやろうよ~」
「ママが隣にいないとできない~!」
なんて言うんで、私も一緒にやってみたら、これまた楽しくて。
ピリッと張り詰めた空気の中で、「エイ!」って声を出しながら、突きだの蹴りだの繰り出すの、めちゃくちゃ楽しいんですわ…。
空手教室に行く前はどんよりしていた気分も、嘘みたいにさっぱりします。
あまりにもよくって、「娘の心が折れないように」という名目で、私も一緒に入会してしまったのでした…!
昇級試験ってこんな感じ
年に2回の昇級試験。
前回の昇級試験は、11月にありました。
このときは、まだ入会間もなかったので、受験資格がなく、私達母娘は見学。
普段、付き添いの親は、教室の後ろでパイプ椅子に座って見学できるのですが、昇級試験は保護者完全NGの中、始まります。
教室に着いたその瞬間から試験は始まっている。
いつもは和気あいあいとした雰囲気だけど、この日ばかりはピリピリしています。
きちんと空手衣を着てくることはもちろんのこと、
- 中に着るのは白いTシャツ(半袖のみ可)
- 帯は自分で結ぶこと
との連絡が。
緊張感しかありません!
級の低い子(白帯)から順番に呼ばれていき、指定の型(かた)を披露します。
このとき、当たり前ですが、周りを見てはいけない。
教えるのもいけない。
私語厳禁!てやつです。
長い待ち時間の間、娘がちらちらと私を見て何か言いたげにしてくるもんで、口の前に一本指を立てて「シ…!」とするので精一杯でした。
いざ、昇級試験
名前を呼ばれ、ひとりひとり、前に出て行きます。
教室に入ったばかりの、無級で白帯の人から順番に、色帯の人たち、そして黒帯へ。
そう、…入ったばかりで無級で白帯、ということは、まさに娘と私のこと。
娘がいきなり最初に呼ばれ、不安な面持ちでトコトコ前に出て行く娘。
その組の最後に、私が呼ばれました!
先生の指示で、礼をし、型の名前を告げて、その後は自分のペースで、型を披露していくことになります。
ほんとうに短い、1分になるかならないかくらいの時間です。
めちゃくちゃ緊張しました…!
あまりの緊張に、覚えてきた型の手順が吹っ飛びそうになり、間違えそうになりましたが、どうにか冷静を保って、最後まで。
自分としては、まずまずの出来でした。
途中、娘の様子が、ものすご~く気になったけど、そこはもちろん、見ることはできません。
先生が気を遣ってくださったのでしょう、私と娘を、お互いに一番離れたところで演技させてもらえてよかったです…。
終わって、自分の場所に戻るとき、娘が「うまくできたかなっ?」と独り言をいい、いつも一緒に練習しているお友達が「しー!」と言ってくれたのが印象的でした。
そう、いくら緊張から開放されたといっても、私語厳禁ですからね。
あとは、ほかのお兄さん・お姉さんの型を見学しながら、発表を待つのみ。
5ヶ月前、初めての試験(見学)のときには、どの子を見ても、「すごいな。ほえ~」としか思わずにいましたが、さすがに空手歴半年ともなると、わかってくることがありました。
突きの気合がすごいなとか、迫力があるなとか。
技と技の連続がとてつもなく滑らかだなとか、勢いがあるのに、止まるべきところはきちんと体を止めているなとか。
どんな子にも、個性がある。
そして、やっぱり、そのなかでも目を引くようなすばらしい型を披露する子がいるんです。
いつかあんな演技ができるようになりたい!と思うくらい。
時間と空間を支配するような、魅了する演技について考える、いい時間でした。
昇級試験、当日の裏話
私語厳禁の昇級試験です。
冗談じゃなく、脅しじゃなく、ホントに私語厳禁でして!
小学生って私語しがち。
うっかり私語しちゃった子がいまして。
先生「今しゃべったの誰?ちょっと名前控えるから」と…!
試験の点数に反映されたみたいです。この厳しさ…!
