明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

自分のことをちょっと笑って、それから前に踏み出す。『チーズはどこへ消えた?』

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おはようございます。

梅つま子です。

 

年末からの読書で、『チーズはどこへ消えた?』を読みました。

20年以上前に出版された本です。

 

 

よかったんで、オーディオCDまで買いました。

 

このところイギリス英語、しかも児童文学に慣れていたので、

アメリカ英語がめちゃくちゃ読みやすく感じて、それもよかったです。

やっぱり私が勉強してきたのってアメリカ英語だったんだよなーと思った。

 

これ、非常に短いストーリーです。

登場人物は、2匹のネズミと2人の小人。

いつもの場所にあったいつものチーズがなくなってしまい、

さあどうする!

ネズミたちは、持ち前の行動力(深く考えない、という長所でもある)を発揮して、

すぐさま新しい場所を探索に行くけれど、

人間のほうはいろいろ考えてしまって動き出せない…というお話。

 

変化にどう対応するか、ということがテーマです。

 

例のごとく、日本語と英語と両方買って読みました。

英語で読むよさは、日本語だとスルッと読み飛ばしてしまうところを、

英語だと引っかかるので、立ち止まることができます。

 

たとえば、英語で読むと「laugh at」という表現が目に留まりました。

 

Finally, one day Haw began laughting at himself.

"Haw, haw, look at us. We keep doing the same thing over and over again and wonder why things don't get better. If this wasn't so ridicuous, it would be even funnier."

(『Who Moved My Cheese?』p.43)

ついにある日、自分をあざ笑いたくなった。「ホー、おまえは何をしてるんだ。繰り返し同じことしかしないでおいて、事態が好転しないのを不思議がるなんて、ほんとにどうかしている」

(『チーズはどこへ消えた?』p.37)

 

He laughed and anounced, ”It's... Maze... time!"

(『Who Moved My Cheese?』p.45)

彼は笑って宣言した。「いよいよ迷路に出発だ!」

(『チーズはどこへ消えた?』p.39)

 

という具合に。

自分のことを笑う、というのは、なかなかできにくくて、

一定の距離を置いて自分のことを見る勇気が出たときにようやくできることなのかも。

 

変化なあ。

状況が変わってすぐは、変化したことを認めにくいものだと思います。

まさに私だって、妊娠、退職、出産の怒涛を、

数年かけて体得してきた気がする。

そして乳幼児期は時期的にも短いので、

自分の心がようやく自分に届くようになったとき、

子どもははるか向こうを行ってて、

私が見てるのって残像かもなって感じることがある。

 

あと、この本に出てくるホーという小人は、

何かにつけて気づきを壁に書いちゃう人なんですね。

いいなあと思います。

そのときそのときの感慨をメモにしておくこと。

そこまででわかったことをメモしておくと、

後からも振り返りやすい。

そこから派生させてまた考えを発展させていくこともできる。

 

私は手帳に思ったことを何でも書き留めることにしているので、

この習慣をこれからも続けよう、と思いました。

 

チーズはどこへ消えた?

スペンサー・ジョンソン/門田美鈴 扶桑社 2000年11月30日頃
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by ヨメレバ

 

Who Moved My Cheese?: An A-Mazing Way to Deal with Change in Your Work and in Your Life (English Edition)

 

つま子

年始の読書にもぴったりの本だと思います☆

 

今日もいい一日になりますように!

 

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