おはようございます。
梅つま子です。
掃除や片付けは苦手分野です。
どちらも、必要に駆られてやりますし、
スッキリすれば気持ちがいいのはわかっているんですけれども、
積極的にやりたいものではない。
2年ほど前には、
一日15分かけて!と意気込んでいたのですが。
悪いアイディアじゃなかったけれど、
広い家じゃないので、引き出しもそのうち尽きてしまいましてね。
わかりやすく「掃除しなきゃいけない、ぐちゃぐちゃの引き出し」がとりあえずなくなってしまうと、
やる気も急速にダウンしていきましたっけね…。
どうしたらいいんだろうかな、私の掃除のやる気スイッチを押すには。
「私ばっかりが汚してるわけでもないし」
「家族のものはむやみにいじれないし」
「他にやらなきゃいけないことは山ほどあるし」
掃除のやる気スイッチの、かたいことかたいこと。
押せないように何重にもプロテクションがかかってますね。
そうならそれで仕方ない。
どういう仕組みなら、自分の気持ちがちょっとでも動くのかを、
実験しながら探っていくまでです。
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今読んでいるこの本によると、
「起こる確率の高い行動は、起こる確率の低い行動を強化する(p.130)」らしい。
それならば、
私は朝5時に起きるようにしているので、
5時に起きて、着替えたり音読したりしている行為の合間に、
「ついで」でできることを探してみよう。
早起きや英語の音読は、ほぼミスなくできている習慣です。
言ってみれば、起こる確率の高い習慣。
そこに「片付け・掃除」を抱き合わせてみます。
でも、基本的には気が進まないことだから、
「ついで」にこだわってみます。
自分が「ついで」と感じられることだけ、する。
音読の時間はしっかり確保する。
やりたいことは確保した上で、
自分のエネルギーをたくさんは費やさないで、
「まあ、これくらいならやってもいいかな」、と思えることだけします。
クラシック音楽なんかを聴きながら
洗面台を拭くのは、問題ない。むしろ気分がいい。
このまま、蛇口もいける。
床は?床もいける。
でもちょっと待て、そろそろ子どもを起こさなきゃいけない時間も迫ってきた。
そろそろ音読もしたい。
ここまでにしておこう。
「ついで」で確保できる時間は、
日によって、気分によって、まちまちです。
それでも、「ついで掃除」をできるならしよう、
と心がけてみると、洗面所がキレイ。
やってなかった時期とは全然違います。
特に隅っこがキレイ。
普段の掃除では床の掃除機かけを中心に、
どうせやるときにやるけど、
ついで掃除は、普段の掃除で目が行かない、
細かいところを掃除しがちなので、効果が目立ちます。
ちょっとの時間、労力しかかけてないわりにはやった価値が大きい、
コスパのいい掃除といえそうです。
そして「ついで掃除」というアイディアができると、
「ここも掃除してみるか」という気持ちにつながります。
たいした時間がかからない、やめたかったら途中でやめていい、
できるところまでで、という気分が根付いているので、
気楽に取り掛かれます。
やる気スイッチを押そうとするよりも、
押さないでもできるだけの、しんどくない掃除がいいみたいです。
ぴかぴかじゃなくても、ちょっとキレイかもしれない、くらいでいいんじゃないでしょうか
今日もいい一日になりますように!