おはようございます。
梅つま子です。
夏休みの終わりに、鴨川シーワールドに行ってきました。
我が家の旅行先として、鴨川シーワールドは定番です。
一番最初に行ったのは、まだわが子がひとりしかいなかった2015年の3月でした。
(息子が誕生するのは2016年10月)
休みのたびに行っているような気がしますが、
2019年に予約したときはコロナで行けなかったので、
最後の鴨川シーワールドはこのときになるみたいです。
2018年か。5年前ですね。
5年前の記憶がしっかりあるようで、
娘はとってもとっても楽しみにしていました。
慣れたところに行くというのは、期待もある程度高くなるということでもあり、
・エイの餌やり体験に参加したい
・シャチショーでは水しぶきを浴びたい
などのはっきりした娘の希望をかなえるべく、炎天下を走り回りました。
朝ご飯もそこそこに、シーワールドのゲート前で、
「エイの餌やりチケット購入のための優先チケット*1」を得るために並ぶ。暑い。
シャチショーでは水しぶきを浴びたい娘のために、3列目に陣取る。
45分待ち、歓声を上げて喜ぶ娘の隣で、
限界までうつむいて、重い塩味の水の塊を頭で受ける。暑い、重い。
なんだろう…もう授乳期は終わったのに、
まだ授乳している気がする、血液を生で授乳している気がする!
きっと、(行動を共にする友達感覚としては)私のことはそのうち必要としなくなるんだろうけど、
よくわからんが恒星が最後に強く輝くといわれるように、今ものすごく必要とされている気がする。
ありがたくもしんどいことよ。
例のごとく鴨川シーワールドホテルに泊まったのだけど、
シャチショーのポンチョは、
翌日も使うかと思って、ホテルのお風呂で洗って干して乾かした。
350円の節約のために。そして環境のために。
そしたら翌日は、「ママ、今日はシャチショーはもういいかな」って言うんだもの。
あら、そしたら洗って干さなくてもよかったね?
いいんだ、いいんだよ。君が心残りなく楽しめるためにこの旅行に来ている。
気持ちが変わることはあるよね。
でも、
キレイに洗いきれたわけじゃないけど、ぴっちりたたみきれたわけじゃないけど、
リュックサックの中に入れたこのポンチョ、
「水をよけられればなんでもいい」という人に譲りたいくらいだった。
(が、それもできず園内のゴミ箱に捨てて帰ることになってしまった。)
子どもが楽しめるように、を心がける旅行は、気を張っているので、
いろんなことを考える。
ベルーガショーでは、「ベルーガは脂肪がついているけど美しいなあ。機能的な脂肪は美しいのかなあ」と考え、
バイキングでは、「痩せている人は食べるものを見ても納得だなあ。エフォートレスとは絶え間ない努力を払うことか。エフォートの身体化」と考える。
せかせかといろんなことを考えた。そしてノートに書き付けた。
ノートを持っていってよかった。せめて頭の中だけは自分のもの。
考えることを楽しめた。
それにしても、ホテルの鏡で見る自分の肉付きよ。
体感体型と現実体型はなぜこうも違うんでしょうね。
現実は厳しいけど、いつもと違う場所での鏡が映す自分というのは貴重である。
体感では、自分の脇腹になぜあばらが浮いていず、贅肉が浮いているのか不思議でたまらないのだが(日々、こんなに苦しい汗をしぼっているのになあ?)、
現実が現実なので、体感が幻ということだろう。
こうして合宿ぽい1泊2日は、何とか終わった。
それにしても、お金のことをいうのは無粋だけど、
2015年のときの旅行は大人2名と1歳児1名で、
合計23,400 円だったのですよ。
1才は無料だったのですね。ありがたかった。
だけどそのときはそんなものと思うから、数年後の旅行がどうなるかなんて想像もついていなかった。
子どもは1人から2人になるし、未就学児から小学生になるし、
「幼稚園の休みの日に合わせて行く」なんてことができないから、
夏休みど真ん中の、一番高い時期に行くことになる。
そうなるとどうなるか?
今回2023年、ハイシーズン真っ只中の大人2名、小学生2名による旅行は、
63,648円でありました。
あわわ、3倍近い!家族旅行の現実を思い知らされた!!
しかも今回のプラン、私も当日まで気づかなかったのだけど「1泊朝食付」という名前だった。
え、ということは夕飯がつかない…?
チェックインしたときに「では大人2名、子ども2名のホテルバイキングをつけたいのですが…」とお尋ねすると、
大人は5,500円、子どもはその7割のお値段とのこと。
3倍近い、どころの話じゃなかったよ。2015年のプランは夕食までもカバーしていたのにな。
今回、2万円のお食事の出費が加算される、のはちょっと涙目になってしまうので、
慌てて近隣のお食事できるところを調べて、
こちらでイタリアンをいただきました。
ロッソ・ビアンコ (ROSSO BIANCO) - 安房鴨川/ヨーロッパ料理 | 食べログ
大人も子どもも美味しく食べられてよかった!
かつて旅行というのは、
もっと行き当たりばったりに、気楽に、自分の都合で楽しめるものであったけど、
今回の旅行の緊張感よ。
楽しかったけど、その楽しさというのは、もうちょっと複雑味のある楽しさ。
子どもが見たかったこと、経験したかったことができてよかったな、
無事に元気に行ってこられてよかったな、って、
あら、自分の中に校長先生がいるよ、という気持ち。
お値段のことを書いてしまったけど、
大好きな鴨川シーワールドがこれからもずっと存続できるといいので、
子ども達が望む限り、これからも行けるといいなあ。
鴨川シーワールドの職員さんや生き物たちが安心して暮らせるといいと思う。
また会う日まで、大好きなイルカたち。
ふるさと納税でもシーワールドチケットが手に入るみたいです!
私達がいつも泊まる鴨川シーワールドホテル。
車なしの子連れでも安心して泊まることができるのは、
ホテル併設で送迎バスがあるこのホテルがあるから。
今日もいい一日になりますように!
*1:ちなみにチケット購入を確約するものではない。が、運よく目当てのチケットは買えた。