おはようございます、梅つま子です。
ぬか漬け生活、その後の記録です。
今月、「冷蔵庫に入れないスタイル」で、ぬか漬けを始めました。
その後、調子に乗って、あんなもの、こんなものを漬けております。
ごぼう
さっとゆがいたごぼう。
ぬか漬け×胡椒×カンタン酢が合うな、と気づいて、たっぷりカンタン酢にひたして食べました。
いってみました。
これは鄙びた(ほめ言葉)ごちそうですな!
正直言って、ごぼう買ったの、ものすごーく久しぶりです。
だって子どもも食べる野菜ではないし。
でも、こうしたらめちゃめちゃおいしくて、なんとワタクシ、ごぼうを1週間で2回買いました。
歯ごたえがたまらないし、こうやって食べると、酸味とほのかな甘みで、なんだかカリカリ梅みたいな味がするんです。
梅好きにはたまらんです。
キャベツ
一枚一枚漬けるようなまだるっこしいことはやってられないので、くし切りにしました。
半日漬けたら取り出して洗い、韓国のりのふりかけにまぶして食べたら、これまた居酒屋メニューの完成!
韓国のりふりかけ。
これがあると、娘のご飯が進みます。
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アボカド、そしてゆで卵
慣れてきたので、ちょっと変わったものもチャレンジしてみようと思いまして。
しょっぱさと、複雑な香りが、いい感じになじんでいます。
このふたつ、ぬか漬けが合うー!
上から塩やらしょう油やらをかけるより、美味しいと感じました。
アボカドは柔らかいので、ぬか床でぐちゃっとつぶさないように要注意です。
大切に拾い上げるような感じでやんわりすくいます。
ぬか漬け野菜は、納豆に合うだろうな、と思ったので試したもの。
納豆に、スライスしたアボカドとごぼうを。
ネバネバ好きにはたまらないだろうと思われます。
こうなってくると、納豆ももはやご馳走。
あ、アボカドとごぼうに味がついているので、納豆のたれは不要です。
この辺で完全に調子付いてきたワタクシ、アボカドとゆで卵が美味しいなら、と思ってやってみたもの。
それは…。
厚揚げ、そして手羽中
厚揚げは、稲垣さんのおすすめ。
手羽は、「ぬか漬けは、ソーセージも美味しい」という声を聞きまして、思い切ってやってみました。
肉も問題あるまい!
ちなみに厚揚げは買ってきたそのままを。
手羽は、フライパンで上下を焼いて火を通して、油と水分をキッチンペーパーでざっとふき取ったものを、冷ました後で入れています。
半日して取り出したものが上の写真。
そして、グリルで5分ほど。
こんがり焼けました。
ホーローバットの上にアルミホイルを敷いて焼いています。
このまま食卓に出しちゃいましょう。
いただきまーす。
手羽はもう手でつまんで食べればいいかと。
これがまた…!
うまいのなんの!
これ、料亭の味!
「…っかー、んめー!」
「酒だ酒ー!」
と言いたくなるおいしさ!(何者?^^;)
あーこれは、ノンストップのやつですね。
ちょっと豆板醤とか、ちょっとポン酢とか垂らしても、最高ですね。
ぬか漬けよ…!
あなたはなぜにこうも、お酒に合うものばかり作れてしまうんでしょう。
鶏モモ
手羽と同じ要領で、鶏モモいってみました。
両面しっかり焼いて冷まし、油と水分をキッチンペーパーでぬぐったチキンソテーを、ぬか床にもぐりこませます。
半日から一日くらいです。
こちらも、ぬか床から取り出したら、グリルで5分です。
厚揚げと一緒に食べました。
粒マスタードと合う!美味しいですねえ…!
ちなみに、厚揚げ、手羽、鶏モモは、ぬか床から取り出したあと、濡れた手で糠をぬぐってからグリルで焼いてみました。
洗い方によっては、水っぽくなるのでご注意。その場合は、水分をふき取るのが良いかもしれません。
こんなごはんになりました。
ぬか漬け、ご飯に大活躍です。
これはある日の私のお昼。
■ 鶏モモ
■ 厚揚げ
■ 大根(ぬか漬け)
■ カレー
そしてこちらは、夫のお昼。
■ ピーマンのせ厚揚げ(ピーマンもぬか漬け)
■ ひじき入りにゅうめん
■ たらこのせごはん
いずれも、ぬか漬けがなかったら、かなり寂しい!
あっという間に、なくてはならない存在になりました。
意外だったのが、夫も、ぬか漬けわりと好きみたいだったこと。
男性は、ぬか漬け苦手なひとが多いイメージだったのですが、出せば食べました、うちの夫は。
あまり味にうるさくないタイプではある(笑)
彼は野菜をたくさん食べたいひとなので、ぬか漬け生活は彼にも受け入れられそうでよかったです!
ぬか床は、確かに、お抱えシェフです。
稲垣えみ子さんが、ぬか床を「お抱えシェフ」とおっしゃるの、わかりました。
↓この本です。
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だって、この味は、私が作り出した味ではない。
味の予想がつくようで、つかない。
「誰か自分以外のひとが作った料理」って感じなんですよ。
単調な味じゃないし、塩分量や水分量、野菜自体の味によって、毎日ちょっとずつ出来上がりが変わるので、なんだか、即興のジャズみたいです。
ぬか床に食材を入れるのは、まさにお抱えシェフに託している感じ。「味付けお願いしますよー」って感じです。
注意点としては、前もって頼まないといけないのがね。
当たり前だ
野菜たちが自動で漬かっててくれないかなあ…と思うくらいのズボラですけど、明日の楽しみのために、夜寝る前にせっせと仕込もうと思います。
というわけで、すっかりぬか漬けのとりこになっている梅つま子でした。
今日もいい一日になりますように!