おはようございます。
梅つま子です。
先日購入した鉄分摂取グッズ「てつまる」のレビューです。
「てつまる」とは
お店のサイトから引用します。こんな商品です。
商品仕様
●材質:鉄リング(特殊バレル研磨仕上げ)
●サイズ:外径70mm/内径60mm
●重量:48g(外装袋含む)
●原産国:日本製(燕三条)
●製造元:新潟県三条市 星三製作所てつまる 鉄分摂取用調理補助グッズ 【送料無料】
商品の特徴
●簡単に使える鉄分供給グッズです。
●水や料理の中に入れると鉄分が溶け出し鉄分補給が出来ます
●御飯・味噌汁・煮物・漬物等の中に入れてご使用下さい
●取り出しやすいリング形状です
●溶け出した鉄分により血液の浄化・貧血の防止等が期待できます
気になるのが、「いったいどれくらいの鉄分が摂れるんだろう」ということ。
アマゾンのサイトには、こうあります。
溶出試験溶液調整条件/4%酢酸(常温24時間) : 試験方法/原子吸光光度法 : 結果/鉄分溶出量15.1ppm : (財)日用金属製品検査センター 調べ
私、ガチガチの文系なので…これを読むと頭が「???」なのですが…。
つまり、
「1リットルのお酢に24時間つけたときに、15.1mgの鉄分が溶出した」
ということなのだと思ってるのですが…合っていますか?!教えてください詳しい方!!
4%の酢酸というのは、酢にはそれくらいの酢酸が入っているみたいなので、「つまりお酢だろう」と判断してます
ほんとに鉄分を摂取できるんだろうか
では、「てつまる」を1リットルのお湯に10分程度つけたときに、どれくらいの鉄分が溶出するのか。
そして、それを飲用したとして、どの程度の鉄分を摂取できるのか。
さらに、それは、一日の摂取推奨量のどれくらいを満たしているのか。
この3つの問いを明らかにしたいところですが…私にはわかりません!!!
ちなみに成人女性(生理がある人)の鉄分の摂取推奨量は、10.5~11.0mgとされています。
それのどれくらいが、「てつまる」によって補えるのかなあ。
わからないことだらけではありますが、参考になりそうな以下の論文を発見。
今野暁子・ 及川桂子(2003)「調理中に鉄鍋から溶出する鉄量の変化」『日本調理科学会誌』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1995/36/1/36_39/_pdf
これによると、
「調味料に食酢を添加すると、鉄溶出量は増加する」
「鉄鍋で調理した食物中の鉄含量はステンレス鍋で調理したものに比べて多い」
「鉄鍋、鉄びんから溶出した鉄の78~98%が吸収されやすい2価鉄である」
との研究結果が明らかになっています。
そして、
「調理における鉄鍋の使用は生体利用性の高い鉄摂取量を増加させ、貧血改善に有効であることを示唆する」
と結論づけられています。
このことから、私が文系頭でも理解できるのは、
「お湯に入れて沸騰させても15.1ppmの鉄分溶出量は期待できない」
「だけど、普通にお湯を沸かして飲むよりは鉄分(しかも、吸収されやすい2価鉄)が摂れるんだろう」
ということです。
雑な結論
私の場合、
「どうせ朝はお湯を沸かす」
「てつまるを使うことは苦にならなそう」
「健康診断で特にヘモグロビンの値は低くないが、てつまるをつかったくらいじゃ鉄分は過剰摂取になることはなさそう」
ということから、導入してみることにしました。
ようは、
「なんか面白そう。ちょっとやってみたい。ワクワク」
なのです!
実物はこんなものです
ちょっとポップな外装です。
血液の浄化…何をもって浄化というのかはわかりません…。
サイズはこれくらい。
チップスターのフタとほぼ同じですね。
それにしてもピカピカです。ステンレスみたい。
見た目ステンレスみたいだけど、そこは鉄。
しっかり、サビるんだそうです。
私はお湯を沸かすときに利用しようと思っていますが、
「ご飯、味噌汁、煮物、漬物の中に入れてご使用下さい」とあります。
ネットの情報によると、ナスの漬物のときにぬか床に入れると、ナスの皮がきれいに発色するのだとか。
黒豆を煮るときにも使えるとのこと。
あとは、アサリの砂抜きにも使えるらしい。試してみたいですね。
握ると握力アップに?!
(こういう使い方は推奨されていません。)
お湯を沸かすときに使います
これも、自分で勝手に考えてやっていることなので自己責任の話ですが、てつまるの吊り下げには、無印のS字フックを使ってみました。
ケトルのふちに小さいフックをかけて使ったところ、てつまる本体の半分くらいしか水につかりません。
大きいフックを使うと、全体が入ります。
しかし、フック自体も水につかるので、これをどう考えるかは自分次第でしょうか。
沸かしているところ。
ちなみに私は、ayakoさんのやり方を踏襲して、アーユルヴェーダな白湯の沸かし方を実践しています。
10分間沸騰させっぱなしです。
朝の筋トレタイム(ちょうど10分)を利用しています。
で、てつまるをケトルのフックに引っ掛けて、10分沸騰させてみました。
てつまるはもちろんのこと、フック自体も熱くなっているので注意。
フックを引き出すためのフックが必要ですね。
取り出してみると…。
てつまる、錆びてる!
てつまる、鉄だったんだ!
ステンレスじゃなかったことが証明されました。
そして、お湯。
ほんのり黄色っぽく色づいています。
そして味は…鉄っぽいかなと思ったら、ぜんぜん鉄くさくないです!
どちらかといえば、まろやかで飲みやすい。
後味がやわらかい。
実はその昔、茶道を習っていたことがあるのですが(突然の暴露)、そのときの感じを思い出しました。
鉄釜で沸かしたお湯の感じがしました。
話はてつまるに戻って。
さらし布で拭くと、多少、サビつきは取れました。
が、その後使用を重ねていくにつれて、ピカピカにはならなくなってきました。
においをかぐと、公園の鉄棒のにおいがします。
結論:てつまるを今後も使います!
今後も、てつまるを使うことにしました。
その理由は、以下の3つ。
1.なんか体によさそう
いったいどれくらいの鉄分が摂取できているのか不明ではあります。
でも、体によさそうなことをしたいお年頃の私なのです。
2.なんか楽しい
めんどくさかったら話は別なんですが、フックにかけていつもどおりお湯を沸かし、お湯が沸いたら取り出して拭くだけです。
ちょっとした、朝の儀式みたいな。
これなら続けられそう。
3.美味しい
なんか体によさそう、なんか楽しい、というあいまいな理由が続きましたが、「美味しい」!
これは自分にとって確かなことでした。
積極的に飲みたいと思える味でした。
というわけで、これからもてつまるは使い続けていく予定です。
しばらく使った後のてつまるの変化や体調など、気づいたことがあればブログでご報告したいと思います。
楽しい健康習慣が好き!
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この手の商品って、たいていアマゾンのほうが安いのですが、今回に関しては最安値は楽天でした!
(2019年11月10日現在)
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今日もいい一日になりますように!