こんにちは。
梅つま子です。
図書館で借りて、大人のADHDの本を読んでみました。
以前から、「私って大人のADHDかも」と思うところがあったのです。
最新版 よくわかる大人のADHD(注意欠如/多動性障害) 司馬理英子 主婦の友社 2017年02月02日頃 売り上げランキング :
|
自分が感じている、自分のADHDっぽさ
- 空気が読めない
- 気が散漫になりやすい
- マルチタスクになりがち
- (↑その一方で)没頭しやすい
- 思考があちこちに飛びやすい
- 人前で話すことが苦手
- 思いついたことを口にしてしまいやすい
などです。
やっていることに集中していたかと思いきや、ふと別のことがしたくなって、
別のことをして、またさらにそこから違うことを思いつき…。
そんなことの繰り返し。
ADHDとは?
英語だと、
Attention-Deficit Hyperactivity Disorder。
注意欠陥・多動性障害と訳されています。
私が読んだ本によると、
ADHDとは、不注意、多動性(落ち着きがない)、衝動性(待てない)の3つの症状を持つ発達障害の一つです。
・不注意
ケアレスミスが多い
いつも探し物をしている
整理整頓が苦手
すぐに気が散る
集中力が持続しない
・多動性
じっとしていられない
落ち着きがない
すぐ席を立ってウロウロしてしまう
手や足をいつもそわそわ動かす
イスの上で体を動かす
静かにしているのが苦手
・衝動性
順番を待てない
せっかち
おしゃべり
友達にちょっかいを出す
『最新版 よくわかる大人のADHD(注意欠如/多動性障害)』(p.18-19)
最初から、当てはまることがアリアリです…。
本書によると、
子どものときにADHDであった人の3分の1程度は、思春期頃までにはその症状がなくなっており、3分の1の人は多少症状が残るものの、それほど目立たなくなります。
なのだそうです。
やはり教育のなせる業でしょうか。
私も一応、教育を受けてきた大人で、
「その場における不適切な振る舞いかどうか」は、
最低限、わかるようになっているので(たぶん…)、
ADHD的な行動は、「それほど目立たない」ことにはなっていると思います(たぶん…)。
会議中などは、
「あっっ。鍵、ちゃんとカバンにしまったっけ。確認したい…!でもちょっと今はさすがに中座できない…」
と思う意識が働きます。
これは私のことかも!と思ったのは、
家庭や学校など環境に恵まれ、本人の知的な能力も高いと、個性の範囲とされ、ADHDで困っているという自覚がない場合も多いものです。
私の小学校~中学校時代はADHDは知られていなかったのもありますが、
私自身、比較的、学力面で問題になることが少なかったため、
(高校の数学・物理は除き…)
「つま子は落ち着きがないよね」程度で済んでいた気がします。
自分の困り感
自分で自分のことをどれくらい困っていたか、今困っているかというと、
自分ひとりで過ごすぶんには、「まあそれほどでもないかな」って感じです。
よく物をなくしますが、昔からなので、
「あーまた私、やっちゃった」程度です(反省しろ)。
最近もこんなことがあったし…。
ただ、こと、「対 子ども」に関しては、
「私が自分らしさを全開に発揮していると、お母さんとしてよろしくない」
という実感を、すごくすごく得ています。
(そしてそのことが、私をとても苦しめる。)
本書にもありました。
全般的に家庭生活をよくやっている人でも、こと子どもとの関係になると非常に困難が生じるということも実際には多い
そう。夫と2人で暮らしているぶんには。
自分が自分の好きに暮らしていいのなら。
問題になってなかったところなんです。
「自分らしさ」を、守りにくくなっている
子どもの世話をしなくていいなら、問題にならなかった部分が、
今、超問題になってる…。
って感じなんです。
子どもを持つ前だったら許されたこと、何なら、ほめてもらえたことが、
子どもを持つと、NG行動になっている。
思いつきで、知らない駅で途中下車したり。
心行くまで調べて、論文を書いたり。
没頭することが大好きな私、
ブログも大好きな趣味だけど、
今すぐこれを書きたい!!
ってことが、子育てをしていると、「今すぐ」書けません。
どれだけの思いが、文字になることなく沈んでいったことだろう。
さびしい。
「自分が面白いと思うことをまずやりたがり、面白くはないけれど必要な作業を後回しにしがち」。
— 梅つま子@月経カップとシンプルライフ (@umetsumako) December 22, 2020
大人のADHDの本読んでたら出てきたこの言葉は、まんま私のこと。
こういう性質が育児を難しくしてるんだよね🤔
この話、たぶんまた続きます。
今日もいい一日になりますように!