おお…と思いつつ、「この厳しさを、社会人にならないうちに、小学生のうちから経験できるってありがたいことだな」と感じた次第です。
それから試験当日、こんなこともありました。
一人の子は、申し込み(昇級試験の受験は、親が事前にメールで申し込む必要がある)をせずに当日、いきなり受験しに来たんですね。
先生がその場で、親御さんに電話をし「申し込みがありませんでしたが、今日、お子さんは教室に来ています。昇級試験、受けさせていいですか?」と確認。
「こうしないと、『うちの子は、受けさせたつもりありません!』という親がいるんですよ…。試験を受けて、その子は昇級したけど、親は『受けさせていません』と言い張るので、認定証代と、帯代は先生が払いました」とのエピソードを話してくれました。
なんという…!
「子どもを習い事に通わせる上での親のあり方」、「先生(コーチ)への態度、関係性のあり方」について考えさせられる出来事でした。
そして…結果!
すべての人の演技が終わり、しばしの待ち時間のあと、先生から、結果発表!
緊張でドキドキの中、娘の名前が呼ばれ…!そして、私の名前も呼ばれ!
9級に合格しました!
そりゃもちろん、空手歴半年の5歳(と39歳)が受ける試験なので、技のキレや正確さをとことんまで見る試験とは違うかもしれない。
けど、いくら白帯が受ける試験とはいえ、たとえば頭が真っ白になって途中で動けなくなって演技を中断してしまえば、さすがにどんなおまけをしたって、合格にはさせてもらえないと思うんです。
今回受けた試験でも、3名の子が残念な結果で、「受ければ誰でも合格する」というものではないという厳しさを教えてもらえました。
もしかしたら、ちょっと怪しいところがあった…かもしれない。
けど、まずは入り口に立てたということで、基本の基本はできるようになった、ということだと理解して、ますます精進するしかない!
これからもっともっと上達の伸びしろはあるはず(5歳も、39歳にも)!
そして!次回からは白帯ではなく、黄色帯を結べることになりましたー!!!
憧れの色帯ー!!!!
うれしいです!
さらにうれしいこと
娘のお友達が、空手を始めることになりました。
娘が幼稚園で空手の話をしていたところ、お友達が「私もやりたい!」と言い出してくれたそう。
お友達は、空手と、同じく気になっていたバレエも見学して「空手にする」と決めてくれたそうで。
娘とお友達は、お互い思いあう”親友”なのだそう(娘談・笑)です。
残念なことに、学区が違って小学校は離れてしまうことがわかっているので、彼女と学校以外のつながりが持てて、この先も週に1回会えるのはすごくうれしい。
どうもですね、芯の強さというか、骨のある感じというか、その子と娘、すっごーく似ているんです(どこか繊細さがあるところも…!)。
育児してて、初めて「このお嬢さん、うちの子と、似てる!!」と思えたお子さん。
その子のママさんと、何度となく話してきました。
「ふたりの性格、似てない?!」
「だいぶ…頑固寄り…だよね…^^;」
「私たち夫婦のどっちにも似てないんだよね~」
「うちもだよ~!!!」
「性格って…いったいどこから来るんだろうね…(汗)」
娘の性格に対する印象も似てる。
ゆえに、悩みも似てる!
なので私も、幼稚園のほかに習い事というつながりができたのはうれしい!
きっと、2人が一緒に練習したら、きっと強くなる気がするんだな。
私も一緒に練習するのが超楽しみです!!
「最近ママ弱くない?」と言われないように、私もめちゃめちゃがんばらなきゃ。
そして、そのうち、お友達のママさんも「一緒にやらない?」って誘うんだ~。
ふふふ…。
この先の見通し
10年やるつもりで始めた空手。
このまま続けていけたら、黒帯…も、いつか目指せるのかな。
ただ、この先続けていくなら覚えなければいけない型が、めちゃくちゃ難しそうなんですわ!!!
見てるだけなら、自分もできるのではないかと勘違いできる、それが型。
しかし、覚えようとすると、手も足も出なくて固まってしまう、それが型。
40代にやりたいこと、大きな宿題だな~。
楽しんでやります!
終わりに
ほんとに続けられるのかな~、と思いながら、初めて見学した日から半年。
娘と一緒に楽しく、無事に続けられていることに感謝して。
これからも空手の道を、自分たちなりに進んでいけたらいいなと思っています
押忍!
これからは、黄色帯、結ぶんだ…!!!
楽しみすぎる!
▼娘と同じ習い事を始めることになった話
▼習い事検索サイト・コドモブースターで「お住まいの地域」+「空手」で検索されてみてはいかがでしょう
今日もいい一日になりますように!