明日も暮らす。

明日も暮らす。

シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

仲間に声をかけられて、もう一度「研究」をすることにしました。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

退職する前は、教育研究機関に勤めていた私。

当時は、1年に1,2本、研究論文を執筆する生活を続けていました。

退職し、いわゆる学術研究からは遠ざかった日々を送っていましたが、このたび、また「研究」をすることになりました!

 

 

アイデンティティは「研究者の卵」だった私

大学院生のときに研究に目覚め、「研究」って楽しい!と、憑かれたように研究をしておりました。

やっていたのは、こういう作業。

図書館に通い、資料を検索し、コピーをとり、 データを取り、文字起こしし、ファイリングしした資料に、線を引き、引用し、論文にまとめ…。

来る日も来る日も、これを熱心にしていたんです。

この一連の作業を愛しまくっていた私は、自分のことを語るときに「研究者の卵です!」と、嬉々として言ってましたっけ。

 

もう、一生分の「図書館に通い、資料を検索し、コピーをとり…」をやりつくしてしまったんだと思います。

図書館に通い詰めたり、研究室に閉じこもったりして研究することは、もうないだろうな。

つま子

もう、研究職のポジションに就くことはないだろうとも思っています。

でも、研究をやっていたことは私の血肉になっていて、こうやって毎日ブログを書いている生活は、「あのころ」とどこかでつながってます。

読んでいた学術図書は、生活・暮らし系の本に置き換わり。

データを見るのではなくて、自分のことや自分の子どもたちを見るようになり。

研究室ではなくて、家にいる人になったけど。

読むものや対象、場所が変わっただけで、やってることはあんまり、「研究者の卵」時代と変わらないなと思っていました。

 

またやらない?と声がかかって

7年くらい前から、大学院の同期の仲間ふたりと、小さな研究グループを作っていました。

研究グループといっても、同期なので、会えばお互いの近況報告をして、楽しくおしゃべりをします。

 

この仲間の一人から、

「また、私たちで何か書きませんか?」

と声をかけてもらいました。

 

うれしい、と同時に…。

また研究ができるものなのかなあ、と半信半疑にもなり。

 

「自分の状況をお話しすると、夫が異動で激務になり、なかなか時間がとりにくいところはあります(汗)

なので中心になってデータまとめたり、分析するのは現実的ではないかも。」

 

と。

なんか今思うと自分にしては珍しく、後ろ向きな感じで返信しちゃいました。

そしたら、

「ただ私がみんなで研究したかっただけだから、忙しかったら大丈夫だよー。

このテーマで書くのが私らしいかなって思って、あとまた集まりたくて声をかけた次第です」

と言われたんです。

 

なんだかすごく癒された

やさぐれてしまうと、こんな気持ちがあるんです。

もう何のポジションにもない私みたいな人と付き合っていくメリットってない。

業界の最新情報が手に入るわけでもないし。

人脈をつないでおくために役に立つわけでもない…。

 

研究をしていた数年間で買い集めた学術書の数々も、どんどん断捨離したし、もう研究に後ろ髪引かれているつもりもない。

それなのに、研究のことで声をかけてもらうと、なんだか、自分の一部がすごく大事にされたような気がする…!

 

すごく変な例えだけど、捨てようとしていた大根の葉を、

「それ捨てないで!刻んで炒めてご飯にかけたらおいしいのよ!」

って言われているような。

つま子

自分自身が見限ろうとしているものを、誰かが拾って使ってくれようとしている嬉しさ

そんなわけで「できないかも」と答えたのに、「みんなで研究がしたい、また集まりたい」と言われたら、完全にほだされました!

 

近況報告会みたいな、同窓会みたいな、打ち合わせへ

まずはとりあえず集まって打ち合わせしよう!ということに。

夫が休みの日に、単身で行くことにさせてもらいました。

娘が、「ママと一緒に行きたい」と言っていたのですが、さすがに打ち合わせへの同行は無理なので、苦肉の策で、ぬいぐるみの「りんちゃん」を預かることにしました。

「そうか、りんちゃん持っていけば、ママも私のこと思い出せるもんね^^

と。

納得してくれてよかった…!

 

というわけで、途中でときどき、写真を撮って送りました。

おなかがすいているりんちゃん。

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サラダを食べるりんちゃん。

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ピッツァのりんちゃん。

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食後のモンブランまでしっかり食べるりんちゃん。

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 夫のLINEに送っていたのですが…ただのおいしいもの自慢みたいになってしまいました。

つま子

ごめんね、時間くれてありがとう…

数時間の「おしゃべりミーティング」で、どんなデータを取るか、どんな先行研究をあたるか、今後の工程、役割分担…おおまかなところを決めることができました。 

 

出会ってからは、もう15年くらいの付き合いになる、研究仲間。

お互い大変な時期もあったけど、顔を突き合わすと研究しておしゃべりして、なんだかんだ、乗り越えてきたんだなと思います。

 

今、心を悩ませていることも、お互いありはするけど、たぶん次に会うときにはきっともうそれを乗り越えていて、また新しい何かに取り組んでいて…。

 

「これからも私たちは、どうにかやって、なんとかなっていくんだろうなと思えるのでした。しみじみ」

とLINEを送ったら、

「何とかなると思ったら、何とかなるもんさあ~」

という言葉をくれました。

 

うん、何とかなる! 

つま子

というわけで、せっかく動き出した研究なので…、仲間と一緒に、形にしたいと思います!

 

▼別の仲間と読書会もしました▼ 

www.tsumako.com

 

▼読書会で読んだ本▼

www.tsumako.com

 

▼時々更新している自己紹介記事▼

www.tsumako.com

 

今日もいい一日になりますように!

 

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